音威子府村立おといねっぷ美術工芸高等学校
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道内で最も人口が少ない上川管内音威子府村は、奨学金を呼び水に介護や医療現場の人手不足解消を目指す。<br> | 道内で最も人口が少ない上川管内音威子府村は、奨学金を呼び水に介護や医療現場の人手不足解消を目指す。<br> | ||
4月から保健師や看護師などを目指して大学、専門学校などに進学する人に最高で月5万円を給付する制度を始めた。<br> | 4月から保健師や看護師などを目指して大学、専門学校などに進学する人に最高で月5万円を給付する制度を始めた。<br> |
2016年9月6日 (火) 20:53時点における版
音威子府村立おといねっぷ美術工芸高等学校
所在地 | 北海道音威子府村 |
TEL | |
FAX |
道内で最も人口が少ない上川管内音威子府村は、奨学金を呼び水に介護や医療現場の人手不足解消を目指す。
4月から保健師や看護師などを目指して大学、専門学校などに進学する人に最高で月5万円を給付する制度を始めた。
大学や専門学校などの卒業後に村内の医療、福祉施設に就職すれば1年たつごとに奨学金1年分の返済が免除される。
地元のおといねっぷ美術工芸高の卒業生だけではなく、村外の高校出身者でも受けられる。
村は給付型奨学金の導入と合わせて、雇用の場も充実させる。
7億2800万円を投じて、高齢者に住まいと医療介護サービスを提供する複合施設を造る。
既存の村立診療所は看護師の確保が課題になっている。
今のところ奨学金への申し込みはないが、村住民課は「若者が住みたくなるきっかけにして、人口減を防ぎたい」と意気込む。
奨学金制度を利用して若者の定着を狙う自治体は過疎地以外にもある。
旭川市は来年度、大学や専門学校などを卒業して旭川の民間企業に就職する人を対象に、貸与型奨学金の返済額の半分を補助する制度を始める。
日本学生支援機構の第一種奨学金を借りている人が対象で、旭川出身者でなくても構わない。
市経済総務課は「進学後に札幌や東京で就職する人は多い。若い人に旭川に定着してほしい」と話している。
〔2016年5月26日・貧困ネット、平成28(2016)年5月16日 北海道新聞 朝刊全道〕