Job:染色工芸家
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2012年5月14日 (月) 11:06時点における版
染色工芸家
〔2003年原本〕
伝統的な着物の染職人です。
染色には機械が導入されていますが(機械染色工)、多品種少量生産的な着物では、工芸的な染色の手作業がつづいています。
著名なのは友禅染職人です。
手描き友禅と型友禅の2つの方法があり、手描き友禅の工程は下絵工、糊置工、挿し友禅工、引染工、蒸し・水洗工に、
型友禅には色合わせ、型捺染(なっせん)工、引き染工、蒸し・水洗工に分れます。
工芸家といわれるのは、特に下絵画家です(⇒手芸家)。
そのほか、南部茜染(岩手)、黄八丈、紅型(びんがた)(沖縄)など名産地があります。
織りと染めが分れていないものも少なくありません。
著名な工芸家への弟子入り、専門学校で技術を身につけるところ、芸術系大学卒業者でデザイナーとして染め仕事に入る人もいます。
染色工房、テキスタイル事務所に入り、展示会などに作品を製作発表し、やがて独立していく道もあります。
[参考] 日本繊維染色連合会
〒130-0026 東京都墨田区両国1-12-12
TEL03-3631-1706
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