大府市の公設塾
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2017年5月8日 (月) 12:55時点における版
大府市の公設塾
所在地 | 愛知県大府市 |
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無料の「公設塾」で中学生を学習支援 大府市、新年度から設置/愛知県
大府市は新年度から、中学生の学習支援を充実させる。
無料の「公設塾」を新設して、地域の大学生に先生役となってもらい、勉強を教えてもらう。
また、英語力アップのため、検定料の補助制度も設ける。
「公設塾」は子どもの貧困対策の一環で、塾に行けなくても学習意欲がある生徒に機会を提供する。
岡村秀人市長は「貧困の連鎖もある」とし、家庭の貧困で教育の機会を失った子どもが、大人になっても貧困から抜け出せない悪循環を食い止めたい、と狙いを説明する。
市内の全4中学校に対応し、4公民館を会場に毎週土曜の午後に2時間程度開く。
主に学校の勉強の復習や宿題の習慣づけなどで、基礎学力の底上げを目指す。
先生役には大学生を起用する。市教育委員会の担当者は「市内には大学もあり、先生を目指す学生も多い」と説明する。
市内の中学生は誰でも利用できるが、希望者が計80人の定員を超えた場合は、経済状況などで優先順位を決める。
運営はNPOに委託する。市教委によると、同様の制度は、高浜市や刈谷市、豊明市などで実施している。
また、英検3級以上を受ける中学生に検定料を全額補助する制度も始める。
英語力と学習意欲の向上を目指す。
市によると県内ではほとんど例がないという。
市は10日、一般会計287億7千万円の新年度予算案を発表した。
「公設塾」には約680万円、「英検補助」に約210万円を計上した。
〔◆平成29(2017)年2月11日 朝日新聞 名古屋朝刊地方版〕