岐阜市立草潤中学校
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+ | 入学式に先立ち、柴橋正直市長や水川和彦教育長らが、玄関に設置した校名板を除幕。<br> | ||
+ | 式では、井上博詞校長が「公立学校の在り方に一石を投じ、皆さんの未来を切り開く学校にしていく。<br> | ||
+ | 生徒の声を聞きながら、新たな形を追い求めたい」と式辞を述べた。<br> | ||
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2021年4月16日 (金) 15:33時点における版
目次 |
岐阜市立草潤中学校
所在地 | 岐阜県岐阜市金宝町4-1 |
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TEL | |
FAX |
周辺ニュース
ページ名 岐阜市立草潤中学校 ( )
東海3県の公立で初 岐阜市に不登校特例校「草潤中学校」開校
東海3県の公立学校では初めてとなる、不登校の生徒を対象にした岐阜市の「不登校特例校」が7日、開校式と入学式を迎え、3学年で40人の生徒が入学しました。
岐阜市の不登校特例校・草潤中学校は、年々増加する不登校の生徒の学びの場を確保するため新たに設置されました。
新2年生、新3年生の転入も含む3学年で40人の生徒が入学し、入学式では井上博詞校長が「公立学校の在り方に一石を投じる未来の学校であり、生徒の未来を切り開く学校です」と生徒を歓迎しました。
※転入した新3年生
「(Q.学校に来るのはいつ以来)1年ぶりですかね。
勉強とかいろいろ日々のストレスでちょっと精神的にまいってしまった。
ただ学校自体が大嫌いなわけではないのでもう一度チャンスをということでここに来ました」
※保護者
「ずっと探していた学校がやっと岐阜にできて、そこに子供が行けるということですごく嬉しかった。見守って全力でサポートしたい」
学校に制服はなく、テントやハンモックがある図書室や大きなソファが置かれた教室など、「学校らしくない学校」をコンセプトに運営され、授業もオンラインなどを活用して週に数日登校するコースなどが選べるということです。
〔2021年4/7(水) ぎふチャンDIGITAL〕
公立の不登校特例校・草潤中が開校 東海3県初、通学とオンライン配分自由に決定
公立で東海3県初の不登校特例校・草潤中学校が7日、岐阜市金宝町に開校した。
入学式があり、転入学した1~3年生計40人が、新たな一歩を踏み出した。
不登校特例校は、不登校の子どもを対象に特別の教育課程を編成して教育を実施する学校で、公立では全国7校目。
市が廃校になった旧徹明小学校を活用し整備した。
通学とオンライン学習の配分を自由に決められるなど、生徒たちが個々のペースで学べる。
転入学生のほか、他校の生徒が週1回草潤中に通う「通級支援」、オンラインで学習相談を行う「Online支援」を各25人が利用する。
入学式に先立ち、柴橋正直市長や水川和彦教育長らが、玄関に設置した校名板を除幕。
式では、井上博詞校長が「公立学校の在り方に一石を投じ、皆さんの未来を切り開く学校にしていく。
生徒の声を聞きながら、新たな形を追い求めたい」と式辞を述べた。
〔2021年4/8(木) 岐阜新聞Web〕
周辺ニュース
ページ名 岐阜市立草潤中学校 ( )
不登校の中学生40人が入学…東海地区初の公立不登校特例校が開校
校長「学校らしくない学校を作りたい」
岐阜市に7日、不登校の生徒を対象とした公立中学校が開校しました。
岐阜市に開校した市立草潤中学校は、東海地区で初となる公立の不登校特例校で、1年生から3年生までのあわせて40人が入学しました。
草潤中学校では、生徒一人一人の生活実態に合わせ個別にカリキュラムを編成し、年間の授業時間は一般の学校の4分の3ほど。
登校を義務付けずオンライン学習なども積極的に取り入れます。
入学した生徒:
「草潤中学校では自分の意見をはっきりと言えるように頑張りたいです。
そして、大好きな音楽も精いっぱい頑張りたいです」
制服は無く生徒は自由な服装で登校できるほか、校内にはテントやハンモックを設置した図書室もあり、井上博詞校長は「学校らしくない学校を作っていきたい」と話していました。
〔2021年4/7(水) 東海テレビ〕
不登校生徒対象の中学校が開校 公立では中部地方初 岐阜市
岐阜市で7日、公立では中部地方初となる不登校の生徒を対象にした草潤(そうじゅん)中学校が開校しました。
授業時間は一般の中学校の4分の3で、家庭でのオンライン学習ができるなど、生徒に合った学校生活で心と体の安定を取り戻す支援をします。
この日の入学式には、3学年40人が参加しました。
入学した女子生徒は「草潤中学校では友達の意見も自分の意見もはっきり言えるように頑張りたいです」と話していました。
井上博嗣校長は「学校らしくない学校、生徒の未来を切りひらく学校にしていきたい」と話していました。
〔2021年4/7(水) 中京テレビNEWS〕
周辺ニュース
ページ名 岐阜市立草潤中学校 ( )
「学校らしくない学校を作っていきたい」岐阜県に不登校専門の公立中学校誕生
公立としては東海3県では初めてとなる、不登校を経験した生徒だけの中学校が7日、岐阜市で開校しました。
開校したのは、公立の不登校特例校の「草潤(そうじゅん)中学校」です。
この中学校では不登校を経験した生徒のありのままを受け入れるため、登校するか自宅学習にするかなどは、生徒の生活実態に合わせ、選択できます。
一方、年間の授業時間は一般の中学校の4分の3程度になっていて3学年で40人が入学しました。
「自分の意見を言えるようになりたい」(生徒)
入学式で、井上博詞校長は「学校らしくない学校で、手作りの学校、未来を切り開く学校を作っていきたい」と挨拶しました。
〔2021年4/7(水) CBCテレビ〕
不登校生徒のための中学が開校、40人が転入学 校長「手作りの学校を」 岐阜
東海地方で初めてとなる、不登校の生徒を対象にした公立の専門の中学校が岐阜市で開校しました。
開校した岐阜市立草潤中学校は東海地方で初めて、文科省に認定された公立の不登校特例校で、40人の生徒が岐阜市内外から転入学しました。
一般の中学校の年間授業時間は1015時間ですが草潤中学校は770時間で、家庭で学習し、週に数日登校するコースなどが選べます。
入学式で井上博詞校長は「生徒一人一人に寄り添い手作りの学校を作っていきたい」と話しました。
〔2021年4/7(水) メ〜テレ(名古屋テレビ)〕
周辺ニュース
ページ名 岐阜市立草潤中学校 ( )
「学校らしくない学校」図書室にハンモック 不登校特例校の草潤中が内覧会
ハンモックやテントなどが置かれた図書室。
学校らしくない学校を目指している=岐阜市金宝町
岐阜市金宝町に4月開校する、公立では東海3県初の不登校特例校・草潤中学校の内覧会が同所で開かれた。
テントやハンモックのある図書室や大きなソファが置かれた教室など、「学校らしくない学校」を目指して準備してきた校舎を、地元住民らが見て回った。
旧徹明小学校の施設を活用して整備。生徒数は3学年計40人で、ほかに他校に在籍する生徒が週1回、草潤中に通う「通級支援」の実施を想定している。
不登校を経験した子どものありのままを受け入れるためオンライン授業を行うなど、個々に合った学校生活の中で心身の安定を取り戻し、新たな可能性を見いだせるよう支援する。
内覧会には、開校に向けて正面玄関の塗装や花壇の整備などで携わった住民や、同校に善意を寄せた市民らが集まった。
住民らでつくる徹明まちづくり協議会の野口勝広会長(71)は「全てが斬新でどんな学校になるか想像できないが、楽しみ。子どもたちを温かく迎え入れたい」と話した。
〔2021年3/29(月) 岐阜新聞Web〕
周辺ニュース
ページ名 岐阜市立草潤中学校 岐阜県岐阜市( )
不登校児の新しい居場所「特例中学校」が岐阜市に開校 義務教育の間もそれぞれの子にあった選択肢を
義務教育期間は、私立学校を除いては居住する地域で定められた学校に通うという選択肢しかないのが現実といいます(allensima/stock.adobe.com)
友人のYさん(40歳・大阪府在住)は、現在高校生と中学生の息子さんを育てているシングルマザーです。
そのYさんの息子さんたちが不登校だと聞いたときには驚きました。
数年前に会ったときにはとても楽しそうに通学していたからです。
義務教育の多様化が望まれます
Yさんの住む市にも適応指導教室が一応はあるそうなのですが、開店休業のようで機能していないとのことでした。
かといって、フリースクールは高額で、シングルマザーのYさんは毎月の支払いを考えるとなかなか通わせてあげることもできません。
この先の息子さんの居場所について悩んでいたときに、ちょうど岐阜市の特例中学校のことを知ったとのことでした。
2021年4月に開校する、中部地方で初めてできる公立の「不登校特例校」だといいます。
不登校特例校とは、学習指導要領にとらわれず、不登校生の実態に配慮した特別な教育課程をもつ学校のことで、2020年4月時点では全国に13校があるといいます。
岐阜市の学校は「ありのままの君を受け入れる新たな形」をモットーに、個に応じたケアや学習環境の中で心身の安定を取り戻しつつ、新たな自分の可能性を見出すことを目指すといいます。
これまでの学校のシステムに合わせることに疑問を感じ、不登校を経験したり、いままさに悩み苦しんでいる生徒達にとっては、希望の光となるようなシステムだと思います。
授業のモデルとして
1:家庭学習が基本
2:週数日登校
3:毎日登校
の3パターンが提示されていますが、実際は学習の進み具合や生活実態に合わせ、個別に教育課程を編成していくとあります。
個別の学びを実現するために定員は40人。各学年1クラス、1年生10人、2、3年生は各15人の予定だそうです。
説明会には定員を大きく上回る3倍の希望者が集まり、また、公立のため岐阜市への引っ越しを検討されている市外のご家庭もあることから、需要の高さがうかがえます。
■義務教育とは?
文部科学省によると、不登校児の数は過去最多を更新し18万1272人となり、7年連続で増加の一途をたどっています。
そもそも、学校に通う「就学」については「保護者は、子の満6歳に達した日の翌日以後における最初の学年の初めから、満12歳に達した日の属する学年の終わりまで、これを小学校又は特別支援学校の小学部に就学させる義務を負う」(学校教育法第17条第1項)、また「子が小学校又は特別支援学校の小学部の過程を修了した日の翌日以後における最初の学年の初めから、満15歳に達した日の属する学年の終わりまで、これを中学校、中等教育学校の前期過程又は特別支援学校の中等部に就学させる義務を負う」(同条第2項)と定められています。
つまり「義務教育」とは、「保護者が教育を受けさせる義務」であって、「子どもが教育を受けなければならない義務」ではありません。
子どもが教育を受けることは、義務ではなく権利になります。
しかし、文部科学省は、インターナショナルスクールやフリースクールなどへの就学については「就学義務を履行していることにはならない」としており、自宅で教育を受ける「自宅学習(ホームスクーリング)」についても同様になります。
■「教育」の多様化
不登校児の居場所として、フリースクールなども増えてきており、それらを利用しているご家族も多くいらっしゃると思います。
ですが、その子たちが世間に認められている所属場所は公立の小中学校です。
Yさんが言うには、不登校の子供たちは家でゲームをしたり、動画を見たりして楽しく過ごしているように見えても、心の奥では「本来行かなければいけない場所に行っていない自分」というものに、大人が思っている以上に苦しみ罪悪感を持っているそうです。
Yさんの上の息子さんは中学校を卒業後、通信制の高校に進学しました。
通信制ですのでいままでと同じように家に居ることに変わりはないのですが、息子さんの表情がとても明るくなり、家族との会話や勉強に取り組む姿勢も驚くほど変化したと話していました。
家に居るということは同じでも、「通信制高校」という所属場所があり、正当な理由で家に居るんだと子ども自身が思えることで、罪悪感を持たずにさまざまな事に前向きになれるのだろうということでした。
中学校卒業後は全日制高校、定時制高校、通信制高校、就職など、その子に合った場所を選択することができます。
しかし義務教育期間は、私立学校を除いては居住する地域で定められた学校に通うという選択肢しかなく、そこが合わない子どもには他に選択できる場所がないのが現実です。
フリースクールなど、不登校児が安心して居心地よく過ごすことができる場所が増えてきたことはとてもいいことだと思いますが、Yさんのようにシングルマザーで経済的にも難しい方もいます。
そんな中、公立でさまざまな学習スタイルに適応した「学校」が全国的にも展開され創設されることは、「個」が重視されるこれからの時代にもマッチしているのではないかと思います。
私の身の回りには、子どもはまだ小さいですが、大きな声や音が苦手など聴覚過敏なところがあり集団の中にうまくなじめるのか心配している人たちがいます。
義務教育の本来の目的は、子供たちが自分で生きる力を育む土台となる基礎を身に付けるというものです。
インターネットが発達した現代社会で、これからの「教育」はますます多様化し、学び方の選択肢が増えることが大事になってくることと思います。
(まいどなニュース特約・長岡 杏果)
〔2021年3/4(木) まいどなニュース〕
登校義務付けずオンラインも活用予定…『不登校特例校』の公立中学開校で説明会 転入学の希望者ら参加
不登校特例校「草潤中学校」 岐阜市
来年開校する岐阜市立の不登校特例校で31日、転入学の希望者を対象とした説明会が開かれました。
来年4月に、岐阜市に開校予定の草潤中学校は、東海地区で初となる公立の不登校特例校で、説明会には転入学を希望する県内外の不登校の生徒やその保護者ら300人余りが参加しました。
草潤中学校では生徒一人一人の生活実態に合わせ、個別にカリキュラムを編成し、年間の授業時間は一般校の4分の3ほどで、登校を義務付けずオンライン学習も実施する予定です。
岐阜市では、今後個別面談などを通して、来年1月までに転入学する生徒を選定する方針です。
〔2020年11/2(月) 東海テレビ〕
草潤中説明会に330人 岐阜市長「人生の一歩を共に」
多くの保護者や児童生徒らが詰め掛けた草潤中学校の説明会=31日午前10時15分、岐阜市金宝町、旧徹明小学校
岐阜市に来年4月開校する東海3県初の公立の不登校特例校・草潤中学校の学校説明会が31日、同市金宝町の旧徹明小学校で開かれた。
不登校を経験した子どものありのままを受け入れるために、登校せずオンラインで授業が受けられるようにするといった新しい形の学校。
説明会には市内外の親子126組を含む約330人が参加し、関心の高さをうかがわせた。
年間の授業時間を一般校の4分の3に削減し、個々に合った学校生活を送る中で心身の安定を取り戻し、新たな可能性を見いだすことを目指す。
定員は3学年で計40人程度。市教育委員会が今後、個別面談などを通じて入学者を決める。
説明会で柴橋正直市長は「一人一人が価値ある存在として、小さな成功の積み重ねや人生の確かな一歩を一緒につくっていきたい」とあいさつ。
早川三根夫教育長は「市全体で学びの場を保障する、もう一つの学校としてあり続けたい」と述べた。
参加者は市教委不登校特例校設置準備室の井上博詞室長から学校の概要について説明を受けた後、校務員らがペンキを塗り直すなど手作りで整備を進めている校舎内を巡った。
担当教諭から紹介されて参加した岐阜市の男子生徒の母親は「参加者が多くて驚いた。どうしたら入学できるか、個別に聞いてみたい」と話した。
説明会は12月12日にも同所で開かれる。
〔2020年11/1(日) 岐阜新聞Web〕
岐阜市に来春開校する公立の特例中学校で学校説明会開く
不登校の生徒だけを対象にした公立の特例中学校が来年、東海3県で初めて岐阜市に開校するのを前に31日、学校説明会が開かれました。
説明会には、生徒やその親ら約300人が参加しました。
この学校のコンセプトは「あなたに学校が合わせる」で、市教委の担当者が個人の状況に合わせてオンライン学習か登校かを選んだり、担任を選べること、制服や給食は無いことなどを説明しました。
この岐阜市立草潤中学校は、来年4月に開校します。
〔2020年10/31(土) CBCテレビ〕
市立草潤(そうじゅん)中学(不登校特例校)学校説明会の参加者
県内初となる公立の不登校特例校「市立草潤中学校」は、不登校を経験した生徒のありのままを受け入れ、個に応じたケアや学習環境の中で心身の安定を取り戻しつつ、新たな自分の可能性を見出すことを方針とし、令和3年4月の開校を予定しています。来年度開校に向けた学校説明会を開催します。
日時:2020年10月31日(土)・12月12日(土)の午前10時~11時30分
場所:旧徹明小学校(金宝町4-1)
対象者:現在不登校または不登校を経験した児童生徒(小学6年生~中学2年生)およびその保護者(保護者のみも可)、不登校支援に関心のある人
申込・問合せ:各開催日の1週間前までに在籍する学校または直接教育政策課不登校特例校設置準備室(南庁舎3階・【電話】214-2240)へ。
※学校の概要や説明会について詳しくは市ホームページをご覧ください。
〔2020年9月15日号〕
岐阜の不登校特例校、年間授業時間4分の3 教委が指導概要 10、12月に説明会
2021年4月に開校する岐阜市の不登校特例校「草潤(そうじゅん)中学校」について、岐阜市教育委員会は年間授業時間を一般校の4分の3に減らすことを柱とした指導概要をまとめた。
市教委は19年6月の設置方針決定後、文部科学省との協議や先行事例を研究したうえで、指導計画の策定を進めていた。
10月と12月に、同校への転入学を考える生徒や保護者を対象とした学校説明会を予定している。
不登校特例校は、不登校の児童や生徒の実態に配慮した特別の教育課程を編成する必要がある場合、文科相の指定を受けた学校が、特別の課程で教育を行うことができる制度で、全国15の小・中・高校が指定を受けている。
県内では揖斐川町の私立西濃学園中学校が17年4月に開校した。
公立では草潤中学校が東海3県で初となる。
岐阜市教委がまとめた概要によると、通常は年間1015時間の授業時間を770時間に減らした上で、▽毎日通学▽家庭でのオンライン学習中心▽通学とオンライン学習の組み合わせ――など、生徒と教諭が個別に相談したうえで授業の進め方を決める。
生徒のオンライン学習に必要なタブレット端末は、学校が用意する。
通常は科目ごとに授業時間が決まっている「美術」「音楽」「技術家庭」は「セルフデザイン」としてまとめたうえで、各生徒の興味に合わせて選択できるようにする。
生徒ごとに授業の進め方が異なるため、定期テストは実施せず、学習状況に合わせて個別に成績を評価する。
こうした取り組みを通じて、不登校を経験した生徒のありのままを受け入れ、生徒の新たな可能性を見いだすことを目指す。
岐阜市教委は10月31日と12月12日に学校説明会、来年1月に学校見学会を開く。
校舎は岐阜市中心部にある旧徹明小学校の校舎(岐阜市金宝町4)を利用し、市内全域から転入学が可能。
本人と学校が相談したうえで、1月末をめどに実際の転入学生を決める。
〔2020年9/9(水) 毎日新聞【駒木智一】〕
不登校特例校名「草潤中学校」に 岐阜市、21年開校
岐阜市は24日、2021年4月に同市金宝町の旧徹明小学校舎を活用して開校予定の不登校特例校の名称を市立草潤(そうじゅん)中学校に決めたと発表した。
古代中国の思想家荀子(じゅんし)の「玉、山に在れば草木潤い、淵に珠を生ずれば崖枯れず」との言葉に由来。
内に素晴らしいものがあれば必ず外に表れるとの意味で、そのためには学びが必要との思いを込めた。
市教育委員会が、中国文学者で市立女子短期大学長の杉山寛行さん(71)による原案を協議。
「啓明(けいめい)」「淑哲(しゅくてつ)」など九つの案から委員5人が選んだ。
特例校は、市内に住む不登校の中学生が対象で、全校で40人ほどの規模を想定している。
授業時間を短縮し、カウンセラーなど専門的な知見を持つ教職員らを20人ほど配置。学力などに応じた個別指導を行う。
〔2019年12/25(水) 岐阜新聞Web〕