きょうの不登校セミナーで感じたこと
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2017年7月10日 (月) 15:04時点における版
きょうの不登校セミナーで感じたこと
本日の不登校セミナー(トカネット)は珍しかったです。
基本的には不登校の親の会ですが異色の参加者がいました。
引きこもりの時期を含む8年をかけて某大学に入った男性。不登校、過食、うつなどを経験した女性。
2人から体験談を聞かせてもらいました。
詳しくは書けませんが二人の話しともすごくよかったです。
自分のそれぞれの時期の状態を客観的に話せるようになっていることが特に印象的でした。
そうなるまでの過程をとばさないでおきたいものです。
私が感じたのは不登校状態になったときの周囲の人からのアドバイスです。
これは出席された親の話しにあったものです。
支援するとした人からの“させられ体験”がその後、別の支援をおそれるときがあります。
支援は、伴走の形や、「場をつくること」がいいのではないか。
どうするのかは本人の課題でしょう。
成長の過程を通らないで支援者が大事と思うことを“指導する”と、当事者には“させられ体験”になりやすいと思います。