浜松市児童相談所
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◆'''児童虐待相談384件 浜松市、減少も高水準-15年度'''<br> | ◆'''児童虐待相談384件 浜松市、減少も高水準-15年度'''<br> | ||
浜松市児童相談所は18日、2015年度の児童虐待の相談件数が前年度より53件減の384件だったと公表した。<br> | 浜松市児童相談所は18日、2015年度の児童虐待の相談件数が前年度より53件減の384件だったと公表した。<br> |
2018年1月26日 (金) 23:50時点における版
浜松市児童相談所
◆児童虐待相談384件 浜松市、減少も高水準-15年度
浜松市児童相談所は18日、2015年度の児童虐待の相談件数が前年度より53件減の384件だったと公表した。
減少したものの過去10年で3番目に多く、虐待による一時保護は委託を含めて延べ123人となった。
虐待対応の種別では、心理的虐待が181件で最多となり、担当者は「(父母間の)家庭内暴力を目撃した児童の対応を求められるケースが増えている」と述べた。
ネグレクトが101件、身体的虐待が98件、性的虐待4件と続いた。
年齢別では小学生が151件で最も多かった。
「3歳未満」は57件、「3歳~学齢前」が109件で、学齢前の乳幼児が全体の4割を占めた。
通告経路は「近隣・知人」が157件で最多。虐待者は実母が7割に上った。
一方、区役所などに窓口を設け、児童相談所よりも比較的軽微な相談対応を担う市家庭児童相談室の虐待相談は、前年度比31件増の340件。身体的虐待がほぼ半数に上った。
市担当者は「虐待への関心の高まりで、より身近な家庭児童相談室の活用にもつながった可能性がある」と分析した。
〔2016年5月24日・貧困ネット、平成28(2016)年5月19日 静岡新聞 朝刊〕