沖縄青少年自立援助センターちゅらゆい
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家庭で落ち着いて学ぶことができず、その結果授業についていけなくなり不登校になっているとし、「(学歴が重視される)今の社会で学校に行かないのはしんどいこと。学校に行っていないことで自分を追い詰めないでほしい」と話した。<br> | 家庭で落ち着いて学ぶことができず、その結果授業についていけなくなり不登校になっているとし、「(学歴が重視される)今の社会で学校に行かないのはしんどいこと。学校に行っていないことで自分を追い詰めないでほしい」と話した。<br> | ||
また、不登校だった生徒が、大学進学を目指し高校で努力していることを紹介し、「大学に行きたいけれど経済的理由で諦めるなら、それが一番つらい。進学できるよう選択肢を与えることが大人の役割だ」と提起した。<br> | また、不登校だった生徒が、大学進学を目指し高校で努力していることを紹介し、「大学に行きたいけれど経済的理由で諦めるなら、それが一番つらい。進学できるよう選択肢を与えることが大人の役割だ」と提起した。<br> | ||
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2016年11月20日 (日) 12:15時点における版
NPO法人沖縄青少年自立援助センターちゅらゆい
所在地 | 沖縄県那覇市 | |
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貧困・不登校 声を聞いて 那覇 全国対策団体が報告会 若者ら支える大切さ説く
子どもの貧困対策センターあすのば(東京都)は23日、「子どもの貧困対策全国キャラバンin沖縄」を那覇市の沖縄船員会館で開いた。
民間、行政から子どもの実情が報告されたほか、県内の高校生と児童養護施設出身者らが、子どもの声を受け止める大切さを訴えた。約70人が集まった。
里親家庭や児童養護施設で育った金城さや佳さんは、「『どこでも楽しめる』と思って生きていたけれど、そうでも思わなければ生きられなかった」と涙ぐんだ。
「自分から(養護施設や里親家庭に)入っていったんだと思っていた方が生きられた」
その経験から「支援する大人には間違ってほしくない。生きていく強さは、子どもの時の自己肯定感や愛された経験からくるので、そこを考えてほしい」と呼び掛けた。
那覇高2年の秋吉千國さんは、県外への進学を希望しながら学費の問題で悩む友人の事例などを挙げ、「自分がしたいことができる社会になってほしい」と望んだ。
県子ども総合研究所の堀川愛所長は、不登校の中学3年の息子が、高校進学を目指して登校しようとしたところ、身なりの問題で受け入れてもらえなかったと吐露。
「校内の情報共有不足もあったけれど、せっかくの一歩が踏みにじられてしまった。まずは『よく来たね』と受け入れてほしかった」と残念がった。
生活保護受給世帯の子らを支援する、NPO法人沖縄青少年自立援助センターちゅらゆいの金城隆一代表理事は「那覇市では保護世帯の子ども5人に1人が不登校」と報告した。
家庭で落ち着いて学ぶことができず、その結果授業についていけなくなり不登校になっているとし、「(学歴が重視される)今の社会で学校に行かないのはしんどいこと。学校に行っていないことで自分を追い詰めないでほしい」と話した。
また、不登校だった生徒が、大学進学を目指し高校で努力していることを紹介し、「大学に行きたいけれど経済的理由で諦めるなら、それが一番つらい。進学できるよう選択肢を与えることが大人の役割だ」と提起した。
〔◆平成28(2016)年7月31日 沖縄タイムス 朝刊〕