Job:製紙工
提供: 不登校ウィキ・WikiFutoko | 不登校情報センター
(版間での差分)
2行: | 2行: | ||
==製紙工== | ==製紙工== | ||
+ | [[ファイル:KILAT_スーパーホワイトペーパー.png|link=http://www.kilat.jp/contents/onestep/other/lp/copy/index.html]]<BR> | ||
〔[[:カテゴリ:中学生・高校生のための仕事ガイド|2003年原本]]〕<br> | 〔[[:カテゴリ:中学生・高校生のための仕事ガイド|2003年原本]]〕<br> | ||
製紙工業の作業員です。<br> | 製紙工業の作業員です。<br> |
2018年2月19日 (月) 23:13時点における最新版
製紙工
〔2003年原本〕
製紙工業の作業員です。
紙を製造する工程は大別すると3つになります。
広義の製紙工はこれらの全体を含めた人をさします。
①パルプ工―――紙の主原料となるパルプをつくります。
②紙料工―――パルプに薬品や染料を混合します。
①製紙工―――狭義の製紙工で、抄紙機を操作して紙を製造します。
紙の品質基準にしたがって、原料を配合します。
原料はパルプ、薬品、染料が混合された薄い液体(水分99%)です。
最近は環境保存の視点から再生紙が評価され、古紙が原材料として利用されることもあります。
この原料を抄紙機にかけ、非常に細かな金網にのせて脱水します。
そうすると水分を多く含んだ形の紙になり、さらに脱水し、乾燥させ、鉄のロールの間をくぐらせて光沢をあたえ、ワインダーに巻き取っていきます。
製紙工の仕事はこの抄紙機を操作しながら、一部の抜きとり検査などで点検していきます。
1台の抄紙機に5~6人がつきます。
大手の製紙機械はコンピュータ導入によって数値制御(MC)化がすすんでいます。
この仕事につくのに特別の資格はいりません。
入職後、2~3年で一通りの作業は身につきます。
メーカーとは別に養成訓練機関はありませんので、すべてメーカー入職後の訓練になります。
5~6年の経験者で一人前の仕事ができるといわれるようになります。
機械は24時間稼動、4組3交代勤務なので夜勤もあります。
〔給〕は〔並〕。