適応指導教室(説明)
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2020年2月23日 (日) 10:16時点における最新版
学校・支援団体の解説構造の「学校関連」
適応指導教室
教育委員会が設立するフリースクール
教育委員会が設立している官制のフリースクールともいえる教育機関が適応指導教室です。
相談学級ともいいます。一部の教室は相談活動だけをしています。
大多数の教室は、教室や運動できるスペースがあり、教室によりいろいろな取り組みをしています。
不登校の子どもを対象とした対応機関であり、子どもは小学校・中学校に学籍を置いたまま、適応指導教室に通います。
学籍のある小学校・中学校へ戻ることが建前になっています。
それは子どもの状態によるものですから、多くの子どもは学校へ復帰しないまま卒業を迎えます。
教科学習は、子どもの自習時間を主に午前中に設け、教師は質問に答える形で対応指導するところが多いようです。
一斉授業の形のところも少しですがあります。
その場合でも子ども数が少ないので、個別指導ができます。
運動、ゲーム、社会見学など子ども同士が関わる取り組みが重視されます。
教室へ通うことは、学校への出席扱いとなり、毎日通室する子どもは「不登校」扱いにはなっていません。
中学校卒業後も引きつづき通ってくる子どもを受入れるところもあります。
高校年齢で高校へ進学しなかったり、高校の不登校生を受入れる適応指導教室もわずかですがあります。