お答え:楽しいことをさせ働きたい意欲を高めるー赤沼侃史
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− | ''' | + | 〔質問040〕'''大卒後働き続けられない20代娘'''<br> |
− | + | 週1程度のバイトの20代の女子の母から。<br> | |
− | 「働く気になればいつだって働ける」「経済のグローバル化に加担したくない」など生意気なことを言っています。<br>いつもの昼間はよく眠り、夜は携帯電話をよくしています。<br>親として何かできることがあるでしょうか。<br> | + | 大学の卒業論文がうまくいかなかったのが直接のつまずき始めのように思います。<br> |
− | ''' | + | 大学は卒業しましたが、自信をなくしているのか就職活動は2、3社受けて採用にならず、あきらめました。<br> |
− | 女の子の言葉と違って、女の子は仕事に拒否反応を起こしています。<br>不登校の子どもが学校を拒否するのと同じ心の仕組みです。<br>女の子は働けないのですが、親のために無理をして週1回の仕事をして、それだけで疲れ切っています。<br> | + | 大学の先生のつてで障害者施設の週3回のアルバイトをし始めましたが2年ほどでした。<br> |
− | 仕事をする限り、それで女の子の意欲を全て使い果たしていますから、女の子の将来が開けてきません。<br>いまの親にしなくてはならないことは、女の子を安心できる状態で家においてあげることです。<br>常識に反しますが、女の子なりに楽しいことをさせて、働きたいという意欲を高めていく必要があります。<br>年齢的には大人ですが、心はまだ子どもですから、大人の常識が当てはまりません。<br> | + | その後、週1回ぐらいのバイトをしていますが自分の生活費にも窮しています。<br>自宅にいますので食事はできます。<br> |
+ | 「働く気になればいつだって働ける」「経済のグローバル化に加担したくない」など生意気なことを言っています。<br> | ||
+ | いつもの昼間はよく眠り、夜は携帯電話をよくしています。<br> | ||
+ | 親として何かできることがあるでしょうか。<br> | ||
+ | 〔お答え040〕'''楽しいことをさせ働きたい意欲を高める'''<br> | ||
+ | 女の子の言葉と違って、女の子は仕事に拒否反応を起こしています。<br> | ||
+ | 不登校の子どもが学校を拒否するのと同じ心の仕組みです。<br> | ||
+ | 女の子は働けないのですが、親のために無理をして週1回の仕事をして、それだけで疲れ切っています。<br> | ||
+ | 仕事をする限り、それで女の子の意欲を全て使い果たしていますから、女の子の将来が開けてきません。<br> | ||
+ | いまの親にしなくてはならないことは、女の子を安心できる状態で家においてあげることです。<br> | ||
+ | 常識に反しますが、女の子なりに楽しいことをさせて、働きたいという意欲を高めていく必要があります。<br> | ||
+ | 年齢的には大人ですが、心はまだ子どもですから、大人の常識が当てはまりません。<br> | ||
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2013年10月30日 (水) 00:58時点における版
楽しいことをさせ働きたい意欲を高める
〔質問040〕大卒後働き続けられない20代娘
週1程度のバイトの20代の女子の母から。
大学の卒業論文がうまくいかなかったのが直接のつまずき始めのように思います。
大学は卒業しましたが、自信をなくしているのか就職活動は2、3社受けて採用にならず、あきらめました。
大学の先生のつてで障害者施設の週3回のアルバイトをし始めましたが2年ほどでした。
その後、週1回ぐらいのバイトをしていますが自分の生活費にも窮しています。
自宅にいますので食事はできます。
「働く気になればいつだって働ける」「経済のグローバル化に加担したくない」など生意気なことを言っています。
いつもの昼間はよく眠り、夜は携帯電話をよくしています。
親として何かできることがあるでしょうか。
〔お答え040〕楽しいことをさせ働きたい意欲を高める
女の子の言葉と違って、女の子は仕事に拒否反応を起こしています。
不登校の子どもが学校を拒否するのと同じ心の仕組みです。
女の子は働けないのですが、親のために無理をして週1回の仕事をして、それだけで疲れ切っています。
仕事をする限り、それで女の子の意欲を全て使い果たしていますから、女の子の将来が開けてきません。
いまの親にしなくてはならないことは、女の子を安心できる状態で家においてあげることです。
常識に反しますが、女の子なりに楽しいことをさせて、働きたいという意欲を高めていく必要があります。
年齢的には大人ですが、心はまだ子どもですから、大人の常識が当てはまりません。
回答者と所属団体
赤沼侃史・子どもの心研究所(登校拒否研究室)