カテゴリ:児童相談所・岐阜県
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+ | 相談対応として、在宅での面接指導が増加する一方、児童の施設入所や一時保護はほぼ横ばい。<br> | ||
+ | 県子ども家庭課は「児童虐待に対する意識の高まりが初期段階での相談につながり、相談対応件数が増えた」と分析している。<br> | ||
+ | 一方、家庭で養育が受けられず施設に入所したり、里親に委託されたりした児童が施設職員や里親らから虐待を受けたとの通告は5件あった。<br> | ||
+ | うち2件で実際に虐待があり、女子中学生が性的虐待、男子児童が身体的虐待をそれぞれ里親から受けたという。<br> | ||
+ | 相談支援体制を強化するため、社会福祉法人が運営する「児童家庭支援センター」が今月、高山市山田町に新設された。<br> | ||
+ | 子ども相談センターの補完拠点で、県内4カ所目。県は今年度中に中濃圏域への設置も目指す。開設すれば県内全5圏域で支援センターが整うという。<br> | ||
+ | 〔2016年6月16日・貧困ネット、平成28(2016)年6月9日 毎日新聞 地方版〕 <br> | ||
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2016年6月21日 (火) 22:00時点における版
児童相談所・岐阜県
周辺ニュース
◆児童虐待:昨年度相談1018件 県センター過去最多 /岐阜
県内5カ所の「県子ども相談センター(児童相談所)」が対応した児童虐待の相談件数が2015年度、前年度比2・2%増の1018件に上った。
3年連続で過去最多を更新し、統計を取り始めた1990年度以降初めて1000件を突破した。
県子ども家庭課によると、虐待種別は「言葉の脅し」や「無視」など心理的虐待が最も多く、369件で全体の36・2%を占めた。
身体的虐待349件▽育児放棄281件▽性的虐待19件――と続いている。
虐待を受けた子どもの年齢構成は小学生が380件で最多。
次いで「3歳~未就学」の222件、「0~3歳」177件、中学生175件など。虐待者は実母が606件、実父が322件となっている。
相談対応として、在宅での面接指導が増加する一方、児童の施設入所や一時保護はほぼ横ばい。
県子ども家庭課は「児童虐待に対する意識の高まりが初期段階での相談につながり、相談対応件数が増えた」と分析している。
一方、家庭で養育が受けられず施設に入所したり、里親に委託されたりした児童が施設職員や里親らから虐待を受けたとの通告は5件あった。
うち2件で実際に虐待があり、女子中学生が性的虐待、男子児童が身体的虐待をそれぞれ里親から受けたという。
相談支援体制を強化するため、社会福祉法人が運営する「児童家庭支援センター」が今月、高山市山田町に新設された。
子ども相談センターの補完拠点で、県内4カ所目。県は今年度中に中濃圏域への設置も目指す。開設すれば県内全5圏域で支援センターが整うという。
〔2016年6月16日・貧困ネット、平成28(2016)年6月9日 毎日新聞 地方版〕
周辺ニュース
◆児童虐待相談 1000件超す 3年連続 最多更新=岐阜
昨年度、県内5か所の県子ども相談センター(児童相談所)に寄せられた児童虐待の相談件数が、前年度比2・2%増の1018件に上り、1990年度の統計開始以来初めて1000件を超えたことが、県のまとめで分かった。
過去最多の更新は、3年連続。県子ども家庭課は、「児童虐待に対する県民の意識の向上で、初期段階での通報が増えたことや、全国共通ダイヤル(189)の運用開始が件数増加につながった」と分析している。
虐待の内訳は、暴言を浴びせるなどの「心理的虐待」が最も多く、369件と全体の36・2%を占めた。
次いで、「身体的虐待」が349件、食事を与えないなどの「ネグレクト(育児放棄)」が281件だった。
虐待を受けた年齢構成別では、小学生が380件で最多。
次いで、「3歳~学齢前児童」が222件、「0~3歳未満」が177件と続いた。
県は、虐待が疑われる際の速やかな相談を呼びかけている。
相談は、全国共通ダイヤル「189」で受け付けている。
〔2016年6月7日・貧困ネット、平成28(2016)年6月1日 読売新聞 中部朝刊〕
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