川口こども食堂
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2016年8月19日 (金) 21:07時点における版
川口こども食堂
ネットで資金を集めるクラウドファンディング(CF)の利用も目立つ。
埼玉県川口市の「川口こども食堂」はCFで48万円を得た。食材は寄付でまかなえるが、公民館の使用料やチラシ代、絵本などを保管する倉庫代がかさみ、月2千円余り足りないためだ。
CFで目標の1・2倍を集めたが、佐藤匡史(まさし)代表(43)は「CFのお金が尽きたら“閉店”というわけにいかない」と、オリジナルの文房具などを販売し、運営の足しにする計画だ。
食材の寄付や会場の無償提供など現金によらない支援も資金繰りを助ける。
食材の寄付は各地であり、「野菜はほとんど農家からもらっている」ところも。那覇市ではスーパーの丸大長田店が近くの食堂の希望する食材を無償で提供している。
琉球銀行は15団体に毎月1万円分の商品券や食材を贈っている。
〔2016年7月10日・貧困ネット、◆平成28(2016)年7月2日 朝日新聞 東京朝刊〕