釧路消費者協会
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家庭で余った食品を集め、福祉施設や生活に困っている人に届ける、釧路消費者協会(畠山京子会長)の「フードバンク活動」が2年目に入った。<br> | 家庭で余った食品を集め、福祉施設や生活に困っている人に届ける、釧路消費者協会(畠山京子会長)の「フードバンク活動」が2年目に入った。<br> | ||
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〔◆平成29(2017)年5月17日 北海道新聞 朝刊地方〕 <br> | 〔◆平成29(2017)年5月17日 北海道新聞 朝刊地方〕 <br> | ||
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2017年5月31日 (水) 19:25時点における版
釧路消費者協会
所在地 | 北海道釧路市 |
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TEL | |
FAX |
「食品ロス」減らし必要な人へ フードバンク通年に 釧路消費者協、事務局に専用箱
家庭で余った食品を集め、福祉施設や生活に困っている人に届ける、釧路消費者協会(畠山京子会長)の「フードバンク活動」が2年目に入った。
初年度は期間を区切って募集したが、本年度は通年で実施している。
現在は約500人の会員を中心に協力を呼び掛けており、来年度以降も継続する考えだ。
協会は、食べられるのに廃棄される「食品ロス」削減を重点事業に掲げており、フードバンク活動はその一環。
昨年度は会員と、協会事務局のある釧路市役所職員に協力を求めたところ、缶詰やレトルト食品のほか、コメや乾麺、菓子など保存可能な約20品目が寄せられた。
このうち、協会は昨年10月に、菓子類を釧路市の児童養護施設「釧路まりも学園」に贈り、その他の食品は今年3月に、釧路市生活相談支援センター「くらしごと」に届けた。
同センターは生活に困窮する相談者に対する一時的な食料支援も行っており、9人に提供した。
相談支援員の新田摩奈美さんは「寄贈は大変ありがたい」と感謝した上で、「フードバンク活動を、生活困窮の問題を身近に知るきっかけにしてほしい」と話す。
協会は4月にフードバンク用の専用箱を事務局に用意し、家庭で余った食品を受け付けている。
畠山会長は「余剰食品を有効活用しようという善意の輪を少しでも広げたい」と話す。
問い合わせは同協会事務局(電)0154・24・2037(平日午前10時~午後4時)へ。
〔◆平成29(2017)年5月17日 北海道新聞 朝刊地方〕