ほぺたん食堂
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常総市の食堂は2か所目で、JA常総ひかりやJA全農いばらきなどから食材の支援を受けて、子供100円、大人300円で食事を提供している。<br> | 常総市の食堂は2か所目で、JA常総ひかりやJA全農いばらきなどから食材の支援を受けて、子供100円、大人300円で食事を提供している。<br> | ||
'''□貧困対策から'''<br> | '''□貧困対策から'''<br> | ||
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同年、内閣府主導で官公民の連携・協働プロジェクト「子供の未来応援国民運動」が始動。<br> | 同年、内閣府主導で官公民の連携・協働プロジェクト「子供の未来応援国民運動」が始動。<br> | ||
同ネットワーク事務局は現在、全国各地で約200か所の子ども食堂を把握する。<br> | 同ネットワーク事務局は現在、全国各地で約200か所の子ども食堂を把握する。<br> | ||
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〔◆平成29(2017)年2月20日 読売新聞 東京朝刊〕 <br> | 〔◆平成29(2017)年2月20日 読売新聞 東京朝刊〕 <br> | ||
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2017年3月8日 (水) 22:47時点における版
ほぺたん食堂
所在地 | 茨城県常総市 |
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TEL | |
FAX |
子ども食堂 地域で運営 農協が食材提供、学習支援も =茨城
◇深層
県内でも、無料や低価格で食事を提供する「子ども食堂」を、ボランティアで運営する動きが増えている。
核家族化や共働きの増加などで子供を取り巻く環境が変わりゆく中、子育て支援の新たな形として注目されている。
ただ、食堂運営には課題も多く、関係者は模索を続けている。
□にぎわう食卓
2月10日夕方。
この日オープンした常総市の「ほぺたん食堂」で早速、近所に住む3~12歳の子供約15人が地元住民やボランティアのスタッフと並んで座り、夕食のカレーやエビフライをほおばった。
総勢約40人での食卓。
男子児童(11)は「大勢でわいわい食べるのは楽しい」と満足げで、スタッフの上方孝子さん(57)も「子供からお年寄りまでみんなに来てほしい」と笑顔を見せた。
いばらきコープ生活協同組合(本部・小美玉市)は昨年5月、下妻市社会福祉協議会とともに下妻市に1か所目の「ほぺたん食堂」を開設。
常総市の食堂は2か所目で、JA常総ひかりやJA全農いばらきなどから食材の支援を受けて、子供100円、大人300円で食事を提供している。
□貧困対策から
「こども食堂ネットワーク」(東京都)によると、子ども食堂開設の動きは2015年頃から全国的に広がり始めた。
子供の貧困率増加なども背景にある。
同年、内閣府主導で官公民の連携・協働プロジェクト「子供の未来応援国民運動」が始動。
同ネットワーク事務局は現在、全国各地で約200か所の子ども食堂を把握する。
本県でも16年に急増し、現在20か所近くあるとみられる。各食堂の目的は貧困対策や子供の居場所作りなど、地域の事情によって様々。
取り組みに賛同する地元の農家が食材を提供したり、住民や大学生が宿題を手伝ったりする例もある。
□真の支援は?
子ども食堂は、家庭の状況に関係なく幅広く参加者を募っている。
茨城保健生活協同組合が運営する「にこにこ食堂」は昨年7月、水戸市城南に開設され、地元の小学校にチラシを配ってきたことで、きょうだいや親子連れで食堂を訪れる事例が増えてきた。
ただ、にこにこ食堂の理事、岡部佳代子さん(63)は「食堂を本当に必要とする子供はもっといるのではないか」と自問している。
表面的に子供を見るだけでは、貧困の実態は分かりにくいからだ。
岡部さんは「子供に満足に食べさせてあげられていないと感じる親は、負い目を感じ、逆に食堂に来ることに二の足を踏むのかもしれない」と語る。
プライバシーの壁もあり、学校関係者はそうした情報を提供するのが難しいのが実情だ。
いばらきコープの市原るり子理事(51)は「各食堂間のみならず、今後は教育や福祉などの行政担当者との情報共有も重要になってくる」と話した。
〔◆平成29(2017)年2月20日 読売新聞 東京朝刊〕