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カテゴリ:周辺ニュース

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===[[:カテゴリ:周辺ニュース|周辺ニュース]]===
 
===[[:カテゴリ:周辺ニュース|周辺ニュース]]===
ページ名 [[日光市子ども家庭支援課 子ども家庭係]] 栃木県日光市 (ヤングケアラー・栃木県、)<br>
+
ページ名 [[壱岐市の介護福祉]] 長崎県壱岐市 (家族ケア・長崎県)<br>
最近、新聞やテレビで「ヤングケアラー」という言葉を目にすることが多くなりました。<br>
+
'''壱岐市の介護福祉最前線 ~壱岐のケアニンネットワークの活動と役割~'''<br>  
しかし、改めてヤングケアラーは何かと問われると、まだまだ知られていないのが現状です。<br>
+
11月11日は「介護の日」です。<br>
今回の特集を読んで、「ヤングケアラー」についての理解と関心を持つきっかけにしてみませんか。<br>
+
この日は、介護についての理解と認識を深め、介護従事者、介護サービス利用者、そしてその家族を支援するとともに、利用者や家族、介護従事者を取り巻く地域社会における支え合いや交流を促進することを目的として制定されています。「介護の日」を迎えるにあたり、市の介護福祉の現状と未来についてお届けします。<br>
◆ヤングケアラーとは<br>
+
■長崎県事業・壱岐圏域介護人材育成確保対策地域連絡協議会(愛称:壱岐のケアニンネットワーク)とは?<br>
「本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っている子どものこと」をいいます。<br>
+
介護人材の育成確保に積極的に取り組む介護事業所や関係団体・機関がネットワークを構築し、情報や課題の共有、問題解決にむけた対応策の検討、地域における研修・相談の体制づくりなどをしています。<br>
◆「ケア」と「お手伝い」は違います<br>
+
○“ケアニン”とは?<br>
子どもが家事や家族の世話をすることは、「お手伝い」と同じだと考える人もいるかもしれません。<br>
+
介護、看護、医療、リハビリなど、人の「ケア」に関わり、自らの仕事に誇りと愛情、情熱を持って働いているすべての人を指す造語です。<br>
しかし、年齢や成長段階に見合わない負担や責任を負い、日常生活に支障が出るくらい長時間にわたる場合は、「お手伝い」という言葉では収まりません。<br>
+
■壱岐市の高齢者を取り巻く現状
家族の生命や生活に直結する世話などは「ケア」といえます。<br>
+
・令和5年9月末時点で、壱岐市の高齢化率(65歳以上の高齢者)は4割ほどです。<br>
◆ヤングケアラーの問題点<br>
+
・若い世代の多くが進学や就職などで「島外」に流失しています。<br>
ヤングケアラーは重い負担や責任を負うことで、学業に支障が出たり、体調不良になったり、友人関係が希薄になって孤立したり、目指す進路を諦めたりといった影響が出て、本来守られるべき子ども自身の権利を侵害されている可能性があります。<br>
+
・高齢化や慢性的な人材不足に悩む介護現場が多くあります。<br>
また、子ども自身や家族でさえも自覚がない場合が多く、たとえ周りが気付いても家庭内の問題にどこまで介入すべきか迷い、必要な支援につながっていない家庭もあります。<br>
+
■「福祉のしごと基礎講座」とは?<br>
◆市民の皆さんへ<br>
+
市内の小・中学校・高校の児童生徒らを対象に、介護・福祉の概要や仕事の魅力を伝える活動です。<br>
ヤングケアラーは、家庭内の問題であることから表に出にくく、社会的に認知度も十分ではないため、気付かれにくいものです。<br>
+
勝本小の4年生向けに、基礎講座が行われました。授業は介護クイズからスタートしました。<br>
「ヤングケアラーの子どもがいるかも」と少し意識することで、今まで気付かなかったことが見えてくるかもしれません。<br>
+
「高齢者は何歳から?」「市内で最高齢者は何歳だと思う?」などが出題され、祖父母の年齢やテレビのニュースなどを連想し、クイズに答えます。<br>
その際、心配事がある場合は、専門相談窓口を利用してください。<br>
+
次に、介護老人保健施設光風の草野仁(くさのひとし)さんが、介護や福祉についての考え方について話しました。<br>
子どもが自分らしく生活できるように、周りにいる大人がヤングケアラーについて考え、気付き、手を差し伸べられる地域を目指していきましょう。<br>
+
「自分でできないことをサポートすることが介護福祉」と説明し、「困っている友達に声をかける、重いものを持つのを手伝うことも介護だよ」と伝えました。<br>
◎ヤングケアラーに関する相談…<br>
+
特別養護老人ホーム光の苑の西口優作(にしぐちゆうさく)さんが、仕事の特徴や魅力を説明しました。<br>
日光市家庭児童相談室(こども家庭センター)<br>
+
介護職は、年齢や性別に関係なく仕事ができる職業だと話し、「光の苑では75歳の人も働いている」といいました。<br>
【電話】0288-30-7830<br>
+
また、やりがいは感謝の言葉をたくさんもらえることだと説明し、「介護中に『あなたがいてくれてよかった』『あなたの顔を見たら安心できる』と言葉をかけてもらえる」と話しました。<br>
問合せ:子ども家庭支援課 子ども家庭係<br>
+
後は、2つの体験をします。<br>
【電話】0288-21-5148<br>
+
1つ目はとろみ体験です。<br>
〔広報にっこう 2024年7月号〕<br>
+
高齢者になると飲み込む力が弱くなるため、飲み物にとろみをつけて提供しています。<br>
 
+
とろみをつけたお茶、サイダー、牛乳を試飲し、「スプーンで飲むのかな」と想像をしていました。<br>
===[[:カテゴリ:周辺ニュース|周辺ニュース]]===
+
2つ目は、車いすを福祉車両に乗せる体験です。<br>
ページ名 [[]]  ()<br>
+
車いすに乗る役と補助役に分かれて体験します。<br>
 
+
補助役は、「押しますよ」「大丈夫ですか」と声をかけて、とアドバイスしました。<br>
〔〕
+
「おじいちゃんがホームに通っているので、こんなことをしていると分かった」と言いました。<br>
 +
授業後、「介護に興味を持った」と答えた児童は約半分にのぼりました。<br>
 +
こうした活動を筆頭に、壱岐の介護の未来に向けて、様々な取り組みを行っていきます。<br>
 +
〔広報いき 2024年11月号〕<br>
  
 
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2025年1月15日 (水) 19:02時点における版

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周辺ニュース

ページ名 壱岐市の介護福祉 長崎県壱岐市 (家族ケア・長崎県)
壱岐市の介護福祉最前線 ~壱岐のケアニンネットワークの活動と役割~
11月11日は「介護の日」です。
この日は、介護についての理解と認識を深め、介護従事者、介護サービス利用者、そしてその家族を支援するとともに、利用者や家族、介護従事者を取り巻く地域社会における支え合いや交流を促進することを目的として制定されています。「介護の日」を迎えるにあたり、市の介護福祉の現状と未来についてお届けします。
■長崎県事業・壱岐圏域介護人材育成確保対策地域連絡協議会(愛称:壱岐のケアニンネットワーク)とは?
介護人材の育成確保に積極的に取り組む介護事業所や関係団体・機関がネットワークを構築し、情報や課題の共有、問題解決にむけた対応策の検討、地域における研修・相談の体制づくりなどをしています。
○“ケアニン”とは?
介護、看護、医療、リハビリなど、人の「ケア」に関わり、自らの仕事に誇りと愛情、情熱を持って働いているすべての人を指す造語です。
■壱岐市の高齢者を取り巻く現状 ・令和5年9月末時点で、壱岐市の高齢化率(65歳以上の高齢者)は4割ほどです。
・若い世代の多くが進学や就職などで「島外」に流失しています。
・高齢化や慢性的な人材不足に悩む介護現場が多くあります。
■「福祉のしごと基礎講座」とは?
市内の小・中学校・高校の児童生徒らを対象に、介護・福祉の概要や仕事の魅力を伝える活動です。
勝本小の4年生向けに、基礎講座が行われました。授業は介護クイズからスタートしました。
「高齢者は何歳から?」「市内で最高齢者は何歳だと思う?」などが出題され、祖父母の年齢やテレビのニュースなどを連想し、クイズに答えます。
次に、介護老人保健施設光風の草野仁(くさのひとし)さんが、介護や福祉についての考え方について話しました。
「自分でできないことをサポートすることが介護福祉」と説明し、「困っている友達に声をかける、重いものを持つのを手伝うことも介護だよ」と伝えました。
特別養護老人ホーム光の苑の西口優作(にしぐちゆうさく)さんが、仕事の特徴や魅力を説明しました。
介護職は、年齢や性別に関係なく仕事ができる職業だと話し、「光の苑では75歳の人も働いている」といいました。
また、やりがいは感謝の言葉をたくさんもらえることだと説明し、「介護中に『あなたがいてくれてよかった』『あなたの顔を見たら安心できる』と言葉をかけてもらえる」と話しました。
後は、2つの体験をします。
1つ目はとろみ体験です。
高齢者になると飲み込む力が弱くなるため、飲み物にとろみをつけて提供しています。
とろみをつけたお茶、サイダー、牛乳を試飲し、「スプーンで飲むのかな」と想像をしていました。
2つ目は、車いすを福祉車両に乗せる体験です。
車いすに乗る役と補助役に分かれて体験します。
補助役は、「押しますよ」「大丈夫ですか」と声をかけて、とアドバイスしました。
「おじいちゃんがホームに通っているので、こんなことをしていると分かった」と言いました。
授業後、「介護に興味を持った」と答えた児童は約半分にのぼりました。
こうした活動を筆頭に、壱岐の介護の未来に向けて、様々な取り組みを行っていきます。
〔広報いき 2024年11月号〕

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