通信制高校と連携校の平易な説明
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2015年6月1日 (月) 19:24時点における版
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通信制高校と連携校の平易な説明
〔2015年6月・仮置き、松田武己〕
通信制高校と連携校の種類をより正確に分類しますので、それぞれの教育機関を平易に説明します。
法令上の定義ではなく概略を理解するための説明であり、また法令では定められていない仕組みも同様の説明を試みました。
通信制高校の平易な説明
通学を基本とするのではなく、主に自学自習による学習と年間20日ぐらいの通学(スクーリング)と学習成果を評価する試験により、単位認定する高校教育機関です。
通信制高校が広がった背景には、サポート校、全日型通信制高校や、通学型通信制高校が生まれたことが関係します。
通信制高校学習センターの平易な説明
私立の広域通信制高校が採用する方法です。高校の認可登録は本校で取得しますが、校舎を各地に置きます。この各地に置いた校舎が学習センターです。サポート校とは違います。
通信制高校協力校の平易な説明
主に公立通信制高校にあるものです。学習の場は公立高校が土日曜日などの休日を使います。公立通信制高校の本校が地理的に遠い等の理由で同一の道県の他の公立高校を利用します。教員は本校から巡回してくる、本校所属であるが協力校専属になるなど、都道府県で違いがあるようです。
NHK学園高校は公立高校ではありませんが、類似の方法をとっています。必ずしも公立高校ではなく私立高校を協力校にすることもあります。
技能連携校の平易な説明
通信制高校の普通科目以外の技術や特化した普通科目を学習する教育機関です。通信制高校にも学席がなくては高校卒業にはなりません。
看護師養成学校などでは2年制の教育機関もあり、高校卒業には通信制高校の本校で普通科目の単位取得が必要であり、合計では3年以上の学習期間が必要です。
通信制高校サポート校の平易な説明
通信制高校と連携し、在籍する生徒の通常の学習活動を本校とは別の校舎で行なう場所がサポート校です。教員は基本的には本校の教員とは別です。カリキュラムも別になっている所がありますが、単位認定・卒業資格は本校が行ないますので、カリキュラムは本校の承認が必要です。
通信制高校サテライト教室の平易な説明
厳密な意味ではサポート校と同じですが、規模の小さいものをサテライト教室ということがあります。