定時制高校の生徒の様子
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ほとんどの定時制高校で過年度生の入学の入学は認められています。<br> | ほとんどの定時制高校で過年度生の入学の入学は認められています。<br> | ||
− | + | (2)'''不登校経験者の入学'''<br> | |
①川口市立県陽高校(埼玉県川口市)は、中学時代の不登校経験者は生徒の5割程度、立ち直り率は約70%。<br> | ①川口市立県陽高校(埼玉県川口市)は、中学時代の不登校経験者は生徒の5割程度、立ち直り率は約70%。<br> | ||
− | + | ②倉敷市立倉敷翔南高校(岡山県倉敷市)は「入学選抜において、中学時の欠席日数をマイナス要素としない選抜を行っている」。<br> | |
− | + | ③静岡県立藤枝東高校(静岡県藤枝市)は、不登校・高校中退者に特別な対応はしていないとしながら、「可能な限り柔軟に受け入れる」として、面接で重視する点として「4年間継続する心構え、学習意欲、真面目さ」をあげています。<br+> | |
+ | (3)'''昼働き・夜学ぶ'''<br> | ||
夜間定時制の生徒は「原則として、昼働きながら、夜学ぶ」ことになっています。<br> | 夜間定時制の生徒は「原則として、昼働きながら、夜学ぶ」ことになっています。<br> | ||
− | + | 実態は「入学後には働くという条件で、高校を受験し、入学後は働けないでいる生徒が多数に上る」学校も少なくはありません。<br> | |
− | + | 学校でもその状況を正確には把握していないものと思われます。正確に把握する意味も薄れているのかもしれません。<br> | |
− | 原則として4年制の課程です。 | + | (4)'''生徒数'''<br> |
+ | 原則として4年制の課程です。<br> | ||
①石川県立加賀聖城高校(石川県加賀市)は、各学年定数40名のところ生徒数は各学年8名から20名のであり、全校生徒数は51名です(2013年)。<br> | ①石川県立加賀聖城高校(石川県加賀市)は、各学年定数40名のところ生徒数は各学年8名から20名のであり、全校生徒数は51名です(2013年)。<br> | ||
②倉敷市立倉敷翔南高校(岡山県倉敷市)は総合学科1年次の定数95名に対し実人数95名、夜間部定数25名に対し実人数20名になります。<br> | ②倉敷市立倉敷翔南高校(岡山県倉敷市)は総合学科1年次の定数95名に対し実人数95名、夜間部定数25名に対し実人数20名になります。<br> | ||
− | + | *夜間にくらべて昼間のほうに入学希望者が多いことがわかります。<br> | |
+ | ③千葉県立市川工業高校(千葉県市川市)は、4年生の機械電気科と建築科があり、生徒定数は各学級40名の合計320名です。生徒字数は206名で、男子191名、女子15名の構成です(2013年)。<br> | ||
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2013年10月30日 (水) 20:30時点における最新版
定時制高校の生徒の状況
〔2013年10月〕
(1)過年度生の入学
ほとんどの定時制高校で過年度生の入学の入学は認められています。
(2)不登校経験者の入学
①川口市立県陽高校(埼玉県川口市)は、中学時代の不登校経験者は生徒の5割程度、立ち直り率は約70%。
②倉敷市立倉敷翔南高校(岡山県倉敷市)は「入学選抜において、中学時の欠席日数をマイナス要素としない選抜を行っている」。
③静岡県立藤枝東高校(静岡県藤枝市)は、不登校・高校中退者に特別な対応はしていないとしながら、「可能な限り柔軟に受け入れる」として、面接で重視する点として「4年間継続する心構え、学習意欲、真面目さ」をあげています。
(3)昼働き・夜学ぶ
夜間定時制の生徒は「原則として、昼働きながら、夜学ぶ」ことになっています。
実態は「入学後には働くという条件で、高校を受験し、入学後は働けないでいる生徒が多数に上る」学校も少なくはありません。
学校でもその状況を正確には把握していないものと思われます。正確に把握する意味も薄れているのかもしれません。
(4)生徒数
原則として4年制の課程です。
①石川県立加賀聖城高校(石川県加賀市)は、各学年定数40名のところ生徒数は各学年8名から20名のであり、全校生徒数は51名です(2013年)。
②倉敷市立倉敷翔南高校(岡山県倉敷市)は総合学科1年次の定数95名に対し実人数95名、夜間部定数25名に対し実人数20名になります。
*夜間にくらべて昼間のほうに入学希望者が多いことがわかります。
③千葉県立市川工業高校(千葉県市川市)は、4年生の機械電気科と建築科があり、生徒定数は各学級40名の合計320名です。生徒字数は206名で、男子191名、女子15名の構成です(2013年)。