Interview:君が代の強制的な斉唱
(版間での差分)
(ページの作成:「'''君が代の強制的な斉唱'''<br> 卒業式などで君が代を強制的に斉唱させることについてどう思いますか。<br> 〔2012-05〕<br> 強...」) |
|||
17行: | 17行: | ||
初句が『君が代は』となるのは、藤原公任の『和漢朗詠集』(1018年ごろ)からである。」<br> | 初句が『君が代は』となるのは、藤原公任の『和漢朗詠集』(1018年ごろ)からである。」<br> | ||
祝い歌として受け継がれればよかったものを国歌にされ、いささかもみくちゃにされている感じがします。 <br> | 祝い歌として受け継がれればよかったものを国歌にされ、いささかもみくちゃにされている感じがします。 <br> | ||
− | |||
[[Category:ザインタビューズ4|しゃかいもんだい]] | [[Category:ザインタビューズ4|しゃかいもんだい]] |
2013年12月27日 (金) 00:13時点における版
君が代の強制的な斉唱
卒業式などで君が代を強制的に斉唱させることについてどう思いますか。
〔2012-05〕
強制はいけません。
君が代は日本が周辺諸国に侵略戦争をしたときの象徴になりました。
その意味で歴史的に侵略のイメージを持ちました。
このイメージには根拠があります。
多数の人が賛成している、法律で決めたからイメージが消滅するのではないです。
そういう人が君が代斉唱に反対する、少なくとも自分は歌わない自由はあってしかるべきものと思います。
ですから強制はいただけません。
わが君は千代に八千代にさざれ石のいはほとなりて苔のむすまで
『古今和歌集』巻第7・賀歌の最初の「題しらず、よみ人しらず」の和歌です。
延喜5年(905年)勅令により壬生忠岑、紀貫之など4名が撰進、完成させました。
窪田章一郎(早稲田大学)・校注、角川文庫によると
「小岩が厳に成長する話は中国の『西陽雑爼』にもあり、すべての物は成長すると考えた古代人の思想である。
初句が『君が代は』となるのは、藤原公任の『和漢朗詠集』(1018年ごろ)からである。」
祝い歌として受け継がれればよかったものを国歌にされ、いささかもみくちゃにされている感じがします。