斜視の集まり(4)ー対人関係や社会生活の面を重視したい
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2016年7月6日 (水) 21:49時点における版
斜視の集まり(4)ー対人関係や社会生活の面を重視したい
今回の集まりで、私が推測したことが成り立たないとわかりました。
程度の重い斜視の場合は、発達障害に当たるのではないかという推測です。
これはとりあえず二重の意味で否定されました。
発達障害は先天的・遺伝的な要素によるものですが、先天的な斜視は成長期までの矯正手術で治ることによって否定されます。
重度の斜視で障害レベルと考えられるときは、後天的な理由によることでも否定されます。
これらもより多くの斜視の人の事実によって確証を得たいと思います。
というのは先天的な斜視であり、幼児期に矯正手術をしないで成人になり、社会的・職業的な制約を受けている人の状態を知らなくてはならないからです。
そういう人がどの程度いるのか、どういう状態でいるのかによってこの判断はすべきだろうと考えるからです。
●自閉などの発達障害も、子ども時代の生育環境によって、かなり改善できます。
これは斜視の幼児期の矯正手術の効果と重なる事情かもしれません。
視覚障害の一部として、眼科医などから斜視に関する報告があります。
視力・視覚の解剖学的な説明、矯正手術のしかたや医療機関情報など…それらは有益ですが、必要なことの全体ではありません。
内斜視と外斜視の違いもあります。
影響がより大きいのは外斜視かもしれません。
斜視であることによる対人関係、日常生活、社会生活、職業上の制約、影響の男女差は、(眼科医に頼るよりも)当事者から発していかなくては本当のところは伝わらないと思います。
それは個人差が大きく、本当に困難な状態におかれた人の問題を置き去りにしては対応にならないからです。
斜視の集まりを続ける意味はこのあたりにあるように思いました。
ネット上にある斜視情報はこういう対人関係、社会生活の部分が薄いように思います。
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