長和町の地域共生社会
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+ | 2023.12月3日から9日は「障害者週間」です。<br> | ||
+ | 国民一人ひとりが広く障がい者福祉についての関心や理解を深めることや、障がい者が社会や経済、文化などの活動に参加する意欲を高めることを目的とした週間です。<br> | ||
+ | 長和町では障がいがある人もない人も支え合いながら、誰もが安心して暮らせる社会「地域共生社会」の実現を目指しています。<br> | ||
+ | 障害者支援施設「山の子学園共同村」では、働きながら知識や能力を向上させる訓練を行うための事業「就労継続支援事業」を実施しています。<br> | ||
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+ | 障がいは誰にも生じ得る身近なものです。<br> | ||
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+ | また、聴覚障がいや心臓・腎(じん)臓等の内部障がいや精神障がい、自閉症等の発達障がいなど、外見では分からない障がいもあります。<br> | ||
+ | 障がいによって生活が制限されることもありますが、地域での自立した生活や就労などは、周囲の理解や配慮があれば行うことができます。<br> | ||
+ | 障がいの有無にかかわらず、誰もが人格と個性を尊重(そんちょう)し、支え合う共生社会を目指しましょう。<br> | ||
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+ | ◇障がい者のための国際シンボルマーク<br> | ||
+ | 障がいを持つ人々が利用できる建築物、施設であることを示す世界共通のシンボルマークです。<br> | ||
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+ | ◇盲人のための国際シンボルマーク<br> | ||
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+ | 視覚障がい者の安全やバリアフリーに考慮された建物、設備、機器などにつけられるマークです。<br> | ||
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+ | オストメイト対応のトイレの入口や案内誘導プレートに表示されています。<br> | ||
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+ | 内部障がいがある人は外見から分かりにくいため、さまざまな誤解を受ける場合があります。<br> | ||
+ | このマークを目にしたら、身体に障がいがあることを理解して配慮しましょう。<br> | ||
+ | ◇ヘルプマーク<br> | ||
+ | 外見からは分からなくても援助や配慮を必要としている人が周囲に配慮を必要としていることを知らせることができるマークです。<br> | ||
+ | このマークを身に着けた人を見た場合、思いやりのある行動をお願いします。<br> | ||
+ | 希望者には役場福祉係で配布しています。<br> | ||
+ | 問合せ:町民福祉課福祉係【電話】75・2046<br> | ||
+ | 〔広報ながわ 令和5年12月号〕<br> | ||
'''長和町長 羽田健一郎'''<br> | '''長和町長 羽田健一郎'''<br> |
2024年8月21日 (水) 15:30時点における版
長和町の地域共生社会
種類・内容 | |
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所在地 | 〒長野県長和町 |
連絡先 |
周辺ニュース
ページ名 長和町の地域共生社会 長野県長和町(地域共生社会・長野県)
地域共生社会の実現に向けて
2023.12月3日から9日は「障害者週間」です。
国民一人ひとりが広く障がい者福祉についての関心や理解を深めることや、障がい者が社会や経済、文化などの活動に参加する意欲を高めることを目的とした週間です。
長和町では障がいがある人もない人も支え合いながら、誰もが安心して暮らせる社会「地域共生社会」の実現を目指しています。
障害者支援施設「山の子学園共同村」では、働きながら知識や能力を向上させる訓練を行うための事業「就労継続支援事業」を実施しています。
■「障がい」について
障がいは誰にも生じ得る身近なものです。
身体障がいの半数は18歳から64歳の間の病気や事故によるものです。
また、うつ病と診断される人も国民の15人に1人となっています。
障がいは多種多様で、同じ障がいでも障がいの程度による違いや障がいが生じた時期によって違いがあり一律ではありません。
また、聴覚障がいや心臓・腎(じん)臓等の内部障がいや精神障がい、自閉症等の発達障がいなど、外見では分からない障がいもあります。
障がいによって生活が制限されることもありますが、地域での自立した生活や就労などは、周囲の理解や配慮があれば行うことができます。
障がいの有無にかかわらず、誰もが人格と個性を尊重(そんちょう)し、支え合う共生社会を目指しましょう。
■障がい者マークご存知ですか?
◇身体障がい者標識
肢体不自由の障がい者が、運転する場合に車に表示するマークです。
◇聴覚障がい者標識
聴覚障がい者が、運転する場合に車に表示するマークです。
◇障がい者のための国際シンボルマーク
障がいを持つ人々が利用できる建築物、施設であることを示す世界共通のシンボルマークです。
このマークのある駐車場やトイレなどでは障がいのある人に配慮しましょう。
◇盲人のための国際シンボルマーク
視覚障がいを示す世界共通のシンボルマークです。
視覚障がい者の安全やバリアフリーに考慮された建物、設備、機器などにつけられるマークです。
◇耳マーク
聴覚障がい者が自らの障がいを表すために身に着けるマークです。
このマークをつけた人と話す時は、「はっきり口元を見せて話す」、「筆談をする」などしましょう。
◇ほじょ犬マーク
身体障害者補助犬(盲導犬・聴導犬・介助犬)の同伴を啓発するマークです。
補助犬はペットではなく、身体の不自由な人の一部となって働いています。
補助犬を連れているのを見かけた時は、声をかけたり、なでたりしないでください。
◇オストメイトマーク
人工肛門・人工膀胱の人たち(オストメイト)のための施設があることを表しています。
オストメイト対応のトイレの入口や案内誘導プレートに表示されています。
◇ハート・プラスマーク
身体内部に障がいがある人を表すマークです。
内部障がいがある人は外見から分かりにくいため、さまざまな誤解を受ける場合があります。
このマークを目にしたら、身体に障がいがあることを理解して配慮しましょう。
◇ヘルプマーク
外見からは分からなくても援助や配慮を必要としている人が周囲に配慮を必要としていることを知らせることができるマークです。
このマークを身に着けた人を見た場合、思いやりのある行動をお願いします。
希望者には役場福祉係で配布しています。
問合せ:町民福祉課福祉係【電話】75・2046
〔広報ながわ 令和5年12月号〕
長和町長 羽田健一郎
さて昨年は、地域共生社会実現のため、国の地方創生拠点整備交付金を活用し古町コミュニティセンターを新築し、移転建替えされた障害者支援施設「山の子学園共同村」へ併設をいたしました。
山の子学園共同村は365日24時間体制で運営していますので、昨今多発する自然災害など有事の際、地域の避難施設として円滑な開設が可能であります。
また、障がいがある人の緊急受け入れを山の子学園共同村で担っていただく協定を結び、誰もが安心して生活できる福祉の拠点として、地域共生社会の実現を確かなものにしてまいります。
なお、センター内には、山の子学園が運営する「YAMAカフェ」があり、軽食やパンの販売も行っていますので、交流を深めていただければ幸甚です。
私は、昨年の町議会9月定例会におきまして、「気候非常事態宣言」を表明しました。
昨今の地球温暖化により、世界各地で様々な異常気象が引き起こされており、日本においてもこれまでに経験したことがない自然災害の発生など、気候変動によると思われる影響が全国各地で生じています。令和元年東日本台風では、当町も甚大な被害を受けるなど、極めて深刻な脅威となっています。
町では、気候が既に異常な状況であることの危機感を町民皆さま、事業者の皆さまと共有し、2050年には二酸化炭素排出量実質ゼロを目指すため、地球温暖化対策に取り組むことを表明しました。
また、町の良好な景観を守り、今ある景観をよりよくしていくために、「長和町景観計画(仮称)」の策定に着手しました。
景観の特徴を活かし、住む人や働く人が誇りと愛着をもてる景観づくりを目指すものであります。
この二つの取り組みは今年から本格的に進めていくもので、長和町の未来を示すとても大切で重要な方針となります。
これからの取り組みにご理解、ご協力をお願い申し上げます。
昨年の4月1日から新和田トンネルが無料化となりました。
諏訪圏域への往来も容易となり交流も格段に上がることが予想されます。
長和町が交通の要所として、そして訪れる人々の交流の拠点として、定住、観光、商業、交通などをターゲットにしたまちづくりを推進してまいります。
新年のご挨拶 長和町議会議長 森田公明
令和5年の新春を寿ぎ、長和町議会を代表し、衷心より慶祝の挨拶を申し上げます。
昨年6月、古町地区に、樅の木福祉会が運営する障害者支援施設「山の子学園共同村」が大門美し松から移転しました。
また、9月には、一体的に建設を進めていた「古町コミュニティセンター」が開所し、新たな住民の交流の場ができました。
町が地域共生社会を実現する拠点として、多くの皆さんが訪れて、話し憩い、様々な活動の場となっていくことを期待します。
また、議会9月定例会において、町は「長和町気候非常事態宣言」を発出しました。
議会としても、その取り組みの方向性や事業について、しっかりと議論し具体的な取り組みとして実現させていきたいと考えます。
長和町議会も、これらの事業をしっかりと町政に活かすことで、SDGs=持続可能な開発目標の「誰ひとり取り残さない」世界を実現するとともに、誰もが暮らしやすい住みたい長和町を創ることに注力していきます。
新体制になって1年、議会では、コロナ禍により議会活動が制約を受ける中、町民の意見を町政に反映するため様々な団体と議会との懇談会を開催してきました。
また、議会だよりモニターの皆様の協力を受け「議会だより」を工夫し、皆様に理解していただける議会活動に取り組んできました。
本年も町民の皆様の意志をしっかりと受け止め、新たな町民との交流・懇談の仕組みを設け、調査研究と議論を重ね、真に町民のための政策を実現していきます。
そして、これまでにも増して「開かれた議会」「議論する議会」「提言する議会」構築に向け、議会改革を着実に深めていきます。
〔広報ながわ 令和5年1月号〕