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コロナ禍の若者

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(コロナ禍の若者)
 
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それでも若者たちはしたたかに時代の波に乗っていくことでしょう。 <br>        
 
それでも若者たちはしたたかに時代の波に乗っていくことでしょう。 <br>        
  
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2021年2月27日 (土) 11:07時点における最新版

コロナ禍の若者

新型コロナウィルスが猛威を振るい、様々な行動が制限され、皆我慢を強いられている今日この頃。
皆さんも何かと不自由な、そして不安な日々を送っておられることでしょう。
テレビをつければ心配なニュースばかり。
でも、気落ちしてばかりはいられませんね。
これが現実で私たちはこの状況をなんとか越えていかなければなりません。
そんな中でも若者たちがしたたかに時代に適応している姿がチラホラと見受けられます。
今回は敢えてそんな彼らのプラスの反応を集めてみました。

みんながマスクを着けて外出する今日この頃、実は今まで外出が大きな障害になっていた若者たちの中には「かえって外出しやすくなった」「周囲の目が気にならなくなった」と、外出が以前よりは容易になった若者もいます。
「醜形恐怖」という言葉に縛られ、どうしても外出しなければならないときには自分を守るツールとして必ずマスクが必要だった彼、「みんなマスクしているから自分だけが目立たなくて済むので外出が楽になった」と言っています。
かえって元気になった若者も私の周囲にはちらほら見受けられます。
自分だけがこもっているのではなく世間のみんなが引きこもり生活。
自分は人より劣っているという考えに縛られなくて済むということもあるのかもしれませんね。
大学は授業の形態がリモート中心に変わり、「リモート学習」はもうすでに「対面学習」の代替品ではなくなってきているようです。
大学はある意味いち早く時代の進む方向に舵を切っているのだとも考えられます。
その大きな変化をまともにくらった大学生たち。
当初は戸惑ったり大変なこともあったようです。
それでも今は結構気楽にリモート授業に適応している姿が見受けられます。
うちに来ている学生たちもリモート授業で出席率が上がり、また授業の確認のレポートの提出が多くなり、副産物としてしっかりした論理的な長文を書けるようにもなってきています。
また、今までは大学で友達ができず「ぼっち」(独りぼっち)がつらいので大学に行きづらいと言っていた学生も そんな心配もなくなったようで、「かえって勉強に集中できる」と話していました。
現在中3の不登校の生徒もリモート授業やAI学習に特化したオルタナティヴ高校に進学を決めました。
何が何でも登校して対面授業に出席をするという今までの学校制度から脱却して時代のニーズに敏感に対応できるのは不登校の子たち、そしてその子たちの受け皿の新たな学校なのかもしれませんね。
この春惜しくも亡くなったセシオネット親の会の重鎮 上河辺先生は「これからの学校の学習内容はタブレット一つで十分で学校では対面学習や人の中でしか学べない経験を積み重ねていくようになる。」と常々おっしゃっていました。
コロナ後の社会がどう変わるかはまだまだ未知の領域ではありますが、確実に今までの「常識」や「当たり前」だけでは対処できなくなる部分も多くなってくるでしょう。
それでも若者たちはしたたかに時代の波に乗っていくことでしょう。 
        

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