Job:肉製品製造技術者
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仕事の手順は、作るものにより多少違います。<br> | 仕事の手順は、作るものにより多少違います。<br> | ||
ハム製造は、肉から骨抜き、塩漬(えんせき。塩をすり込む)、充填(じゅうてん。樽に漬け込む)、結紮(けっさつ。しばって動かないようにする)、天日での乾燥、薫煙、湯煮(熱湯に数時間入れる)、冷却、包装の順です。<br> | ハム製造は、肉から骨抜き、塩漬(えんせき。塩をすり込む)、充填(じゅうてん。樽に漬け込む)、結紮(けっさつ。しばって動かないようにする)、天日での乾燥、薫煙、湯煮(熱湯に数時間入れる)、冷却、包装の順です。<br> | ||
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労働環境は、生物(なまもの)を扱う食品工場なので衛生的ですが、薫煙・加熱作業では、煙が目に入ったり、暑かったりすることもあります。<br> | 労働環境は、生物(なまもの)を扱う食品工場なので衛生的ですが、薫煙・加熱作業では、煙が目に入ったり、暑かったりすることもあります。<br> | ||
季節的に忙しいのは中元や歳暮を前にした時期です。<br> | 季節的に忙しいのは中元や歳暮を前にした時期です。<br> | ||
− | いずれも特に資格は必要ではありません。食肉加工会社に入り、研修を受け、製造現場に配属されます。<br> | + | いずれも特に資格は必要ではありません。食肉加工会社に入り、研修を受け、製造現場に配属されます。 <br> |
比較的若い人が多く、男女半々、女性はパートタイマーで働く人も多く含まれています。<br> | 比較的若い人が多く、男女半々、女性はパートタイマーで働く人も多く含まれています。<br> | ||
〔給〕は〔並〕。<br> | 〔給〕は〔並〕。<br> |
2017年9月25日 (月) 21:39時点における最新版
肉製品製造技術者
〔2003年原本〕
肉を加工した食品の製造者です。
ハム製造工、ソーセージ製造工、ベーコン製造工、さらにハンバーグ、ヤキブタ、ミートボールや食肉缶詰(かんづめ)の製造工も入ります(⇒缶詰製造工)。
仕事の手順は、作るものにより多少違います。
ハム製造は、肉から骨抜き、塩漬(えんせき。塩をすり込む)、充填(じゅうてん。樽に漬け込む)、結紮(けっさつ。しばって動かないようにする)、天日での乾燥、薫煙、湯煮(熱湯に数時間入れる)、冷却、包装の順です。
ソーセージ製造は、肉の角切り、肉挽(にくび)き、塩漬、混合(乳化剤や調味料を入れる)充填、結紮、乾燥、薫煙、湯煮、冷却、包装で、初めの部分を除くとハム製造と似ています。
ベーコン製造は、肉からの脱骨と整形、塩漬、乾燥、薫煙、冷却、包装です。
ハム、ソーセージ、ベーコンにも多くの種類があり、また機種の違いや工場ごとの仕事の方法も工夫が加えられていますから、以上は大筋の手順になります。
加熱したり冷やしたりする温度、時間の調整で微妙に特色が出てくるものです。
工程の多くに機械が導入され、操作マニュアルに従って機械を動かしながら、色、形、固さ、温度、時間などをチェックしていきます。
しかし、食肉の解体・整形など機械化が難しく、人手に頼るところもあります。
労働環境は、生物(なまもの)を扱う食品工場なので衛生的ですが、薫煙・加熱作業では、煙が目に入ったり、暑かったりすることもあります。
季節的に忙しいのは中元や歳暮を前にした時期です。
いずれも特に資格は必要ではありません。食肉加工会社に入り、研修を受け、製造現場に配属されます。
比較的若い人が多く、男女半々、女性はパートタイマーで働く人も多く含まれています。
〔給〕は〔並〕。