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Job:技術士・技術士補

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==技術士・技術士補==
 
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特定の職名ではなく、さまざまな学科技術分野の専門家の資格名です。<br>
 
特定の職名ではなく、さまざまな学科技術分野の専門家の資格名です。<br>
 
技術士は17の専門部門で、計画、研究、設計、分析、試験、評価などを行ないます。<br>
 
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2017年9月25日 (月) 20:52時点における最新版

技術士・技術士補

2003年原本
特定の職名ではなく、さまざまな学科技術分野の専門家の資格名です。
技術士は17の専門部門で、計画、研究、設計、分析、試験、評価などを行ないます。
かなりの人が技術コンサルタントを名乗っています。
技術士補は技術士を補助する技術者の資格名で、同様な仕事に従事する技術者です。
その技術士の17の部門は、機械、船舶、航空機、電気、化学、繊維、金属、鉱業、建築、水道、衛生工学、農業、林業、水産、経営工学、情報処理、応用理学になります。
機械分野なら機械技術士となり、機械技術者のうち技術士の資格取得者ということです。
企業の所属者は、企画開発を担当したり、官公庁の所属者は土地開発計画の従事したり、また個人で技術コンサルタント事務所を開設しています。
技術コンサルタント事務所のばあい、企業との契約により仕事をすすめることになります。
たとえば、新工場建設のプラン作成、機械の設計や購入の機種選び、従業員への操作指導のような一連の業務、企業間の技術提携の研究と斡旋、省エネルギーの装置づくり、コンピュータ導入による機械の自動化や施設、防災対策や防災診断、公害・騒音・振動対策の企画、技術文献の調査、技術面の社員教育など専門的技術知識を生かしたコンサルタント業です。
コンサルタント事務所やフリーの技術士のばあいは、スポンサー探し、契約企業訪問という“営業活動”があります。
一般に、技術問題の講演や専門分野の論文執筆など多彩な活動が求められるものです。
高度なシンクタンク的要素を要求される仕事です。
資格は文部科学省の認定で、(社)日本技術士会が実施しています。
第1次試験の合格者が技術士補、第2次試験の合格者が技術士の資格を得ます。
第1次試験は共通科目(数学、物理学、化学、生物学、地学)と専門科目(17の専門分野に対応する科目)の筆記試験とその合格者には、年齢、性別、学歴、実務経験の制限はありません。
しかし、実力は高度で普通の大学卒業以上になります。
第2次(技術士)試験は、選択部門の必須1科目と選択1科目の筆記試験と、その合格者の口頭試験です。
受験資格は、①科学技術に関する専門的能力を必要とする事項に従事した実務経験が7年以上の人。
②技術士補として技術士を補助した期間が、通算4年以上の人、となっています。
合格者がいずれも技術士登録簿および技術士補登録簿に氏名などを登録しなければなりません。
有資格者約36,000名(98年)。
コンサルタント事務所に勤務する人は〔給〕は〔髙〕。
その場合でもほかに専門分野の研究や講演などの収入があります。
〔参考〕(社)日本技術士会
〒105-0001 東京都港区虎ノ門4-1-20田中山ビル 
TEL03-3459-1331
http://www.engineer.or.jp/

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