Center:情報収集の引継ぎ企画の概要(修正版)
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+ | 1995年に不登校情報センターを設立して以来(実際はセンター設立前の出版社時代から)、不登校と中退に関係するスク-ルや親の会などの情報提供を始めました。 <br> | ||
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+ | (2) この取り組み自体が社会的な評価と支援を受けられる状態にする。<br> | ||
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2019年1月2日 (水) 10:11時点における最新版
情報収集の引継ぎ企画の概要(修正版)
1995年に不登校情報センターを設立して以来(実際はセンター設立前の出版社時代から)、不登校と中退に関係するスク-ルや親の会などの情報提供を始めました。
やがて引きこもりや周辺状況の、3年位前から発達障害の支援団体の情報を系統的に集め、情報提供の範囲を広げてきました。
当初は情報本の編集と発行でしたが2004年からはネット上のサイトへの情報掲載に転換して今日に至っています。
パソコンの素人集団の地道な取り組みながら、特別のSEO対策なしで検索「不登校」において上位を占めています。
高校中退やメンタルフレンドにおいてもかなりの上位を占め、事情を知る人には驚きをもたれています。
ウェブサイトを制作する素人集団とは不登校・引きこもりなどの経験者であることが、この情報提供活動を、いっそう特別のものにしています。
制作過程自体が対人関係づくりと社会参加の一部になっているサポート活動です。
2007年この取り組みを評価され「読売プルデンシャル福祉文化賞」を受けました。
今後はさらに準職場づくりに向かう可能性を秘めています。
どれだけの可能性があるのかを見きわめることはできませんが、将来にわたり継続していく課題がもちあがりました。
パソコンのできない松田が指揮して当事者の継続的な作業で膨大なウェブサイトを作り上げました。
今度は地道な情報収集を一手に引き受けていた松田が当事者たちに系統的にその方法と過程を引継いでいきます。
素人集団である不登校・引きこもり経験の当事者がこのサイトの運営を引継ぐことができるようにする大プロジェクトです。
サイトの運営を引継ぐなかにはもう一つの課題があります。
サイト運営において収益をあげ、制作者の作業費を支払えるようにすることです。
その形は一応できてはいるのですが、きわめて不十分です。
(1) 収入を数倍にする。
(2) この取り組み自体が社会的な評価と支援を受けられる状態にする。
(3) 制作者個人がその状態を理解され社会的な支援を受けられるようにする。
これらの組み合わせにより制作者の将来を開こうとするものです。
引きこもっている、引きこもりからは抜け出してはいるが働くに働けない、そういう人の参加を待っています。