お答え:本人の希望が確かなら道は開けるー木村茂司
(ページの作成:「{{topicpath | メインページ >> 不登校・引きこもり質問コーナー >> {{PAGENAME}} }} ...」) |
|||
(1人の利用者による、間の4版が非表示) | |||
2行: | 2行: | ||
===本人の希望が確かなら道は開ける=== | ===本人の希望が確かなら道は開ける=== | ||
− | ''' | + | 〔質問028〕'''中学校も山村留学をしたいという'''<br> |
− | 小学生のころ山村留学をしていました。<br>中学になると自宅に戻りましたが、都会の生活はなれず、自然が好きなようです。<br>また中学生活も山村留学がいいのでしょうか。<br> | + | 小学生のころ山村留学をしていました。<br> |
+ | 中学になると自宅に戻りましたが、都会の生活はなれず、自然が好きなようです。<br> | ||
+ | また中学生活も山村留学がいいのでしょうか。<br> | ||
− | ''' | + | 〔回答028〕'''本人の希望が確かなら道は開ける'''<br> |
自然のどんなところが好きなのでしょう。<br> | 自然のどんなところが好きなのでしょう。<br> | ||
植物ですか、動物ですか、詳しく聞いてください。<br> | 植物ですか、動物ですか、詳しく聞いてください。<br> | ||
14行: | 16行: | ||
いまでは林業組合に就職して、林業に従事するということも増えています。<br> | いまでは林業組合に就職して、林業に従事するということも増えています。<br> | ||
− | + | M君は登校拒否ではなかったのですが、人付き合いが苦手で友達と話さなかったので、親が心配して山村留学をしました。<br> | |
山村留学は、分校のような少人数の山の学校で、寮も少人数でした。<br> | 山村留学は、分校のような少人数の山の学校で、寮も少人数でした。<br> | ||
いろいろな町から来た人で一緒に食事をつくったり、遊んだり、農業をしたりしました。<br> | いろいろな町から来た人で一緒に食事をつくったり、遊んだり、農業をしたりしました。<br> | ||
中学生になって家族の中に戻り、町の中学校に通いました。<br> | 中学生になって家族の中に戻り、町の中学校に通いました。<br> | ||
しかし、みんなは部活に入り、塾に通い、家でゲームをしたりしている中で、一人浮いてしまいました。<br> | しかし、みんなは部活に入り、塾に通い、家でゲームをしたりしている中で、一人浮いてしまいました。<br> | ||
− | + | 元気がなく、1人でいることが多くなったので、また山村留学に戻りました。<br> | |
山村留学では、小学校からの仲間もいました。<br> | 山村留学では、小学校からの仲間もいました。<br> | ||
先輩として年下の世話、慣れているので農作業も食事も寮の生活も、村の行事もしっかりと参加しました。<br> | 先輩として年下の世話、慣れているので農作業も食事も寮の生活も、村の行事もしっかりと参加しました。<br> | ||
31行: | 33行: | ||
'''回答者と所属団体'''<br> | '''回答者と所属団体'''<br> | ||
[[赤門学習塾]]・[[木村茂司]]<br> | [[赤門学習塾]]・[[木村茂司]]<br> | ||
− | [[Category: | + | [[Category:木村茂司さんの回答|028]]<br> |
− | [[Category: | + | [[Category:山村留学の質問|028]] |
− | [[Category: | + | [[Category:進路の質問|028]] |
− | [[Category:不登校・引きこもり質問コーナー| | + | [[Category:不登校・引きこもり質問コーナー|20130610]] |
+ | |||
+ | 「中学校も山村留学をしたいという」に答えるページ <br> | ||
+ | [[お答え:子どもの個性を尊重してもらえればいいー赤沼侃史]]<br> | ||
+ | [[お答え:本人の希望が確かなら道は開けるー木村茂司]]<br> |
2017年7月16日 (日) 10:58時点における最新版
本人の希望が確かなら道は開ける
〔質問028〕中学校も山村留学をしたいという
小学生のころ山村留学をしていました。
中学になると自宅に戻りましたが、都会の生活はなれず、自然が好きなようです。
また中学生活も山村留学がいいのでしょうか。
〔回答028〕本人の希望が確かなら道は開ける
自然のどんなところが好きなのでしょう。
植物ですか、動物ですか、詳しく聞いてください。
それとも都会、勉強、人付き合いがイヤなのでしょうか。
一度有能なカウンセラーに相談してみませんか。
自然が好きならば、中学も山村留学、高校も山の学校の林業科、大学も林業科という道があります。
将来は林業関係の仕事もいいのではありませんか。
いまでは林業組合に就職して、林業に従事するということも増えています。
M君は登校拒否ではなかったのですが、人付き合いが苦手で友達と話さなかったので、親が心配して山村留学をしました。
山村留学は、分校のような少人数の山の学校で、寮も少人数でした。
いろいろな町から来た人で一緒に食事をつくったり、遊んだり、農業をしたりしました。
中学生になって家族の中に戻り、町の中学校に通いました。
しかし、みんなは部活に入り、塾に通い、家でゲームをしたりしている中で、一人浮いてしまいました。
元気がなく、1人でいることが多くなったので、また山村留学に戻りました。
山村留学では、小学校からの仲間もいました。
先輩として年下の世話、慣れているので農作業も食事も寮の生活も、村の行事もしっかりと参加しました。
中学校卒業のころには体も大きくなり、若者らしくなり、すっかり一人前です。
高校はその近くの県立高校の林業科があり、男子だけは寮がありました。
寮生活は慣れているので、寮ではいろんなことをしっかりやり遂げ、山村留学の寮も手伝いました。
高校では、山の管理、木の管理、果物の木の栽培、シイタケなどの食品栽培を学びました。
すっかり山の男になっています。
〔2013年5月〕
「中学校も山村留学をしたいという」に答えるページ
お答え:子どもの個性を尊重してもらえればいいー赤沼侃史
お答え:本人の希望が確かなら道は開けるー木村茂司