麦の郷ハートフルハウス創
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<metadesc>和歌山県紀の川市の引きこもり・ニートなどの社会参加を支援する施設、引きこもり者社会支援センター麦の郷ハートフルハウス・創の基本情報です。</metadesc> | <metadesc>和歌山県紀の川市の引きこもり・ニートなどの社会参加を支援する施設、引きこもり者社会支援センター麦の郷ハートフルハウス・創の基本情報です。</metadesc> | ||
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+ | 平成25年に福祉サービス事業として、粉河地区の古民家にカフェをオープン。<br> | ||
+ | ひきこもりの当事者がゆるやかに働くことのできる場と、社会との繋がりをもてるような「居場所づくり」など、総合的な支援を行っています。<br> | ||
+ | 創では、3人の職員がローテーションを組み、常時2人が相談に応じています。<br> | ||
+ | また、毎月第2水曜日には、貴志川支所で巡回相談(予約制)も実施しています。<br> | ||
+ | 相談の方法は、面談や訪問のほか、電話やメールなど様々。<br> | ||
+ | 相談者の年齢は10~50代までと幅広く、ひきこもりの当事者やその家族、親戚、友達、学校の先生や医師など、誰でも相談が可能です。<br> | ||
+ | 4月の開設から約半年で、延べ568件(※2)の相談が寄せられています。<br> | ||
+ | 創では、相談だけでなく、ひきこもりの当事者同士が気軽に談話や食事が行える「居場所」も設置。<br> | ||
+ | 同じ経験を持つ人たちと、共通の趣味の話をしたり、一緒にゲームや食事をしたりすることができ、ひきこもりの当事者たちにとって、家以外でも安心できる場所のひとつとなっています。<br> | ||
+ | また、居場所でのコミュニケーションを通じ、活動の輪が広がることで、徐々に社会との繋がりを持っていくことができます。<br> | ||
+ | 職員の野中康寛さん(46)は「ひきこもりの当事者と一緒に過ごし、関係性を築くことを大切にしています」と話します。<br> | ||
+ | 野中さんは、活動の中で当事者と対等な関係を築くことによって、本音で語り合い、支援する側と支援を受ける側という関係を超えることが重要といいます。<br> | ||
+ | また、職員の石橋由季子さん(28)は、自身が中学生のときに不登校となり、中学時代をハートフルハウスで過ごし、高校へ進学しました。<br> | ||
+ | 高校生活の中で、社会には色々な人がいて、様々な関わり方があるということを学んだそうです。<br> | ||
+ | 自身の経験を生かしつつ、「生きづらさや社会で息苦しさを感じる人たちの役に立てたら」と笑顔で話す石橋さん。<br> | ||
+ | 創では、あたたかい職員が出迎えてくれます。<br> | ||
+ | ※2 568件は匿名相談なども含んだ、すべての相談件数です。<br> | ||
+ | ・粉河駅前にあるハートフルハウス創。<br> | ||
+ | ・創に設けられている「居場所」には、漫画やボードゲームなどが置かれ、利用者が思い思いの時間を過ごすことができます。<br> | ||
+ | ・120種類以上のボードゲームを備え、仲間が集まればすぐにゲームを始められます。<br> | ||
+ | 〔広報紀の川 令和2年2月号〕<br> | ||
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2020年12月23日 (水) 23:12時点における版
引きこもり者社会支援センター麦の郷ハートフルハウス・創
施設の性格 | 引きこもり地域支援センター |
所在地 | 〒649-6423紀の川市尾崎79-1 |
TEL | 0736-67-7080 |
FAX | 0736-78-2807 |
URL | http://www17.ocn.ne.jp/ mugi/kinokawaiwade/ |
▽新たなる支援の場
市はひきこもり状態にある人とその家族に対する支援を行うため、岩出市と共同で、平成31年4月「ひきこもりサポート事業」を開始しました。
ひきこもり相談の窓口として、民間の支援機関「社会福祉法人一麦会(麦の郷)ハートフルハウス創はじめ」(以下「創」)に事業を委託。
関係機関と調整を取りながら、様々なサポートを行っています。
創は、若者の社会参加を支援しようと、平成8年からハートフルハウスとして、旧岩出町で不登校支援を開始し、後に紀の川市に移転しました。
平成21年から、県ひきこもり者社会参加支援センター(※1)の指定を受け、相談支援を行っていましたが、相談支援だけでは解決に至らない場合もあることから、
平成25年に福祉サービス事業として、粉河地区の古民家にカフェをオープン。
ひきこもりの当事者がゆるやかに働くことのできる場と、社会との繋がりをもてるような「居場所づくり」など、総合的な支援を行っています。
創では、3人の職員がローテーションを組み、常時2人が相談に応じています。
また、毎月第2水曜日には、貴志川支所で巡回相談(予約制)も実施しています。
相談の方法は、面談や訪問のほか、電話やメールなど様々。
相談者の年齢は10~50代までと幅広く、ひきこもりの当事者やその家族、親戚、友達、学校の先生や医師など、誰でも相談が可能です。
4月の開設から約半年で、延べ568件(※2)の相談が寄せられています。
創では、相談だけでなく、ひきこもりの当事者同士が気軽に談話や食事が行える「居場所」も設置。
同じ経験を持つ人たちと、共通の趣味の話をしたり、一緒にゲームや食事をしたりすることができ、ひきこもりの当事者たちにとって、家以外でも安心できる場所のひとつとなっています。
また、居場所でのコミュニケーションを通じ、活動の輪が広がることで、徐々に社会との繋がりを持っていくことができます。
職員の野中康寛さん(46)は「ひきこもりの当事者と一緒に過ごし、関係性を築くことを大切にしています」と話します。
野中さんは、活動の中で当事者と対等な関係を築くことによって、本音で語り合い、支援する側と支援を受ける側という関係を超えることが重要といいます。
また、職員の石橋由季子さん(28)は、自身が中学生のときに不登校となり、中学時代をハートフルハウスで過ごし、高校へ進学しました。
高校生活の中で、社会には色々な人がいて、様々な関わり方があるということを学んだそうです。
自身の経験を生かしつつ、「生きづらさや社会で息苦しさを感じる人たちの役に立てたら」と笑顔で話す石橋さん。
創では、あたたかい職員が出迎えてくれます。
※2 568件は匿名相談なども含んだ、すべての相談件数です。
・粉河駅前にあるハートフルハウス創。
・創に設けられている「居場所」には、漫画やボードゲームなどが置かれ、利用者が思い思いの時間を過ごすことができます。
・120種類以上のボードゲームを備え、仲間が集まればすぐにゲームを始められます。
〔広報紀の川 令和2年2月号〕