帝王切開
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計画的に行われる予定帝王切開は小児喘息のリスクと関係する可能性があることを示唆する研究結果が、イタリアのグループによりAm J Epidemiol(2017; 185: 465-473)に発表された。<br> | 計画的に行われる予定帝王切開は小児喘息のリスクと関係する可能性があることを示唆する研究結果が、イタリアのグループによりAm J Epidemiol(2017; 185: 465-473)に発表された。<br> | ||
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2017年5月10日 (水) 22:34時点における版
帝王切開
予定帝王切開が小児喘息と関係する可能性
計画的に行われる予定帝王切開は小児喘息のリスクと関係する可能性があることを示唆する研究結果が、イタリアのグループによりAm J Epidemiol(2017; 185: 465-473)に発表された。
同グループは、1996~2006年に登録された欧州9地域の出生コホート6万7,613例を対象に、分娩法と5~9歳時の小児喘息との関係を検討した。コホート全体の帝王切開率は9.4~37.5%だった。
解析の結果、自然経腟分娩と比較した喘息の補正リスク比は予定帝王切開が1.33(95%CI 1.02~1.75)、緊急帝王切開が1.07(同0.94~1.22)、経腟器械分娩が0.97(同0.84~1.12)だった。
正期産児では、予定帝王切開による喘息リスクが特に高かった(補正リスク比1.49、95%CI 1.13~1.97)。
〔メディカルトリビューンウェブ 2017.04.21【海外短報】編集部〕