きょうされん
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きょうされんでは、「50歳を過ぎても高齢の親に依存する実態を解消し、経済的自立を進めるため、障害基礎年金など所得保障制度の拡充が必要」としている。<br> | きょうされんでは、「50歳を過ぎても高齢の親に依存する実態を解消し、経済的自立を進めるため、障害基礎年金など所得保障制度の拡充が必要」としている。<br> | ||
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2016年11月10日 (木) 21:51時点における版
きょうされん
所在地 | 東京都 |
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TEL | |
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40代障害者 親と同居半数 低収入、自立生活困難に
障害のある人は、40代の5割、50代でも3割弱が親と同居していることが、障害者福祉施設の全国組織、きょうされん(東京)の調査で分かった。
約6割が年収100万円以下と、家族に依存して暮らす状況が浮き彫りになった。
調査は障害者総合支援法に基づく福祉サービスの利用者に対し、2015年7月から16年2月までにファクスと郵送で行い、1万4745人から回答を得た。
障害の内訳(重複あり)は、知的65%、身体27%、精神25%、発達7%、難病1%など。最高齢は92歳。
「誰と暮らしているか」(複数回答)には、55%が「親」、23%が「きょうだい」と答えた。
グループホームや入所施設で暮らす人は「友だち」にカウントし、28%だった。
親と暮らす人を年代別に見ると、40代前半以下は5割を超え、50代前半で35%、同後半でも19%だった。
親依存の背景には低収入などの経済的困難がある。
調査では生活保護受給者を除く回答者の61%が年収100万円以下(年金、手当などを含む)だった。
さらに98%が「ワーキングプア」と呼ばれる同200万円以下で、障害がある人の自立生活が難しい実態が明らかになった。
きょうされんでは、「50歳を過ぎても高齢の親に依存する実態を解消し、経済的自立を進めるため、障害基礎年金など所得保障制度の拡充が必要」としている。
〔◆平成28(2016)年8月30日 読売新聞 大阪朝刊〕