びーんずネット
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+ | 不登校の息子を育てる両親が、不登校経験者やその保護者らに話を聞き、インタビュー集にまとめている。<br> | ||
+ | 昨年3月から半年ごとに発行し、3月に第3号を出した。<br> | ||
+ | 学校に行けなかった頃はどんな気持ちだったのか。親として我が子とどう向き合ったのか。<br> | ||
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+ | 発行しているのは川崎市の市民団体「びーんずネット」代表の金子あかねさん(50)、純一さん(48)夫妻。<br> | ||
+ | 長男(15)は学習障害のため板書をノートに写すことが苦手で、同級生との人間関係の悩みなども重なり、小学3年の秋から不登校になった。<br> | ||
+ | 登校を促す純一さんに対し、あかねさんは見守る立場を取った。<br> | ||
+ | 「子どもを信じること」という子育てについて書かれた本を夫に渡すなどして考え方を変えていったが、自身も追い詰められていた。<br> | ||
+ | 自分の母親から「あなたの代わりに私が学校に連れて行ってあげたい」と言われ、「何もしていないダメな親」と責められた気がした。<br> | ||
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+ | 不登校児の親の会が開く集まりに参加することも考えたが、「どんな人が来てどんなことを話すのか分からず不安」で一歩が踏み出せなかった。<br> | ||
+ | 翌年から息子を「デモクラティックスクール」に通わせた。<br> | ||
+ | そこでは学校の運営を子どもたちが話し合いで決め、何を学ぶかも自分で決める。<br> | ||
+ | 保護者らと交流する中、「悩める親が気軽に来られる場を作りたい」と2018年3月、「びーんずネット」を作った。<br> | ||
+ | 3カ月に1度、市内でセミナーを開き、講師として招いた不登校の当事者や支援者らにインタビューをしてきた。<br> | ||
+ | 高校で特進クラスに通い、勉強に疲れてひきこもりになった女子大生。<br> | ||
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+ | 「人それぞれ生き方があり、みんな一生懸命生きている。それでいい」と思えるようになった。<br> | ||
+ | セミナーの講師として招いた人たちの半生や今の思いを形にしたインタビュー集のタイトルは「雲の向こうはいつも青空」。毎号7人ずつ登場する。<br> | ||
+ | 「もしこの七人に共通点があるとしたら、それは何がしかの雲をくぐり抜けて、その向こうには青空が確かにあると知っていること、かもしれません」。<br> | ||
+ | 毎号の冒頭には、金子さん夫妻のこんなメッセージが書かれている。<br> | ||
+ | 2人の息子は、この春から自宅でオンライン授業を受けられる通信制高校に進んだ。<br> | ||
+ | インタビュー集はホームページ(https://beans-n.com/)で販売。税込み1100円。<br> | ||
+ | 〔2020年4/10(金) 毎日新聞【千脇康平】〕 <br> | ||
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2020年4月22日 (水) 14:02時点における版
びーんずネット
所在地 | 神奈川県川崎市高津区 |
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TEL | 090・2543・2300(金子) |
FAX |
周辺ニュース
ページ名びーんずネット、神奈川県川崎市(不登校のニュース、居場所のニュース)
不登校のあなたへ…厚い雲の向こうは、きっといつも青空だよ 当事者が語る本音 冊子に
何かが変わるヒントを得てほしい――。
不登校の息子を育てる両親が、不登校経験者やその保護者らに話を聞き、インタビュー集にまとめている。
昨年3月から半年ごとに発行し、3月に第3号を出した。
学校に行けなかった頃はどんな気持ちだったのか。親として我が子とどう向き合ったのか。
当事者たちの思いが語られている。
発行しているのは川崎市の市民団体「びーんずネット」代表の金子あかねさん(50)、純一さん(48)夫妻。
長男(15)は学習障害のため板書をノートに写すことが苦手で、同級生との人間関係の悩みなども重なり、小学3年の秋から不登校になった。
登校を促す純一さんに対し、あかねさんは見守る立場を取った。
「子どもを信じること」という子育てについて書かれた本を夫に渡すなどして考え方を変えていったが、自身も追い詰められていた。
自分の母親から「あなたの代わりに私が学校に連れて行ってあげたい」と言われ、「何もしていないダメな親」と責められた気がした。
「懸命に向き合っていたけど身近な人にすら理解されなくて……。
責められるんじゃないかと『ハリネズミ』のように守りの態勢で生きていた」
不登校児の親の会が開く集まりに参加することも考えたが、「どんな人が来てどんなことを話すのか分からず不安」で一歩が踏み出せなかった。
翌年から息子を「デモクラティックスクール」に通わせた。
そこでは学校の運営を子どもたちが話し合いで決め、何を学ぶかも自分で決める。
保護者らと交流する中、「悩める親が気軽に来られる場を作りたい」と2018年3月、「びーんずネット」を作った。
3カ月に1度、市内でセミナーを開き、講師として招いた不登校の当事者や支援者らにインタビューをしてきた。
高校で特進クラスに通い、勉強に疲れてひきこもりになった女子大生。
小学5年で不登校になり、今は画家になった男性。
子どもが不登校になったことを機に支援団体を作った保護者……。
「人それぞれ生き方があり、みんな一生懸命生きている。それでいい」と思えるようになった。
セミナーの講師として招いた人たちの半生や今の思いを形にしたインタビュー集のタイトルは「雲の向こうはいつも青空」。毎号7人ずつ登場する。
「もしこの七人に共通点があるとしたら、それは何がしかの雲をくぐり抜けて、その向こうには青空が確かにあると知っていること、かもしれません」。
毎号の冒頭には、金子さん夫妻のこんなメッセージが書かれている。
2人の息子は、この春から自宅でオンライン授業を受けられる通信制高校に進んだ。
インタビュー集はホームページ(https://beans-n.com/)で販売。税込み1100円。
〔2020年4/10(金) 毎日新聞【千脇康平】〕
周辺ニュース
ページ名びーんずネット、神奈川県川崎市高津区(不登校のニュース)
「びーんずネット」主催イベント
語ろう「不登校の悩み」 12月7日にセミナー開催
まずは参加しませんか?
高津区内に拠点を構え不登校や親子関係の悩みなどについて講座等を実施している「びーんずネット」が12月7日(土)、トークセッション形式のセミナーを実施する。
後援は川崎市教育委員会、川崎の親子を考える会。
下作延にある「ノクチカ」を会場に午後2時から行われるこの催し。
当日は、過去に200人以上の不登校生と関わりを持ってきた島田徳隆さん(アンガージジュマン・よこすか理事長)を迎え、経験談などを聞きながら不登校の子ども達の「その先の進路」について一緒にトークを重ねながら考える。
参加費は2千円で先着12人限定。詳細問合せなどはすべてメール【メール】beansnet.a@gmail.com
〔2019年11月15日タウンニュース高津区版 〕
不登校セミナー 不登校の悩み語り合う 保護者向けセミナー
不登校に悩む親同士で語り合うセミナー「『ありのままの僕でいい』学校をやめた僕が、いま画家として伝えたいこと」が9月15日(土)、下作延のノクチカで開かれる。
ゲストに小学5年で不登校になり現在は画家として活動する大村竜夫さんを迎え、少人数のトークセッション形式で学校や生き方について考える。
午前10時から正午。定員先着15人。参加費2千円。
(問)びーんずネット事務局金子さん【携帯電話】090・2543・2300
不登校セミナー 『ありのままの僕でいい』学校をやめた僕が、いま画家として伝えたいこと
2018年9月15日〜、10:00開始 〜 12:00終了
神奈川県川崎市高津区下作延1-1-7nokutica(ノクチカ)
費用:2000円
問い合わせ先:びーんずネット
TEL:090-2543-2300
〔2018年8月3日タウンニュース高津区版〕