心配性
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2017年6月28日 (水) 21:08時点における版
心配性
成功する人は心配性ポジティブシンキング(プラス思考)でいる方が仕事・物事はうまくいく、そう思ってはないだろうか?
松下幸之助、スティーブ・ジョブズ、イチローも実は心配性だった。
逆に言えば、心配性だからこそ、大成功できた。
かんき出版は、書籍「成功する人は心配性」を6月19日から全国の書店・オンライン書店などで発売する。
著者は脳神経外科医の菅原道仁。
実は、成功する人ほど「心配性」でいつも不安を感じているもの。
大きな仕事や業績を残したいわゆる成功者と呼ばれる経営者、スポーツ選手、アーティストなど、著名人の多くは、病的なまでに心配性の人が多いという。
つまり、「心配性であることは、成功するための条件」というくらい大切な要素となっている。
数々の研究でも、「心配性の人はIQが高く、クリエイティブだ」ということが証明されているという。
知性に秀でているからこそ疑問が生じ、不安になる。
目端が利くのは頭がいい証拠。
また、不安を強く感じやすいからこそ、それを払拭するための「豊かな想像力」と「処理能力」が養われるのだ。
心配性な人に「一歩踏み出す力」が備われば、それは成功への扉がおのずと開かれる。
本書では、「一歩踏み出す力」を身につけ、成功に結び付けるためのテクニックを提示している。
前半では、“踏み出せない人が陥りやすい考え方の癖”を分析し、視点を変えるいくつものコツを提案。
後半では、様々なトラブルを未然に防ぐための“日常に潜むヒヤリ・ハットを収集・分析する方法”や、心配性の人の特性である頭の良さと、SNSアプリ「LINE」を組み合わせる不安を払拭する方法など、具体的で斬新な方法を紹介する。
最後に、心配に関する名言を紹介。
「パラノイア(病的なまでの心配性)だけが生き残る」 アンドリュー・グローブ(インテル初代CEO)、「経営には病的なほど心配性であることが必要」 大塚実(大塚商会創業者)、「社長は心配するのが仕事だ」 松下幸之助(パナソニック創業者)。
心配は決して悪いことではない、むしろ心配を持たない人は成功しない!ぜひご一読あれ。
〔財経新聞(久保圭大郎) 2017年6月19日〕