京都市立京都奏和高等学校 定時制課程
16行: | 16行: | ||
</tr> | </tr> | ||
</table> | </table> | ||
+ | |||
+ | '''不登校生の学び直し支援 定時制の「市立京都奏和高」が開校'''<br> | ||
+ | 不登校など、さまざまな事情を抱える生徒を受け入れる定時制高校「京都市立京都奏和(そうわ)高校」(高崎利明校長)が8日、同市伏見区に開校した。<br> | ||
+ | 伏見工業高と西京高の定時制を将来的に再編・統合する形にした。<br> | ||
+ | 多様なカリキュラムや少人数教育など、子どもの学び直しを支援する体制を整えている。<br> | ||
+ | 市教委によると、定時制高校は昼に働く子どもが夜間に学ぶ場とされてきたが、近年は不登校の経験者や発達障害などの生徒が通うケースが増加している。<br> | ||
+ | 需要の変化に対応するため、市教委は2014年から開校の準備を進めていた。<br> | ||
+ | 校名には「さまざまな困りがある生徒が個性を奏で響き合い、共に和をもって学び合う」との思いが込められている。<br> | ||
+ | 生徒一人一人の事情に対応するため、授業を受ける時間帯や通う年数が異なる4種類のカリキュラムから選べるようにした。<br> | ||
+ | 一人一人に目が行き届くよう、1クラスの人数は約20人に絞った。<br> | ||
+ | スクールカウンセラーなどの専門家も配置する。<br> | ||
+ | 2月に実施した入試は、定員80人に対し225人が志願(倍率2・81倍)。<br> | ||
+ | 8日の開校式で、新入生代表の小林麻優(まひろ)さん(15)は「さまざまな困りに対し、全生徒が認め合い、学び合っていきます」と誓った。<br> | ||
+ | 伏見工業高と西京高の定時制は21年度から募集を停止し、22、23年度に閉校する。<br> | ||
+ | 〔2021年4/9(金) 毎日新聞【添島香苗】〕 <br> | ||
+ | |||
'''京都奏和(そうわ)高校説明会'''<br> | '''京都奏和(そうわ)高校説明会'''<br> |
2021年4月18日 (日) 15:44時点における版
京都市立京都奏和高等学校 定時制課程
所在地 | 京都府京都市伏見区 |
---|---|
TEL | |
FAX |
不登校生の学び直し支援 定時制の「市立京都奏和高」が開校
不登校など、さまざまな事情を抱える生徒を受け入れる定時制高校「京都市立京都奏和(そうわ)高校」(高崎利明校長)が8日、同市伏見区に開校した。
伏見工業高と西京高の定時制を将来的に再編・統合する形にした。
多様なカリキュラムや少人数教育など、子どもの学び直しを支援する体制を整えている。
市教委によると、定時制高校は昼に働く子どもが夜間に学ぶ場とされてきたが、近年は不登校の経験者や発達障害などの生徒が通うケースが増加している。
需要の変化に対応するため、市教委は2014年から開校の準備を進めていた。
校名には「さまざまな困りがある生徒が個性を奏で響き合い、共に和をもって学び合う」との思いが込められている。
生徒一人一人の事情に対応するため、授業を受ける時間帯や通う年数が異なる4種類のカリキュラムから選べるようにした。
一人一人に目が行き届くよう、1クラスの人数は約20人に絞った。
スクールカウンセラーなどの専門家も配置する。
2月に実施した入試は、定員80人に対し225人が志願(倍率2・81倍)。
8日の開校式で、新入生代表の小林麻優(まひろ)さん(15)は「さまざまな困りに対し、全生徒が認め合い、学び合っていきます」と誓った。
伏見工業高と西京高の定時制は21年度から募集を停止し、22、23年度に閉校する。
〔2021年4/9(金) 毎日新聞【添島香苗】〕
京都奏和(そうわ)高校説明会
伏見工業高校と西京高校定時制の再編等による、3年4月開校予定の定時制高校
日時:2020/2月1日14時(2時間半)
会場:伏見工業高校(伏見区深草鈴塚町)
対象:中学2年生と保護者他
料金:無料
申込み・問合せ:1月24日までに、京都いつでもコール(
催し名、電話、学校名、個別相談希望の有無、希望者全員の氏名・ふりがなを明記)
〔きょうと市民しんぶん 令和2年1月1日号〕
定時制の新高校「京都奏和」に 伏見工と西京高を統合、21年4月開校
校名が「京都奏和」に決まった新定時制高の完成予想図(京都市教委提供)
京都市教育委員会は22日、伏見工業高(京都市伏見区)と西京高(中京区)の定時制を統合して2021年4月に伏見区で開校する新定時制高の名前を「京都奏和(そうわ)」に決めたと発表した。
市教委は7月に校名案を公募し、延べ134件の応募があった。
それを基に識者や学校関係者でつくる検討会議が議論し、市教委が校名を正式に決定した。
校名には不登校の経験や発達障害などがある多様な生徒が和を持って学び、互いの個性を響かせ合い夢に向かって進む校風を奏でてほしいという願いを込めた。
校名決定に伴い、高校の設置などについて定める条例の改正案が11月市議会に提出される。
同高は不登校経験者や特別な支援が必要な生徒のサポートを充実させているのが特徴。自分のペースで学べるよう始業時間が異なる四つの就学コースを用意する。
伏見工業高の敷地内に設置され、通学区域は府内全域。
普通科のみを設置し、1学年80人程度を受け入れる。
〔2019年11/22(金) 京都新聞〕
京都市教委の人事異動171人規模 新定時制高校開設へ準備室
京都市教育委員会は30日までに、31日付の退職者と4月1日付で発令する事務局の人事異動を発表した。
規模は171人で、退職者が多かったため昨年より43件増加した。
不登校や発達障害などで困りを抱えた生徒の多様なニーズに応える定時制単独高校の新設に向けた「新定時制高校開設準備室」を指導部に設置。
係長級以上は15人配置する。
新学習指導要領の実施に向け、学習環境の充実を図るため学校指導課内を再編。
データに基づいた教育指針の提案や先端技術の活用を進める企画調査担当を設ける。
多文化共生教育の担当課長も新設し、外国にルーツを持つ子どもの支援に力を入れる。
総合支援学校の児童生徒数が増加しているため、総合育成支援課に担当課長と担当係長を新たに設置。
学校施設を充実させ、医療機関との連携を進める。
〔2019年3/31(日) 京都新聞〕