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お答え:本人の希望が確かなら道は開けるー木村茂司

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「中学校も山村留学をしたいという」に答えるページ <br>
 
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[[お答え:子どもの個性を尊重してもらえればいいー赤沼侃史]]<br>
 
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2017年7月16日 (日) 10:58時点における最新版

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本人の希望が確かなら道は開ける

〔質問028〕中学校も山村留学をしたいという
小学生のころ山村留学をしていました。
中学になると自宅に戻りましたが、都会の生活はなれず、自然が好きなようです。
また中学生活も山村留学がいいのでしょうか。

〔回答028〕本人の希望が確かなら道は開ける
自然のどんなところが好きなのでしょう。
植物ですか、動物ですか、詳しく聞いてください。
それとも都会、勉強、人付き合いがイヤなのでしょうか。
一度有能なカウンセラーに相談してみませんか。
自然が好きならば、中学も山村留学、高校も山の学校の林業科、大学も林業科という道があります。
将来は林業関係の仕事もいいのではありませんか。
いまでは林業組合に就職して、林業に従事するということも増えています。

M君は登校拒否ではなかったのですが、人付き合いが苦手で友達と話さなかったので、親が心配して山村留学をしました。
山村留学は、分校のような少人数の山の学校で、寮も少人数でした。
いろいろな町から来た人で一緒に食事をつくったり、遊んだり、農業をしたりしました。
中学生になって家族の中に戻り、町の中学校に通いました。
しかし、みんなは部活に入り、塾に通い、家でゲームをしたりしている中で、一人浮いてしまいました。
元気がなく、1人でいることが多くなったので、また山村留学に戻りました。
山村留学では、小学校からの仲間もいました。
先輩として年下の世話、慣れているので農作業も食事も寮の生活も、村の行事もしっかりと参加しました。
中学校卒業のころには体も大きくなり、若者らしくなり、すっかり一人前です。
高校はその近くの県立高校の林業科があり、男子だけは寮がありました。
寮生活は慣れているので、寮ではいろんなことをしっかりやり遂げ、山村留学の寮も手伝いました。
高校では、山の管理、木の管理、果物の木の栽培、シイタケなどの食品栽培を学びました。
すっかり山の男になっています。
〔2013年5月〕

回答者と所属団体
赤門学習塾木村茂司

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