不登校の高校生の親からの電話相談
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30分ばかり聞いたのですが、親が自然に気づくような状態で子どもを見る目や、対応方法(親子の関係)を理解していくのがいいと思います。<br> | 30分ばかり聞いたのですが、親が自然に気づくような状態で子どもを見る目や、対応方法(親子の関係)を理解していくのがいいと思います。<br> | ||
親の会に参加するとそこが得やすいです。<br> | 親の会に参加するとそこが得やすいです。<br> |
2017年5月16日 (火) 18:03時点における版
不登校の高校生の親からの電話相談
千葉市内の高校生の親からの電話相談です。
子どもが不登校になっていてどうしたらいいのかの相談でした。
ごくありふれた不登校の相談ですが、親にとってはとてもつらいことです。
特に新年度ならなおさらのことでしょう。
不登校になる理由には、大きくは2つの面があります。
本人の持っている先天的な要素と、生後以来の環境になります。
ほとんどがこの両面の組み合わせです。…
それがこの人の場合はどうなのかを聞きほぐしていくのが相談になります。
一般論ではなく、私の場合の相談のしかたとしましょう。
聞いてみるに、性格的におとなしくて自己主張が苦手といいます。
こういう場合でも先天的な要素だけとしないで、生後の環境面も見なくてはならないのです。
30分ばかり聞いたのですが、親が自然に気づくような状態で子どもを見る目や、対応方法(親子の関係)を理解していくのがいいと思います。
親の会に参加するとそこが得やすいです。
不登校情報センターのサイトに紹介する不登校の親の会が近辺にもあります。
地理的にはあまり違わないので、不登校情報センターの親の会に誘いました。
相談すれば解決策はすぐに見えてくるようですが、それは表面的なことです。
相談や親の会ではこれまで見えていなかったものが見えてきます。
わかっていてもできないこともあります。
これは子どもよりも親側に多いのです。
子どもの不登校が親子関係や家族の状態を改善するのは、これらが結び付いたときです。
こういうときは子どもの不登校の解決は全体の変化の一部です。
不登校を子どもに限定して対応してうまくいかないのはここを省略するからです。
もちろんケースバイケースですが、そのスタンスでいるとどんな状態でも道はあります。