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Job:調理師(中華料理)

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〔2003年原本〕<br>
 
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2017年9月7日 (木) 22:38時点における版

調理師(中華料理)

〔2003年原本〕
中華料理店は、高級店から大衆的なラーメン店まで幅が広く、小規模な大衆店が多く、独立開業者も多くなっています。高級店になると北京(ペキン)料理、四川(シセン)料理、広東(カントン)料理、上海(シャンハイ)料理と分かれますが、大衆店では特に分けていません。
仕事の内容は、ほかの調理師と基本的には同じですが、大衆店の主な料理である焼飯(チャーハン)やラーメンなどは早く覚えることができます。高級店にしかないメニューを除くと調理を覚えるのに半年もあれば十分といわれています。
中華料理の特色は“火と油”といわれ、使う材料は何でもよい、あるものを有効に活用するという性格の強いものです。魚翅(ふかひれ)など珍しい独特の材料を使うことも中華料理の特色ですが、それがなければ成り立たないものではありません。
中華料理調理師の独立開業には調理師免許がいります。これは特に栄養や衛生面での知識・技能に関わるものです。料理づくりは見て覚えるものです。
中華料理店に入って3年程度の修業をすれば、料理づくりの面では開業できる力はつきます。あとは調理師の資格と資金(場所)などです。
中華料理店は全国に6万軒弱、20万人近くの人が働いています。
従業員の〔給〕は〔低〕から〔並〕ですが、多くは独立開業をめざした修業と考えられ、雇用主もそれを承知のことが多いのです。


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