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伊佐市に新しい特別支援学校をつくる会

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ページ名 [[伊佐市に新しい特別支援学校をつくる会]] 鹿児島県伊佐市(特別支援学校・鹿児島県)<br>
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'''ひとりじゃないよ 特別支援学校とともに描く未来'''<br>
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◆住みよいまちに<br>
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伊佐・湧水の子どもたちのなかには、特別な支援が必要な子がいます。<br>
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その子どもたちは、毎日往復2時間以上かけて出水養護学校(※)に通っています。<br>
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今月号では、「支援が必要な子どもたちに負担を強いる教育環境を改善したい」と活動を続けている「伊佐市に新しい特別支援学校をつくる会(以下、つくる会)」のみなさんを取材しました。<br>
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伊佐市は、生活圏を同じくする湧水町のみなさんと協力し、県教委・県議会に対して県内どこに生まれても、住んでいる地域で学べる特別支援学校の設置を要望しています。<br>
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すべての人が「住みよいまち」とはどんなまちでしょうか?<br>
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交通の利便性、買い物施設の充実、医療体制の確立、治安など、どれも快適に生活するための重要な条件です。<br>
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そして、それらすべての要素の根本にあるのは、その地に暮らす人の「心の豊かさ」ではないでしょうか。<br>
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障がいを正しく理解し、多様性について考えることで、伊佐がめざす未来像がみえてきます。<br>
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※鹿児島県では、令和5年4月1日から「養護学校」から「特別支援学校」に名称が変更されます。<br>
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◆学校も友達も大好き!<br>
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伊佐市大口に住む山口幸大くんは、出水養護学校中学部2年生。<br>
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生まれつき重度の脳性まひのため、四肢不自由で呼吸障害があります。<br>
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人工呼吸器を使用したくさんの医療的ケアが必要な幸大くんは、出水養護学校へ通学することはできず、週2回の訪問教育をうけています。<br>
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「幸大はほんとに学校が大好き!ビデオメッセージや教室の映像をみながら、友達と一緒にいる雰囲気を楽しんでいるようです」と話すのは母親のみゆきさん。<br>
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特別支援教育では、児童生徒一人ひとりの個性に応じた柔軟な授業が行われています。<br>
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身体を自由に動かすことができない幸大くんに少しでも授業を楽しんでもらおうと工夫を凝らす大久保裕子先生は「幸大くんは好奇心旺盛で、『僕もやりたい!』としっかり目で訴えてくるんです」と笑います。<br>
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◆学校が近くにあったなら…大好きな友達と会える機会も増えるのに…<br>
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伊佐-出水間の道路は、急カーブも多い峠道。体調を崩しやすい幸大くんにとっては、身体への負担が大きく、これまで学校行事に数回登校するのがやっと。<br>
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「毎日体調の心配も多く、なかなかたくさんのことを経験させることは難しいんですが、いつまでも元気に人生を楽しんでほしいです」と、みゆきさんは優しく幸大くんを見つめます。<br>
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できることが限られているからこそ、子どもたちにできるだけたくさんの“楽しい”や“うれしい”気持ちを感じる機会を増やしてあげたい。<br>
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それが「つくる会」の願いです。<br>
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〔広報いさ 2022年12月1日号〕<br>
  
 
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2023年2月8日 (水) 12:42時点における版

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伊佐市に新しい特別支援学校をつくる会

種類・内容
所在地 〒 鹿児島県伊佐市
運営者・代表
連絡先

周辺ニュース

ページ名 伊佐市に新しい特別支援学校をつくる会 鹿児島県伊佐市(特別支援学校・鹿児島県)
ひとりじゃないよ 特別支援学校とともに描く未来
◆住みよいまちに
伊佐・湧水の子どもたちのなかには、特別な支援が必要な子がいます。
その子どもたちは、毎日往復2時間以上かけて出水養護学校(※)に通っています。
今月号では、「支援が必要な子どもたちに負担を強いる教育環境を改善したい」と活動を続けている「伊佐市に新しい特別支援学校をつくる会(以下、つくる会)」のみなさんを取材しました。
伊佐市は、生活圏を同じくする湧水町のみなさんと協力し、県教委・県議会に対して県内どこに生まれても、住んでいる地域で学べる特別支援学校の設置を要望しています。
すべての人が「住みよいまち」とはどんなまちでしょうか?
交通の利便性、買い物施設の充実、医療体制の確立、治安など、どれも快適に生活するための重要な条件です。
そして、それらすべての要素の根本にあるのは、その地に暮らす人の「心の豊かさ」ではないでしょうか。
障がいを正しく理解し、多様性について考えることで、伊佐がめざす未来像がみえてきます。
※鹿児島県では、令和5年4月1日から「養護学校」から「特別支援学校」に名称が変更されます。
◆学校も友達も大好き!
伊佐市大口に住む山口幸大くんは、出水養護学校中学部2年生。
生まれつき重度の脳性まひのため、四肢不自由で呼吸障害があります。
人工呼吸器を使用したくさんの医療的ケアが必要な幸大くんは、出水養護学校へ通学することはできず、週2回の訪問教育をうけています。
「幸大はほんとに学校が大好き!ビデオメッセージや教室の映像をみながら、友達と一緒にいる雰囲気を楽しんでいるようです」と話すのは母親のみゆきさん。
特別支援教育では、児童生徒一人ひとりの個性に応じた柔軟な授業が行われています。
身体を自由に動かすことができない幸大くんに少しでも授業を楽しんでもらおうと工夫を凝らす大久保裕子先生は「幸大くんは好奇心旺盛で、『僕もやりたい!』としっかり目で訴えてくるんです」と笑います。
◆学校が近くにあったなら…大好きな友達と会える機会も増えるのに…
伊佐-出水間の道路は、急カーブも多い峠道。体調を崩しやすい幸大くんにとっては、身体への負担が大きく、これまで学校行事に数回登校するのがやっと。
「毎日体調の心配も多く、なかなかたくさんのことを経験させることは難しいんですが、いつまでも元気に人生を楽しんでほしいです」と、みゆきさんは優しく幸大くんを見つめます。
できることが限られているからこそ、子どもたちにできるだけたくさんの“楽しい”や“うれしい”気持ちを感じる機会を増やしてあげたい。
それが「つくる会」の願いです。
〔広報いさ 2022年12月1日号〕

周辺ニュース

ページ名 伊佐市に新しい特別支援学校をつくる会 鹿児島県伊佐市(特別支援学校・鹿児島県)
ひとりじゃないよ 特別支援学校とともに描く未来
◆住みよいまちに
伊佐・湧水の子どもたちのなかには、特別な支援が必要な子がいます。
その子どもたちは、毎日往復2時間以上かけて出水養護学校(※)に通っています。
今月号では、「支援が必要な子どもたちに負担を強いる教育環境を改善したい」と活動を続けている「伊佐市に新しい特別支援学校をつくる会(以下、つくる会)」のみなさんを取材しました。
伊佐市は、生活圏を同じくする湧水町のみなさんと協力し、県教委・県議会に対して県内どこに生まれても、住んでいる地域で学べる特別支援学校の設置を要望しています。
すべての人が「住みよいまち」とはどんなまちでしょうか?
交通の利便性、買い物施設の充実、医療体制の確立、治安など、どれも快適に生活するための重要な条件です。
そして、それらすべての要素の根本にあるのは、その地に暮らす人の「心の豊かさ」ではないでしょうか。
障がいを正しく理解し、多様性について考えることで、伊佐がめざす未来像がみえてきます。
※鹿児島県では、令和5年4月1日から「養護学校」から「特別支援学校」に名称が変更されます。
◆学校も友達も大好き!
伊佐市大口に住む山口幸大くんは、出水養護学校中学部2年生。
生まれつき重度の脳性まひのため、四肢不自由で呼吸障害があります。
人工呼吸器を使用したくさんの医療的ケアが必要な幸大くんは、出水養護学校へ通学することはできず、週2回の訪問教育をうけています。
「幸大はほんとに学校が大好き!ビデオメッセージや教室の映像をみながら、友達と一緒にいる雰囲気を楽しんでいるようです」と話すのは母親のみゆきさん。
特別支援教育では、児童生徒一人ひとりの個性に応じた柔軟な授業が行われています。
身体を自由に動かすことができない幸大くんに少しでも授業を楽しんでもらおうと工夫を凝らす大久保裕子先生は「幸大くんは好奇心旺盛で、『僕もやりたい!』としっかり目で訴えてくるんです」と笑います。
◆学校が近くにあったなら…大好きな友達と会える機会も増えるのに…
伊佐-出水間の道路は、急カーブも多い峠道。体調を崩しやすい幸大くんにとっては、身体への負担が大きく、これまで学校行事に数回登校するのがやっと。
「毎日体調の心配も多く、なかなかたくさんのことを経験させることは難しいんですが、いつまでも元気に人生を楽しんでほしいです」と、みゆきさんは優しく幸大くんを見つめます。
できることが限られているからこそ、子どもたちにできるだけたくさんの“楽しい”や“うれしい”気持ちを感じる機会を増やしてあげたい。
それが「つくる会」の願いです。
〔広報いさ 2022年12月1日号〕

ひとりじゃないよ 特別支援学校とともに描く未来~暮らす~
◆住みよいまちに
伊佐・湧水の子どもたちのなかには、特別な支援が必要な子がいます。
その子どもたちは、毎日往復2時間以上かけて出水養護学校(※)に通っています。
今月号では、「支援が必要な子どもたちに負担を強いる教育環境を改善したい」と活動を続けている「伊佐市に新しい特別支援学校をつくる会(以下、つくる会)」のみなさんを取材しました。
伊佐市は、生活圏を同じくする湧水町のみなさんと協力し、県教委・県議会に対して県内どこに生まれても、住んでいる地域で学べる特別支援学校の設置を要望しています。
すべての人が「住みよいまち」とはどんなまちでしょうか?
交通の利便性、買い物施設の充実、医療体制の確立、治安など、どれも快適に生活するための重要な条件です。
そして、それらすべての要素の根本にあるのは、その地に暮らす人の「心の豊かさ」ではないでしょうか。
障がいを正しく理解し、多様性について考えることで、伊佐がめざす未来像がみえてきます。
※鹿児島県では、令和5年4月1日から「養護学校」から「特別支援学校」に名称が変更されます。
◆学校も友達も大好き!
伊佐市大口に住む山口幸大くんは、出水養護学校中学部2年生。
生まれつき重度の脳性まひのため、四肢不自由で呼吸障害があります。
人工呼吸器を使用したくさんの医療的ケアが必要な幸大くんは、出水養護学校へ通学することはできず、週2回の訪問教育をうけています。
「幸大はほんとに学校が大好き!ビデオメッセージや教室の映像をみながら、友達と一緒にいる雰囲気を楽しんでいるようです」と話すのは母親のみゆきさん。
特別支援教育では、児童生徒一人ひとりの個性に応じた柔軟な授業が行われています。
身体を自由に動かすことができない幸大くんに少しでも授業を楽しんでもらおうと工夫を凝らす大久保裕子先生は「幸大くんは好奇心旺盛で、『僕もやりたい!』としっかり目で訴えてくるんです」と笑います。
◆学校が近くにあったなら…大好きな友達と会える機会も増えるのに…
伊佐-出水間の道路は、急カーブも多い峠道。
体調を崩しやすい幸大くんにとっては、身体への負担が大きく、これまで学校行事に数回登校するのがやっと。
「毎日体調の心配も多く、なかなかたくさんのことを経験させることは難しいんですが、いつまでも元気に人生を楽しんでほしいです」と、みゆきさんは優しく幸大くんを見つめます。
できることが限られているからこそ、子どもたちにできるだけたくさんの“楽しい”や“うれしい”気持ちを感じる機会を増やしてあげたい。
それが「つくる会」の願いです。
〔広報いさ 2022年12月1日号〕

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