かけはし(小山市)
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+ | ページ名[[かけはし(小山市)]]、栃木県小山市、(適応指導教室) <br> | ||
+ | '''外国人児童生徒が卒級式 小山の「適応教室」'''<br> | ||
+ | '''卒級式であいさつする児童生徒ら=小山市で'''<br> | ||
+ | 日本語が分からない外国人の子どもに、集中的に日本語や生活習慣を教える小山市の外国人児童生徒適応指導教室「かけはし」で二十二日、卒業式に当たる「卒級式」が開かれ、新たに小学五年~中学二年の計六人が巣立った。<br> | ||
+ | 二〇〇八年四月の開設以来、卒級生はこの日で二百一人になった。<br> | ||
+ | 児童らは「かけはしは楽しかった。これからも勉強を頑張ります」と笑顔であいさつした。<br> | ||
+ | 市教育委員会によると、言語だけでなく文化習慣の違いを指導し、模擬的に学校生活を体験させる施設としては東日本で初めて開設された。<br> | ||
+ | 専用教室が入る建物は市立小山城東小学校の敷地内にある。<br> | ||
+ | 小中学生を無償で受け入れ、通学は最長六カ月。<br> | ||
+ | 専任教員とバイリンガルの非常勤職員の計六人、ボランティアの大学生らが教える。<br> | ||
+ | これまで十六カ国の子どもが在籍し、城東小学校の行事にも参加して日本人児童と交流。卒級後はそれぞれ自宅がある地元の小中学校に通っている。<br> | ||
+ | 今回卒級したフィリピン出身のミシアス・ステファン君(11)は「漢字の勉強は大変だった。でも友だちができてうれしかった」。<br> | ||
+ | 母のミッシェルさん(36)も「ここで日本語を勉強し、日本文化を学び、学校生活にも慣れた。感謝している」とほほ笑んだ。<br> | ||
+ | 約百人教えてきた専任教員の山本一弘さん(45)は「個人差があり、同時に二十九人いたこともある。大変な面はあるが、表情が明るくなり、間違いを恐れずに質問するようになる様子を見るのはうれしい」と話す。<br> | ||
+ | 高校に入った卒級生が訪ねてきてくれることもあるという。<br> | ||
+ | (吉岡潤)<br> | ||
+ | 〔2016年12月23日 東京新聞NEWsWEB〕 <br> | ||
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2017年2月8日 (水) 15:57時点における版
所在地 | 栃木県小山市 |
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TEL | |
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周辺ニュース
ページ名かけはし(小山市)、栃木県小山市、(適応指導教室)
外国人児童生徒が卒級式 小山の「適応教室」
卒級式であいさつする児童生徒ら=小山市で
日本語が分からない外国人の子どもに、集中的に日本語や生活習慣を教える小山市の外国人児童生徒適応指導教室「かけはし」で二十二日、卒業式に当たる「卒級式」が開かれ、新たに小学五年~中学二年の計六人が巣立った。
二〇〇八年四月の開設以来、卒級生はこの日で二百一人になった。
児童らは「かけはしは楽しかった。これからも勉強を頑張ります」と笑顔であいさつした。
市教育委員会によると、言語だけでなく文化習慣の違いを指導し、模擬的に学校生活を体験させる施設としては東日本で初めて開設された。
専用教室が入る建物は市立小山城東小学校の敷地内にある。
小中学生を無償で受け入れ、通学は最長六カ月。
専任教員とバイリンガルの非常勤職員の計六人、ボランティアの大学生らが教える。
これまで十六カ国の子どもが在籍し、城東小学校の行事にも参加して日本人児童と交流。卒級後はそれぞれ自宅がある地元の小中学校に通っている。
今回卒級したフィリピン出身のミシアス・ステファン君(11)は「漢字の勉強は大変だった。でも友だちができてうれしかった」。
母のミッシェルさん(36)も「ここで日本語を勉強し、日本文化を学び、学校生活にも慣れた。感謝している」とほほ笑んだ。
約百人教えてきた専任教員の山本一弘さん(45)は「個人差があり、同時に二十九人いたこともある。大変な面はあるが、表情が明るくなり、間違いを恐れずに質問するようになる様子を見るのはうれしい」と話す。
高校に入った卒級生が訪ねてきてくれることもあるという。
(吉岡潤)
〔2016年12月23日 東京新聞NEWsWEB〕
周辺ニュース
ページ名かけはし(小山市)、栃木県小山市、(適応指導教室の周辺ニュース)
外国人児童生徒が卒級式 小山の「適応教室」 卒級式であいさつする児童生徒ら=小山市で
日本語が分からない外国人の子どもに、集中的に日本語や生活習慣を教える小山市の外国人児童生徒適応指導教室「かけはし」で二十二日、卒業式に当たる「卒級式」が開かれ、新たに小学五年~中学二年の計六人が巣立った。
二〇〇八年四月の開設以来、卒級生はこの日で二百一人になった。
児童らは「かけはしは楽しかった。これからも勉強を頑張ります」と笑顔であいさつした。
市教育委員会によると、言語だけでなく文化習慣の違いを指導し、模擬的に学校生活を体験させる施設としては東日本で初めて開設された。
専用教室が入る建物は市立小山城東小学校の敷地内にある。
小中学生を無償で受け入れ、通学は最長六カ月。
専任教員とバイリンガルの非常勤職員の計六人、ボランティアの大学生らが教える。
これまで十六カ国の子どもが在籍し、城東小学校の行事にも参加して日本人児童と交流。卒級後はそれぞれ自宅がある地元の小中学校に通っている。
今回卒級したフィリピン出身のミシアス・ステファン君(11)は「漢字の勉強は大変だった。でも友だちができてうれしかった」。
母のミッシェルさん(36)も「ここで日本語を勉強し、日本文化を学び、学校生活にも慣れた。感謝している」とほほ笑んだ。
約百人教えてきた専任教員の山本一弘さん(45)は「個人差があり、同時に二十九人いたこともある。大変な面はあるが、表情が明るくなり、間違いを恐れずに質問するようになる様子を見るのはうれしい」と話す。
高校に入った卒級生が訪ねてきてくれることもあるという。 (吉岡潤)
〔2016年12月23日 東京新聞TOKYO WEB〕