自立生活センター富士
(版間での差分)
2017年1月18日 (水) 15:40時点における版
所在地 | 静岡県富士市 |
---|---|
TEL | |
FAX |
周辺ニュース
ページ名自立生活センター富士、静岡県富士市、パンくず(障害者の周辺ニュース)
障害者視点で差別解消へ 富士で地域フォーラム
障害者への差別解消に向け、討論も行われた地域フォーラム=12日午後、富士市のロゼシアター
昨年4月に施行された障害者差別解消法への理解を深めてもらおうと、内閣府と県、富士市は12日、同市のロゼシアターで地域フォーラムを開いた。
取り組み報告や討論を通し、誰もが安心して暮らせる社会づくりを訴えた。
全国15カ所で実施するフォーラムで、県内外の福祉事業関係者ら約300人が参加した。
取り組み報告で県障害者支援局の高橋良武局長は、県議会2月定例会に提案予定の県障害者差別解消条例案の概要などを説明。
地元事業所の富士急静岡バスと自立生活センター富士は合同でバリアフリー講習会を行った実践例を紹介した。
3氏が登壇した討論では、富士聴覚障害者協会の鈴木礼子女性部長が「見ず知らずの人から無視されたと勘違いされ、いきなり怒鳴られた」と体験談を披露した。
同市のサポートセンター「ほっと」の田尻ゆき相談支援専門員は「障害者も両親を亡くした直後や子育て中など、一人一人で環境が異なる。相手の視点に立った助言が重要」と訴えた。
千葉県茂原市の中核地域生活支援センター「長生ひなた」の渋沢茂所長は障害者差別解消法の趣旨を「単純に言えば『自分がやられたら嫌なことは、相手にもやらない』ということ」と指摘。障害者に対する一層の理解を求めた。
〔◎静岡新聞NEWS 2017/1/13 〕