お答え:子どもの状態と意思を理解しながら進める―松田武己
(版間での差分)
(→子どもの状態と意志を理解しながら進める) |
|||
1行: | 1行: | ||
+ | {{topicpath | [[メインページ]] >> [[:Category:不登校・引きこもり質問コーナー|不登校・引きこもり質問コーナー]] > [[:Category:不登校の質問|不登校の質問]] > {{PAGENAME}} }} | ||
===子どもの状態と意志を理解しながら進める=== | ===子どもの状態と意志を理解しながら進める=== |
2017年7月11日 (火) 11:49時点における版
子どもの状態と意志を理解しながら進める
〔質問0392〕高校入学後すぐに不登校
4月に進学校といわれる私立高校に入学しましたが、1週間ほどしていかなくなりました。
いまは毎日、パソコンでゲームをしています。
転校したいのですが情報がありませんか。
ある父親からの問合せです。
〔お答え0392〕子どもの状態と意志を理解しながら進める
受け入れてくれる高校は多数ありますが、特別に大事なのは子どもの状態と意思です。
そこを見ない対応は空振りになるし、仮にその高校に行けても長続きしないでしょう。
それ以前に親子関係が上手くいかなくなるきっかけになりかねません。
子どもの状態はお母さんのほうがよくわかっています。
できれば近くの相談先にお母さんと一緒に行く、家族会に参加するなど子どもを基本的に理解するところから始めて、
対応策を考えるようお勧めします。
単純にゲームをやめさせる、取り上げるというのはいい結果になりません。
ゲームをなくしたら他の何かをするのではなく、することがない落ち着く方法がない、むしろイライラしてしまうことがあります。
〔2010年5月〕
回答者と所属団体
松田武己・不登校情報センター相談室