志木市の地域共生社会
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そのためには、地域に生活するさまざまな人の問題を「他人事」ではなく「我が事」として捉え、皆で支え合うことが大切です。<br> | そのためには、地域に生活するさまざまな人の問題を「他人事」ではなく「我が事」として捉え、皆で支え合うことが大切です。<br> | ||
また、医療・介護・障がい福祉制度ごとに縦割りで整備された既存の支援体制ではなく、相談や支援の窓口を一本化し、分野を超えて「丸ごと」つながることで、病気、生活、家庭環境など、複数の悩みを抱える住民であっても気軽に相談・支援できる社会を目指しています。<br> | また、医療・介護・障がい福祉制度ごとに縦割りで整備された既存の支援体制ではなく、相談や支援の窓口を一本化し、分野を超えて「丸ごと」つながることで、病気、生活、家庭環境など、複数の悩みを抱える住民であっても気軽に相談・支援できる社会を目指しています。<br> | ||
+ | 〔広報しき 令和5年1月号〕<br> | ||
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+ | '''地域共生社会の実現に向けて~わかりあい 支えあい 誰もが輝く社会へ'''<br> | ||
+ | ■関東初の試み 障がい者就労継続支援事業所が庁舎のトイレ清掃を実施!<br> | ||
+ | 市では、地域共生社会の実現とともに、障がい者雇用の促進及び工賃向上を目指しています。<br> | ||
+ | その取組として、市内清掃業者や庁舎総合管理事業者などが連携し、障がい者就労継続支援事業所によるトイレ清掃を実施しています。<br> | ||
+ | 現在、中宗岡にあるパンとピザのおみせ「HoHoEMi」で働きながら、週1回のトイレ清掃に取り組んでいる渡邊さんに作業のポイントや仕事のやりがいを聞きました。<br> | ||
+ | 実施日時:市役所開庁日(月~金曜日) 10時~12時<br> | ||
+ | 実施場所:市役所1~3階西側トイレ<br> | ||
+ | 実施事業所:市内障がい者就労継続支援 B型事業所(3事業所)<br> | ||
+ | (1)特定非営利活動法人 志木市精神保健福祉をすすめる会 傍楽舎(はたらくしゃ)<br> | ||
+ | (2)社会福祉法人 邑元会(ゆうげんかい) しき彩の杜 HoHoEMi<br> | ||
+ | (3)社会福祉法人 志木市社会福祉協議会 クローバー | ||
+ | *曜日ごとに対応団体が異なります。<br> | ||
+ | ▼家族の喜ぶ姿が嬉しい<br> | ||
+ | 渡邊晴天(わたなべそら)さん<br> | ||
+ | HoHoEMiの定休日である毎週月曜日に、(有)村田商会代表取締役の村田敬吾(むらたけいご)さんや先輩の指導のもと、トイレの天井や壁・床の清掃、個室内の便器の清掃を行っています。<br> | ||
+ | 便器内の清掃では、ブラシを使って水を底の方に押し込み、水位を下げることで便器内に洗剤が行きわたり、黒ずみ汚れを除去するのに役立つなど、作業しながら学ぶことも沢山あります。<br> | ||
+ | また、汚れのもととなる菌や匂いの多くは壁に付着するため、特殊な洗剤を用いて念入りに清掃したり、人の手に触れるところとそうでないところでダスターの色を使い分けるなどさまざまな工夫をしています。 | ||
+ | トイレ清掃は、慣れるまで大変でしたが、できることが増えていくと、家での手伝いにも活用できるため、家族に褒められることが多くなり、それがやりがいにもつながっています。<br> | ||
+ | HoHoEMi内での仕事だけでなく、外部に出て作業することで、地域の人たちと交流する場が増え、以前は自分からあまり言い出せなかった「こんにちは」のあいさつが段々とできるようになりました。<br> | ||
+ | 今後は、作業にかかる時間をもう少し短縮できるよう考えながら頑張っていきたいです。<br> | ||
+ | ▽清掃前後の拭き取り検査で効果を実感!<br> | ||
+ | 清掃の前後には、便器の周りを綿棒でこすり、ルミテスターと呼ばれる測定器を用いて、目に見えないウイルスがどれだけ減ったのかを調べる拭き取り検査を行います。<br> | ||
+ | この日は、前日に庁舎でイベントが行われ、多くの利用があった市役所1階トイレの検査を行ったところ、下記のような結果が得られました。<br> | ||
+ | (ルミテスターの値)<br> | ||
+ | 清掃前:11595<br> | ||
+ | 清掃後:397<br> | ||
+ | *ウイルスが約1/30に激減!<br> | ||
+ | ■地域共生社会を実現するためのふれあいフェスティバルを開催<br> | ||
+ | 年齢や障がいの有無に関わらず、参加する人がつながり、ふれあい、楽しく地域共生社会を実現するために、私たちが「今」できることを考えます。<br> | ||
+ | 2/25(土)総合福祉センター<br> | ||
+ | □10時~11時30分<br> | ||
+ | 「障がいのある人もみんなで楽しめる打楽器ワークショップ」<br> | ||
+ | □13時40分~14時<br> | ||
+ | 「打楽器奏者によるミニ演奏会」<br> | ||
+ | 現在、演奏活動のほか障がい者と健常者の垣根を越えたワークショップにも力を注いでいる、シエナ・ウインド・オーケストラ打楽器奏者の荻原松美(おぎはらまつみ)さんを講師に招き、会場全体でリズムに乗って楽しみます。<br> | ||
+ | □13時~16時<br> | ||
+ | 「市内福祉事業所の手作り品販売」<br> | ||
+ | パンやクッキーなど、市内社会福祉施設による授産品の販売を行います。<br> | ||
+ | □14時~15時10分<br> | ||
+ | 「地域共生社会を実現するための基調講演」<br> | ||
+ | 立教大学コミュニティ福祉学科教授、志木市成年後見制度利用促進審議会副会長の飯村史恵(いいむらふみえ)さんを講師に招き、地域共生社会を実現するための講演を行います。<br> | ||
+ | 社会を構成する多様な人々とともに、豊かな関係を築いていくためには具体的にどのようなことが求められているのでしょうか。<br> | ||
+ | お互いの違いを認め合い、一部の人々を排除することなく、相互理解に基づく共生社会を創る第一歩として、私たちが「今」できることを考えます。<br> | ||
+ | □申込み<br> | ||
+ | 本紙P5の申込みフォーム、電話、FAXまたは直接、基幹福祉相談センターへ<br> | ||
+ | 【電話】048-456-6021【FAX】048-471-7092<br> | ||
+ | *詳しくは、市ホームページをご覧ください。<br> | ||
+ | ■障がい者用駐車場青色プロジェクト<br> | ||
+ | 11月9日(水)、障がい者用駐車場の適正利用の理解促進と普及啓発を目的として、県、障がい者、企業、ボランティア、学生及び塗装業者と市が連携し、コープみらい幸町店(障がい者用駐車場2区画)で青色塗装を行いました。<br> | ||
+ | 近年、多くの障がい者用駐車場の区画が整備されていますが、高齢者や障がい者、妊産婦など、必要とする人が必要なときにいつでも利用ができるよう、ご理解・ご協力をお願いします。<br> | ||
+ | 問合せ:共生社会推進課<br> | ||
+ | 【電話】048-456-5364<br> | ||
〔広報しき 令和5年1月号〕<br> | 〔広報しき 令和5年1月号〕<br> | ||
2024年2月9日 (金) 16:13時点における版
種類・内容 | |
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所在地 | 〒 |
代表・運営者 | |
連絡先 |
周辺ニュース
ページ名 志木市の地域共生社会 埼玉県志木市(地域共生社会・埼玉県)
地域共生社会の実現に向けて~わかりあい 支えあい 誰もが輝く社会へ
市では、誰もが住み慣れた地域で、安心して自分らしく暮らせるまち、住み続けたいまちを実現するため、そのよりどころとなる「志木市地域共生社会を実現するための条例」の策定を進めています。
この機会に、地域共生社会について理解を深め、自身が地域のためにできることを見つけてみませんか。
■地域共生社会のポイントは「我が事」「丸ごと」
地域共生社会とは、年齢や障がいの有無などに関わらず、社会の担い手として、すべての人が生きがいを持って輝くことができる社会のことをいいます。
そのためには、地域に生活するさまざまな人の問題を「他人事」ではなく「我が事」として捉え、皆で支え合うことが大切です。
また、医療・介護・障がい福祉制度ごとに縦割りで整備された既存の支援体制ではなく、相談や支援の窓口を一本化し、分野を超えて「丸ごと」つながることで、病気、生活、家庭環境など、複数の悩みを抱える住民であっても気軽に相談・支援できる社会を目指しています。
〔広報しき 令和5年1月号〕
地域共生社会の実現に向けて~わかりあい 支えあい 誰もが輝く社会へ
■関東初の試み 障がい者就労継続支援事業所が庁舎のトイレ清掃を実施!
市では、地域共生社会の実現とともに、障がい者雇用の促進及び工賃向上を目指しています。
その取組として、市内清掃業者や庁舎総合管理事業者などが連携し、障がい者就労継続支援事業所によるトイレ清掃を実施しています。
現在、中宗岡にあるパンとピザのおみせ「HoHoEMi」で働きながら、週1回のトイレ清掃に取り組んでいる渡邊さんに作業のポイントや仕事のやりがいを聞きました。
実施日時:市役所開庁日(月~金曜日) 10時~12時
実施場所:市役所1~3階西側トイレ
実施事業所:市内障がい者就労継続支援 B型事業所(3事業所)
(1)特定非営利活動法人 志木市精神保健福祉をすすめる会 傍楽舎(はたらくしゃ)
(2)社会福祉法人 邑元会(ゆうげんかい) しき彩の杜 HoHoEMi
(3)社会福祉法人 志木市社会福祉協議会 クローバー
- 曜日ごとに対応団体が異なります。
▼家族の喜ぶ姿が嬉しい
渡邊晴天(わたなべそら)さん
HoHoEMiの定休日である毎週月曜日に、(有)村田商会代表取締役の村田敬吾(むらたけいご)さんや先輩の指導のもと、トイレの天井や壁・床の清掃、個室内の便器の清掃を行っています。
便器内の清掃では、ブラシを使って水を底の方に押し込み、水位を下げることで便器内に洗剤が行きわたり、黒ずみ汚れを除去するのに役立つなど、作業しながら学ぶことも沢山あります。
また、汚れのもととなる菌や匂いの多くは壁に付着するため、特殊な洗剤を用いて念入りに清掃したり、人の手に触れるところとそうでないところでダスターの色を使い分けるなどさまざまな工夫をしています。
トイレ清掃は、慣れるまで大変でしたが、できることが増えていくと、家での手伝いにも活用できるため、家族に褒められることが多くなり、それがやりがいにもつながっています。
HoHoEMi内での仕事だけでなく、外部に出て作業することで、地域の人たちと交流する場が増え、以前は自分からあまり言い出せなかった「こんにちは」のあいさつが段々とできるようになりました。
今後は、作業にかかる時間をもう少し短縮できるよう考えながら頑張っていきたいです。
▽清掃前後の拭き取り検査で効果を実感!
清掃の前後には、便器の周りを綿棒でこすり、ルミテスターと呼ばれる測定器を用いて、目に見えないウイルスがどれだけ減ったのかを調べる拭き取り検査を行います。
この日は、前日に庁舎でイベントが行われ、多くの利用があった市役所1階トイレの検査を行ったところ、下記のような結果が得られました。
(ルミテスターの値)
清掃前:11595
清掃後:397
- ウイルスが約1/30に激減!
■地域共生社会を実現するためのふれあいフェスティバルを開催
年齢や障がいの有無に関わらず、参加する人がつながり、ふれあい、楽しく地域共生社会を実現するために、私たちが「今」できることを考えます。
2/25(土)総合福祉センター
□10時~11時30分
「障がいのある人もみんなで楽しめる打楽器ワークショップ」
□13時40分~14時
「打楽器奏者によるミニ演奏会」
現在、演奏活動のほか障がい者と健常者の垣根を越えたワークショップにも力を注いでいる、シエナ・ウインド・オーケストラ打楽器奏者の荻原松美(おぎはらまつみ)さんを講師に招き、会場全体でリズムに乗って楽しみます。
□13時~16時
「市内福祉事業所の手作り品販売」
パンやクッキーなど、市内社会福祉施設による授産品の販売を行います。
□14時~15時10分
「地域共生社会を実現するための基調講演」
立教大学コミュニティ福祉学科教授、志木市成年後見制度利用促進審議会副会長の飯村史恵(いいむらふみえ)さんを講師に招き、地域共生社会を実現するための講演を行います。
社会を構成する多様な人々とともに、豊かな関係を築いていくためには具体的にどのようなことが求められているのでしょうか。
お互いの違いを認め合い、一部の人々を排除することなく、相互理解に基づく共生社会を創る第一歩として、私たちが「今」できることを考えます。
□申込み
本紙P5の申込みフォーム、電話、FAXまたは直接、基幹福祉相談センターへ
【電話】048-456-6021【FAX】048-471-7092
- 詳しくは、市ホームページをご覧ください。
■障がい者用駐車場青色プロジェクト
11月9日(水)、障がい者用駐車場の適正利用の理解促進と普及啓発を目的として、県、障がい者、企業、ボランティア、学生及び塗装業者と市が連携し、コープみらい幸町店(障がい者用駐車場2区画)で青色塗装を行いました。
近年、多くの障がい者用駐車場の区画が整備されていますが、高齢者や障がい者、妊産婦など、必要とする人が必要なときにいつでも利用ができるよう、ご理解・ご協力をお願いします。
問合せ:共生社会推進課
【電話】048-456-5364
〔広報しき 令和5年1月号〕