朝カフェ(藤沢市)
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朝カフェの取材で、私の記事をきっかけに小沼さんを知り、参加したお母さんがいました。<br> | 朝カフェの取材で、私の記事をきっかけに小沼さんを知り、参加したお母さんがいました。<br> | ||
こんなにうれしいことはありません。人と人をつなぐのが、この仕事の醍醐味です。<br> | こんなにうれしいことはありません。人と人をつなぐのが、この仕事の醍醐味です。<br> | ||
+ | 〔2018年10月12日 タウンニュース藤沢版〕 <br> | ||
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+ | '''不登校の悩み、分かち合い 「母親同士、交流の場を」''' | ||
+ | 年々増え続けている不登校児童生徒。しかし公的な支援や情報が少ないため、当事者家族が孤立しがちだ。<br> | ||
+ | そんな状況を打破しようと5月、藤沢市内で母親同士の交流の場が誕生した。市内外から参加者が訪れている。<br> | ||
+ | 「最初は、毎朝戦いでつらかった。前の日は『明日は学校に行くよ』というのに、朝起きて来ない。<br> | ||
+ | あと10分で学校が始まるよって、お尻を叩いていた。遅刻したら余計に行かないから必死だった」<br> | ||
+ | そんな体験談に参加者が大きくうなづいた。<br> | ||
+ | この会「朝カフェ」を主催している小沼陽子さん(43)=辻堂新町在住=は、2人の子どもが不登校だ。<br> | ||
+ | 現在、自宅を拠点に図書館など地域の教育資源を活用したホームスクーリングを実践している。<br> | ||
+ | しかし、たどりつくまでには、紆余曲折があった。<br> | ||
+ | 中学生の子を持つ親は、「同じ境遇の親と交流したいと思っても、学校には個人情報なので教えられないと言われた」と話す。<br> | ||
+ | フリースクールなどの情報も学校から提示されることはなく、「ここに来てようやく自分がほっとできた」と言う小学生の親もいた。<br> | ||
+ | 「親は孤立しがち。だからつながりを作りたい」と、小沼さんは話す。<br> | ||
+ | 会は月1回、善行駅前の飲食店などで開催されている。<br> | ||
+ | 今月1日の会には、市内や鎌倉市の不登校児童生徒の保護者や、「保育園にいやいやながら通っているので事前に知っておきたい」という母親など9人が参加した。<br> | ||
+ | 自己紹介のあとには、自宅学習の仕方や高校受験などの情報交換が行われ、さらには母親同士の趣味の話に広がり、不登校の話から逸れていく。<br> | ||
+ | 小沼さんは、「それでいいと思っている。お母さんが元気になれば子どもも元気になる。そんな場にしたい」と思いを語る。<br> | ||
+ | 昨年発表された文部科学省の調査によると、小・中学生の不登校は全国で13万4398人おり、5年前から年々増え続けているが、公的な支援は少ない。<br>一方、ある母親は「悩んでいるお母さんを誘ったら、そこまで深刻ではないと言われた。家庭ごとに考え方も違うし、簡単に誘えないのも難しいところ。地道に活動を拡げていきたい」と話した。<br> | ||
+ | 朝カフェの情報は、【URL】http://homeschooling-town.comへ。<br> | ||
〔2018年10月12日 タウンニュース藤沢版〕 <br> | 〔2018年10月12日 タウンニュース藤沢版〕 <br> | ||
2018年10月19日 (金) 12:59時点における版
所在地 | 神奈川県藤沢市 |
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周辺ニュース
ページ名朝カフェ(藤沢市)、神奈川県藤沢市、(不登校のニュース、当事者の会・自助グループ)
記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク
トップ記事の「朝カフェ」を主催する小沼さんは、4月27日号の人物風土記で登場しています。
半年前に私が取材に行きました。終始明るい笑顔で話す小沼さんですが、不登校で悩んでいた時期の話は、聞いているだけで涙が出てきそうでした。
市内にはもっと悩んでいる人がいるはず、なんとかこの情報を届けたい、そんな思いを込めて記事を書きあげました。
朝カフェの取材で、私の記事をきっかけに小沼さんを知り、参加したお母さんがいました。
こんなにうれしいことはありません。人と人をつなぐのが、この仕事の醍醐味です。
〔2018年10月12日 タウンニュース藤沢版〕
不登校の悩み、分かち合い 「母親同士、交流の場を」
年々増え続けている不登校児童生徒。しかし公的な支援や情報が少ないため、当事者家族が孤立しがちだ。
そんな状況を打破しようと5月、藤沢市内で母親同士の交流の場が誕生した。市内外から参加者が訪れている。
「最初は、毎朝戦いでつらかった。前の日は『明日は学校に行くよ』というのに、朝起きて来ない。
あと10分で学校が始まるよって、お尻を叩いていた。遅刻したら余計に行かないから必死だった」
そんな体験談に参加者が大きくうなづいた。
この会「朝カフェ」を主催している小沼陽子さん(43)=辻堂新町在住=は、2人の子どもが不登校だ。
現在、自宅を拠点に図書館など地域の教育資源を活用したホームスクーリングを実践している。
しかし、たどりつくまでには、紆余曲折があった。
中学生の子を持つ親は、「同じ境遇の親と交流したいと思っても、学校には個人情報なので教えられないと言われた」と話す。
フリースクールなどの情報も学校から提示されることはなく、「ここに来てようやく自分がほっとできた」と言う小学生の親もいた。
「親は孤立しがち。だからつながりを作りたい」と、小沼さんは話す。
会は月1回、善行駅前の飲食店などで開催されている。
今月1日の会には、市内や鎌倉市の不登校児童生徒の保護者や、「保育園にいやいやながら通っているので事前に知っておきたい」という母親など9人が参加した。
自己紹介のあとには、自宅学習の仕方や高校受験などの情報交換が行われ、さらには母親同士の趣味の話に広がり、不登校の話から逸れていく。
小沼さんは、「それでいいと思っている。お母さんが元気になれば子どもも元気になる。そんな場にしたい」と思いを語る。
昨年発表された文部科学省の調査によると、小・中学生の不登校は全国で13万4398人おり、5年前から年々増え続けているが、公的な支援は少ない。
一方、ある母親は「悩んでいるお母さんを誘ったら、そこまで深刻ではないと言われた。家庭ごとに考え方も違うし、簡単に誘えないのも難しいところ。地道に活動を拡げていきたい」と話した。
朝カフェの情報は、【URL】http://homeschooling-town.comへ。
〔2018年10月12日 タウンニュース藤沢版〕
[[Category:|あさかふぇ(ふじさわし)]]