障害者の水泳指導
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2017年2月15日 (水) 18:43時点における版
障害者の水泳指導
所在地 | 徳島県徳島市 |
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ミャンマーで障害者に水泳指導 徳島市の豊田さん
日本水泳連盟上級コーチの豊田寛(ゆたか)さん(68)=徳島市南末広町=が、ミャンマーで身体に障害がある水泳選手をボランティアで教え、レベル向上に貢献している。
長年の経験を生かした指導は記録アップにつながっており、2020年東京パラリンピックでのメダル獲得を目指す選手たちは自信を深めている。
豊田さんが主に教えているのは、ミャンマーのナショナルチームに選抜されている17~32歳の男性7人。
腕や脚に障害があり、うち3人は車いすが欠かせない。
豊田さんは国際協力機構(JICA)のシニア海外ボランティアとして昨年7月末に現地入り。
9月からは最大都市ヤンゴン郊外にあるトレーニング施設のプールで週5日、ミャンマー語の会話集を片手に朝夕2時間ずつ練習をみている。
当初はビート板すらない環境だったが、JICAが購入した補助用具を使ってフォームを矯正し、スプリント力を上げる練習を増やした。
その結果、11月上旬にあった国内大会で全員の記録が向上。
50メートル自由形で4秒縮めた選手もいた。
ミャンマーはパラリンピック水泳でメダルを取ったことがない。
リオデジャネイロパラリンピックの100メートル背泳ぎで8位に入ったアウン・ミエ・ミヤさん(23)は
「練習はきついが、自分の泳ぎに自信がついた。東京パラリンピックに出場し、豊田さんの前でメダルが取れるよう頑張りたい」と意気込む。
豊田さんはインストラクター歴約30年。
徳島市の県立障がい者交流プラザやフィットネスクラブ「ハッピー徳島」で、障害者に水泳を教えてきた。
長年培った経験で人助けをしたいと、JICAのボランティアに応募した。
18年7月まで滞在し、選手の強化に尽くす。
「みんな人懐こくて、練習も一生懸命。ミャンマーでの暮らしを楽しみながら、選手たちの力を伸ばしたい」と話している。
〔Web徳島新聞 2月10日)〕