カマクラ「風の谷」
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2017年2月20日 (月) 17:40時点における版
カマクラ「風の谷」
不登校の子どもの親の会、「カマクラ『風の谷』」を紹介します。
この活動は、1986年、鎌倉在住の母親たちが「登校拒否を考える会 カマクラ」を発足させたのが始まりでした。
これとは別に、長谷にあった子どもの居場所「風の谷」が閉鎖されるのを機に、その親たちが「風の谷の親の会」を作りました。
1992年、この二つの会が合併し、「カマクラ『風の谷』」として新たな一歩を踏み出しました。
「不登校は子どもとその家庭の個人的個別的な問題ではなく、社会的な問題である」と捉え、社会との関わりの中で不登校を考えています。
「子どものことは子どもから学ぶ」「学校へ行くか行かないかは、子どもが決める。不登校は子どもが選んだひとつの生き方である」を基本としています。
そして、親たちが安心して話せる「親の居場所」となり、子どもと共に大人も自由に生きていけるようにと願ってきました。
親の気持ちが楽になれば、子どもの辛い気持ちも和らいでいくからです。
全国にある親の会とつながり、子どもに関わる問題、教育に影響をもたらす社会の変化や、世界の動きにも関心を持ちながら、月1回の例会・通信発行・講演会などを行っています。
現在、鎌倉市には不登校の子どもたちが小・中学校合わせて約130人います。
一人で悩まず、子どもの不登校を経験した親たちと話してみませんか。
【問い合わせ】 NPOセンター鎌倉 電話60-4555
〔広報かまくら 2017年2月15日号〕