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カテゴリ:周辺ニュース

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===[[:カテゴリ:周辺ニュース|周辺ニュース]]===
 
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ページ名 NPO法人[[まるっと栗原]] 宮城県栗原市 (子ども食堂・宮城県、居場所・宮城県)<br>
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ページ名 [[]] 鹿児島県薩摩川内市 ()<br>
'''栗原の子ども食堂 ―居場所をつくる'''<br>
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仕事も生活も両立できる ~柔軟な環境づくりにみんなで取り組もう~(2) <br>
■子ども食堂「まるっと栗原」 力を合わせて居場所をつくる<br>
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「ごはんできたよ」。元気に遊び場を走り回る子どもたちに、昼食を知らせる声がかかる。<br>
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笑顔と共に、昼食場所に駆け寄る子どもたち。<br>
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ここは、子ども食堂「まるっと栗原」。若柳地区で月1回開催されています。<br>
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その子ども食堂は、NPO法人がボランティアスタッフと共に協力しながら、運営にあたっています。<br>
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そこには、親も子も、地域の人もみんなが笑顔になる空間が広がっています。<br>
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活動の様子を代表の後藤さんに伺いました。<br>
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◆必要とする人たちに そっと寄り添い続ける<br>
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◇NPO法人まるっと栗原 理事長<br>
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後藤香苗(ごとうかなえ)さん(栗駒八日町)<br>
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▽居場所をつくる<br>
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私は、以前、栗駒地区耕英にある、くりこま高原自然学校で働いていました。<br>
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そこでは、森のようちえんと題したプログラムの中で、子どもたちが自然の中で自ら遊びを創造し、たくましく成長していく様を見てきました。<br>
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私も子どもを育てる年代になり、子どもたちが自ら遊びを創造しながら、思いっきり遊べるようにしてあげたいと思っていた矢先、若柳地区で子ども食堂を立ち上げようとする当団体の前代表と出会いました。<br>
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また、同じ頃、プレーパークの開催場所を探していた一関プレーパークの代表に出会い、若柳地区でとんとん拍子に、子ども食堂開設の話が進んでいきました。<br>
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プレーパークは、子どもが自ら遊びを創造するもので、まるっと栗原は、食事とプレーパークをまるっと一括で提供しようとするものです。<br>
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これは、当団体の名前の由来にもなっています。<br>
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そして、このプレーパークは、食事の提供と並び、まるっと栗原の取り組みの柱の一つになっています。<br>
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おととしの7月に第1回目の子ども食堂を開催して以来、これまで約20回ほど、若柳公民館を会場に、子ども食堂を開催してきました。<br>
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これまでの活動で大切にしていることがあります。それは「誰でも参加できること」、「地域の食材を使った料理を提供すること」、「いっぱい食べて、いっぱい遊んで帰ってもらうこと」です。<br>
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これまでの開催の中で、繰り返し利用してくれる人も増えてきました。<br>
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子どもが思いっきり遊べる、親が一息つける場などを目指し活動してきましたが、まるっと栗原が「利用する人たちに必要とされ、確実に居場所になっている」。<br>
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このことに、活動の手応えを感じています。<br>
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もちろん、大変なこともあります。仕事をしながらの活動のため、時間をつくることが難しく、焦りもします。<br>
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それでも、まるっと栗原を必要としてくれる人たちが、笑顔で帰ってくれるよう、これからも、そっと寄り添っていきたいです。<br>
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そして、いろいろな地域で子ども食堂の輪が広がっていくことを願っています。<br>
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■Interview<br>
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◆NPO法人まるっと栗原 理事<br>
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久光伸夫(ひさみつのぶお)さん(志波姫荒町)<br>
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まるっと栗原は、子どもたちの遊びを支援する人たちも、日々の仕事が保育士であったり、その分野のプロも多く、とても心強いです。
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先日、まるっと栗原の旗を作ろうという話になり、さっそくメンバーたちは、草木染めで旗の下地を染めてきました。<br>
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また、子ども食堂を利用する人たちに協力してもらい、その旗に手形を押して、彩りを添えてもらうことを思いつくなど、アイデアも豊富で、本当に驚くことが多いです。<br>
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さらには、子どもたちが安全に遊べるように、危険を予測し、さりげなく除去するなど、その細かな気遣いにも、感心させられることが多くあります。<br>
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◆對馬(つしま)さん家族(若柳大林2)<br>
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まるっと栗原をこれまで何度も利用しています。<br>
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ここは、わいわい、ガヤガヤとした雰囲気が楽しいです。<br>
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家族だけで家にいるよりも、ここでは気持ちが楽になります。<br>
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お昼ご飯の準備から片付けをスタッフの人がやってくれるため、子育て世帯には、とても助かります。<br>
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また、親以外の大人や高校生ボランティアが、子どもと一緒に遊んでくれるため、大人はほっとでき、子どもは楽しく遊ぶことができます。<br>
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さらに、誰でも利用できるところも、うれしいです。<br>
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まるっと栗原は、これからも利用したいです。<br>
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また、子どもが成長したらボランティアとしても関わりたいです。<br>
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〔広報くりはら 令和7年1月号 〕<br>
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■働き方の希望を叶えるために<br>
ページ名 [[]]  ()<br>
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若い世代が望む働き方のために、育休制度などの充実が図られてきています。<br>
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しかし、男性の育休取得率は未だに低く、女性の育児とキャリアの両立が難しい現状があります。<br>
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この原因として、職場での「性別役割分担意識」があります。<br>
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希望する誰もが育休を取得し、仕事と生活の両立を実現して、生き生きと働く環境を作るためには、性別役割分担意識を変えることが必要です。<br>
  
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※性別役割分担意識とは、「男は仕事、女は家庭」といった、個人の能力とは関係なく、性別を理由として役割を分ける考え方です。<br>
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■育児や家事は誰の役割<br>
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内閣府が実施した、育児や家事の役目についてのアンケートによると、20~30代の男性では妻も夫も同様にという意見が多い一方、50代以上の男性では、女性の役割という意見が多い傾向があります。<br>
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このように、世代間に意識の大きな差が見られます。これは、これまで育ってきた社会的環境や経験などからの影響や思い込みから生じているといわれています。<br>
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■無意識の思い込み<br>
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このように、若い世代の男性に「育児に参加したい」という思いがある一方、内閣府が行った「性別による無意識の思い込みに関する調査(令和4年度)」では、男性の方が女性よりも強く性別役割分担意識を持っていることが分かっています。<br>
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調査結果から、下の項目で女性よりも男性の方が「そのように思う」と回答する傾向が強くありました。<br>
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・デートや食事のお金は男性が出すべきだ<br>
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・男性は人前で泣くべきでない<br>
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・男性なら残業や休日出勤するのが当たり前だ<br>
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また、男性にこのような性別役割の意識や思い込みを直接言ったり、言動や態度から感じさせたりしたのは、「父親」、「男性の知人、友人」、「職場の上司」との回答が多く、世代によっても意識の差が大きくなり、生活全体に影響を与えています。<br>
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■今、求められていること
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世論調査より、男性が積極的に育児などに参加するためには、「職場の上司や周囲の理解を進めること」や「業務効率向上や多様な働き方の普及で、仕事以外の時間をより多く持てること」、「男性自身の抵抗感をなくすこと」が必要だと多くの人が考えているようです。<br>
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誰もが仕事と生活の両立を実現するためには、育休取得中に職場を支える周りの従業員を適正に評価する仕組みをつくるなど、当事者だけでなく職場全体での環境整備が求められます。<br>
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子育てと仕事を両立できる柔軟な職場環境をつくり、職場で「育児期間中の女性は重要な仕事を担当すべきではない」などの無意識の思い込みで判断するのではなく、個人としての評価や本人の考えなどを確認することも必要です。<br>
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誰もが多様な働き方を選択でき、働きがいを持って働けるような職場づくりにみんなで取り組みましょう。<br>
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問合先:コミュニティ課生涯学習・ひとみらい政策G<br>
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【電話】内線4741<br>
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〔広報薩摩川内 第482号 11月通常版〕<br>
  
 
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2025年1月13日 (月) 20:19時点における版

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目次

周辺ニュース

ページ名 [[]] 鹿児島県薩摩川内市 ()
仕事も生活も両立できる ~柔軟な環境づくりにみんなで取り組もう~(2)

■働き方の希望を叶えるために
若い世代が望む働き方のために、育休制度などの充実が図られてきています。
しかし、男性の育休取得率は未だに低く、女性の育児とキャリアの両立が難しい現状があります。
この原因として、職場での「性別役割分担意識」があります。
希望する誰もが育休を取得し、仕事と生活の両立を実現して、生き生きと働く環境を作るためには、性別役割分担意識を変えることが必要です。

※性別役割分担意識とは、「男は仕事、女は家庭」といった、個人の能力とは関係なく、性別を理由として役割を分ける考え方です。

■育児や家事は誰の役割
内閣府が実施した、育児や家事の役目についてのアンケートによると、20~30代の男性では妻も夫も同様にという意見が多い一方、50代以上の男性では、女性の役割という意見が多い傾向があります。

● このように、世代間に意識の大きな差が見られます。これは、これまで育ってきた社会的環境や経験などからの影響や思い込みから生じているといわれています。

■無意識の思い込み
このように、若い世代の男性に「育児に参加したい」という思いがある一方、内閣府が行った「性別による無意識の思い込みに関する調査(令和4年度)」では、男性の方が女性よりも強く性別役割分担意識を持っていることが分かっています。
調査結果から、下の項目で女性よりも男性の方が「そのように思う」と回答する傾向が強くありました。

・デートや食事のお金は男性が出すべきだ
・男性は人前で泣くべきでない
・男性なら残業や休日出勤するのが当たり前だ

また、男性にこのような性別役割の意識や思い込みを直接言ったり、言動や態度から感じさせたりしたのは、「父親」、「男性の知人、友人」、「職場の上司」との回答が多く、世代によっても意識の差が大きくなり、生活全体に影響を与えています。

■今、求められていること 世論調査より、男性が積極的に育児などに参加するためには、「職場の上司や周囲の理解を進めること」や「業務効率向上や多様な働き方の普及で、仕事以外の時間をより多く持てること」、「男性自身の抵抗感をなくすこと」が必要だと多くの人が考えているようです。

誰もが仕事と生活の両立を実現するためには、育休取得中に職場を支える周りの従業員を適正に評価する仕組みをつくるなど、当事者だけでなく職場全体での環境整備が求められます。
子育てと仕事を両立できる柔軟な職場環境をつくり、職場で「育児期間中の女性は重要な仕事を担当すべきではない」などの無意識の思い込みで判断するのではなく、個人としての評価や本人の考えなどを確認することも必要です。
誰もが多様な働き方を選択でき、働きがいを持って働けるような職場づくりにみんなで取り組みましょう。
問合先:コミュニティ課生涯学習・ひとみらい政策G
【電話】内線4741
〔広報薩摩川内 第482号 11月通常版〕

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