豊川市地域福祉課
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− | + | '''地域に広がる支援の手'''~地域共生社会の実現に向けて~<br> | |
− | + | 少子高齢化や人口減少が進み生活スタイルが多様化する現代社会において、暮らしの中で人々が抱える問題は複雑化・複合化しています。<br> | |
− | + | こうした状況に対応するため、市では令和5年4月から、介護・障害・子育て・困窮など、世代や分野を問わない包括的な支援を実施しています。<br> | |
+ | 今回の特集では、市が実施している支援について紹介します。<br> | ||
+ | 詳しいことは、地域福祉課へお問い合わせください。<br> | ||
+ | 【電話】0533-95-0231<br> | ||
+ | ◆複雑化する問題を解決するために<br> | ||
+ | 核家族化が進み住民同士のつながりが弱まっている現代社会では、生活する上で問題を抱えながらも身近に相談する相手がなく、地域から孤立してしまう人が少なくありません。<br> | ||
+ | また、子育てしながら介護をしたり、障害がありながら生活に困窮していたりするなど、複数の問題を同時に抱えている人も増加しています。<br> | ||
+ | これまでのような介護・障害・子育て・困窮など、世代や分野ごとの支援体制では、複雑化した問題に対応できないケースが増えています。<br> | ||
+ | このような状況を解決するためには、人々が生活する上で抱える問題を世代や分野に関係なく受け止め、さまざまな機関が連携しながら支援を行うことが重要です。<br> | ||
+ | また、住民同士や地域がつながり、生活や相談がしやすいまちづくりが求められます。<br> | ||
+ | そこで、市では、令和5年4月から、世代や分野を問わない包括的な支援を行う重層的支援体制整備事業を開始しました。<br> | ||
+ | この事業では、福祉分野の窓口全体であらゆる相談を受け止める相談支援や相談者が社会とのつながりを絶やさないための参加支援、誰もが交流できる地域の居場所づくりなど、複雑化した問題の解決に向けた支援を行っています。<br> | ||
+ | また、支援が行き届いていない人を把握して継続的にサポートを行う他、関係機関の連携により複雑な問題を解きほぐすことで、適切な支援につなげるなど、さまざまな支援事業を一体的に実施し、生活する上で問題を抱える方たちへ支援が行き届くよう取り組んでいます。<br> | ||
+ | ◆地域共生社会に向けて<br> | ||
+ | 現代社会において、一人一人が生きがいを持ち、その人らしい生活を送るためには、住民同士や地域がつながり、お互いが支え合う「地域共生社会」の実現が求められています。<br> | ||
+ | 市では、5つの事業を軸とした重層的支援体制整備事業を通じて、悩み事や困り事を気軽に相談し、解決できる環境を作ることで、地域共生社会を目指していきます。<br> | ||
+ | ■悩み事・困り事はありませんか?<br> | ||
+ | 生活する上で、どこに相談したらよいか分からない悩み事・困り事はありませんか?<br> | ||
+ | 市では、5つの事業を通じて、相談者が本当に必要としている支援を届けていきます。<br> | ||
+ | 一人で悩まず、まずは相談をしてみましょう。<br> | ||
+ | ・高齢だけど社会参加をしたい。<br> | ||
+ | ・子育てと介護で自分の時間がもてない。<br> | ||
+ | ◆1 どんな相談でも受け付けています<br> | ||
+ | ◇包括的相談支援事業<br> | ||
+ | 介護・障害・子育て・困窮などの世代や分野を問わず、あらゆる相談を受け付けています。<br> | ||
+ | 福祉に関する悩み事などがある場合は、市役所(地域福祉課・障害福祉課・介護高齢課・子育て支援課など)、または福祉相談センターにご相談ください。<br> | ||
+ | 《西部福祉相談センター 鳥山紫野さん》<br> | ||
+ | 福祉相談センターでは、相談先が分からない福祉に関する悩み事や困り事の相談を受け付けています。<br> | ||
+ | 普段生活する中で悩み事があっても、「こんなささいなことでも相談してよいのかな」と迷う方もいると思います。<br> | ||
+ | 福祉相談センターは、「気軽に立ち寄ることができる地域の相談場所」です。<br> | ||
+ | ご本人からだけでなく家族や、「隣の家の方が心配」などといった近所の方からの相談でも大丈夫です。<br> | ||
+ | 電話でも受け付けていますので、悩み事や不安などがあれば、一人で抱え込まずに、お気軽にご相談ください。<br> | ||
+ | ◇お近くの福祉相談センターに相談してみましょう<br> | ||
+ | 《名称、所在地、問合せ先》<br> | ||
+ | ・東部福祉相談センター<br> | ||
+ | 東新町33-1【電話】0533-85-6110<br> | ||
+ | ・東部福祉相談センター 一宮出張所<br> | ||
+ | 上長山町本宮下1-1685【電話】0533-93-0801<br> | ||
+ | ・西部福祉相談センター<br> | ||
+ | 国府町下河原61-2【電話】0533-88-8005<br> | ||
+ | ・西部福祉相談センター 音羽出張所<br> | ||
+ | 赤坂町狭石1【電話】0533-88-5940<br> | ||
+ | ・西部福祉相談センター 御津出張所<br> | ||
+ | 御津町広石枋ケ坪88【電話】0533-77-1502<br> | ||
+ | ・南部福祉相談センター<br> | ||
+ | 山道町2丁目49【電話】0533-89-8820<br> | ||
+ | ・南部福祉相談センター 小坂井出張所<br> | ||
+ | 小坂井町大堀10【電話】0533-78-4584<br> | ||
+ | ・北部福祉相談センター<br> | ||
+ | 平尾町親坂36【電話】0533-88-7260<br> | ||
+ | ・北部福祉相談センター 代田出張所<br> | ||
+ | 諏訪西町2丁目158-1【電話】0533-89-8070<br> | ||
+ | ・北部福祉相談センター 金屋出張所<br> | ||
+ | ・金屋元町2丁目53-1<br> | ||
+ | 【電話】0533-85-6258<br> | ||
+ | 〔広報とよかわ 令和5年12月号〕<br> | ||
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+ | '''地域に広がる支援の手'''~地域共生社会の実現に向けて~(1) <br> | ||
少子高齢化や人口減少が進み生活スタイルが多様化する現代社会において、暮らしの中で人々が抱える問題は複雑化・複合化しています。<br> | 少子高齢化や人口減少が進み生活スタイルが多様化する現代社会において、暮らしの中で人々が抱える問題は複雑化・複合化しています。<br> | ||
こうした状況に対応するため、市では令和5年4月から、介護・障害・子育て・困窮など、世代や分野を問わない包括的な支援を実施しています。<br> | こうした状況に対応するため、市では令和5年4月から、介護・障害・子育て・困窮など、世代や分野を問わない包括的な支援を実施しています。<br> | ||
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〔広報とよかわ 令和5年12月号〕<br> | 〔広報とよかわ 令和5年12月号〕<br> | ||
− | [[カテゴリ: | + | '''地域に広がる支援の手'''~地域共生社会の実現に向けて~(2) <br> |
+ | ◆2 全ての人に必要な支援を届けるために<br> | ||
+ | ◇多機関協働事業<br> | ||
+ | 相談窓口で受け付けたさまざまな分野が絡む複雑化した問題を、コミュニティソーシャルワーカーが間に入ることで解きほぐし、各支援機関と連携・調整しながら相談者が必要とする支援につなげていきます。<br> | ||
+ | 《北部福祉相談センター コミュニティソーシャルワーカー 神谷有美さん》<br> | ||
+ | 私たちコミュニティソーシャルワーカーは、支援を必要とする人に対して、地域とのつながりや人間関係など、本人を取り巻く環境を重視した援助を行う専門職です。<br> | ||
+ | 今まで、複雑な問題を抱えた人は、どこに相談してよいか分からなかったり、何らかの支援につながっても本当に必要な支援が行き届いていなかったりすることが多くありました。<br> | ||
+ | 分野をまたいだ各支援機関との調整は難しい時もありますが、私たちが間に入り、連携を図ることで、問題を抱えている全ての人に必要な支援が届くよう努めていきたいと思います。<br> | ||
+ | ◆3 必要な人に支援を<br> | ||
+ | ◇アウトリーチ事業<br> | ||
+ | 地域の方たちと協力し、必要な支援が行き届いていない方の把握に務めています。<br> | ||
+ | 社会とのつながりや支援を拒む方には、訪問・面会を通じて信頼関係を構築し、適切な支援につなげています。<br> | ||
+ | また、その後も支援が適切に実施されているかを確認するなど、継続的にサポートを行います。<br> | ||
+ | ◆4 社会とのつながりを<br> | ||
+ | ◇参加支援事業<br> | ||
+ | 社会とつながりを持てるよう、相談者の要望に合わせて地域で開催されている催しなどへの参加を支援します。<br> | ||
+ | また、希望に合った活動ができているかなどの継続的な見守りも行い、地域住民が社会とのつながりを絶やすことがないよう、社会参加への支援を実施しています。<br> | ||
+ | ◆5 誰もが必要とされる地域の居場所を<br> | ||
+ | ◇地域づくり事業<br> | ||
+ | 地域での孤立を防止するため、高齢者や障害者など、立場や世代を問わず誰もが参加できる居場所づくりや活動の場の発掘を行います。<br> | ||
+ | 誰一人取り残さない暮らしやすい地域づくりを進めています。<br> | ||
+ | 《社会福祉協議会 地域共生推進員 柿田真宏さん》<br> | ||
+ | 地域づくり事業では人と人、人と地域を結び付けることで、互いを知り合い、支え合う地域となるような支援を進めています。<br> | ||
+ | 現在は、「車いすでも入れる畑づくりプロジェクト」として、農家や介護事業所などの地域の方たちと共に、車いす利用者が収穫する際のスロープ設置など、何が必要なのかを話し合い、居場所づくりに取り組んでいます。<br> | ||
+ | 今後も、皆さんが暮らす地域の中で、こうした結び付きやつながりを多く作り、誰もが役割や意欲を持ち、必要とされる居場所や活動の場が増えていくよう、支援を進めていきたいと思います。<br> | ||
+ | 〔広報とよかわ 令和5年12月号〕<br> | ||
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+ | [[カテゴリ:自治体福祉相談室・愛知県|とよかわしちいきふくしか]] | ||
+ | [[カテゴリ:地域共生社会・愛知県|とよかわしちいきふくしか]] | ||
[[Category:愛知県(地域)|とよかわしちいきふくしか]] | [[Category:愛知県(地域)|とよかわしちいきふくしか]] | ||
[[Category:豊川市(愛知県)|とよかわしちいきふくしか]] | [[Category:豊川市(愛知県)|とよかわしちいきふくしか]] | ||
+ | [[Category:広報とよかわ|とよかわしちいきふくしか]] |
2024年5月23日 (木) 15:28時点における最新版
豊川市地域福祉課
種類・内容 | |
---|---|
所在地 | 〒愛知県豊川市 |
連絡先 | TEL 0533-95-0231 |
地域に広がる支援の手~地域共生社会の実現に向けて~
少子高齢化や人口減少が進み生活スタイルが多様化する現代社会において、暮らしの中で人々が抱える問題は複雑化・複合化しています。
こうした状況に対応するため、市では令和5年4月から、介護・障害・子育て・困窮など、世代や分野を問わない包括的な支援を実施しています。
今回の特集では、市が実施している支援について紹介します。
詳しいことは、地域福祉課へお問い合わせください。
【電話】0533-95-0231
◆複雑化する問題を解決するために
核家族化が進み住民同士のつながりが弱まっている現代社会では、生活する上で問題を抱えながらも身近に相談する相手がなく、地域から孤立してしまう人が少なくありません。
また、子育てしながら介護をしたり、障害がありながら生活に困窮していたりするなど、複数の問題を同時に抱えている人も増加しています。
これまでのような介護・障害・子育て・困窮など、世代や分野ごとの支援体制では、複雑化した問題に対応できないケースが増えています。
このような状況を解決するためには、人々が生活する上で抱える問題を世代や分野に関係なく受け止め、さまざまな機関が連携しながら支援を行うことが重要です。
また、住民同士や地域がつながり、生活や相談がしやすいまちづくりが求められます。
そこで、市では、令和5年4月から、世代や分野を問わない包括的な支援を行う重層的支援体制整備事業を開始しました。
この事業では、福祉分野の窓口全体であらゆる相談を受け止める相談支援や相談者が社会とのつながりを絶やさないための参加支援、誰もが交流できる地域の居場所づくりなど、複雑化した問題の解決に向けた支援を行っています。
また、支援が行き届いていない人を把握して継続的にサポートを行う他、関係機関の連携により複雑な問題を解きほぐすことで、適切な支援につなげるなど、さまざまな支援事業を一体的に実施し、生活する上で問題を抱える方たちへ支援が行き届くよう取り組んでいます。
◆地域共生社会に向けて
現代社会において、一人一人が生きがいを持ち、その人らしい生活を送るためには、住民同士や地域がつながり、お互いが支え合う「地域共生社会」の実現が求められています。
市では、5つの事業を軸とした重層的支援体制整備事業を通じて、悩み事や困り事を気軽に相談し、解決できる環境を作ることで、地域共生社会を目指していきます。
■悩み事・困り事はありませんか?
生活する上で、どこに相談したらよいか分からない悩み事・困り事はありませんか?
市では、5つの事業を通じて、相談者が本当に必要としている支援を届けていきます。
一人で悩まず、まずは相談をしてみましょう。
・高齢だけど社会参加をしたい。
・子育てと介護で自分の時間がもてない。
◆1 どんな相談でも受け付けています
◇包括的相談支援事業
介護・障害・子育て・困窮などの世代や分野を問わず、あらゆる相談を受け付けています。
福祉に関する悩み事などがある場合は、市役所(地域福祉課・障害福祉課・介護高齢課・子育て支援課など)、または福祉相談センターにご相談ください。
《西部福祉相談センター 鳥山紫野さん》
福祉相談センターでは、相談先が分からない福祉に関する悩み事や困り事の相談を受け付けています。
普段生活する中で悩み事があっても、「こんなささいなことでも相談してよいのかな」と迷う方もいると思います。
福祉相談センターは、「気軽に立ち寄ることができる地域の相談場所」です。
ご本人からだけでなく家族や、「隣の家の方が心配」などといった近所の方からの相談でも大丈夫です。
電話でも受け付けていますので、悩み事や不安などがあれば、一人で抱え込まずに、お気軽にご相談ください。
◇お近くの福祉相談センターに相談してみましょう
《名称、所在地、問合せ先》
・東部福祉相談センター
東新町33-1【電話】0533-85-6110
・東部福祉相談センター 一宮出張所
上長山町本宮下1-1685【電話】0533-93-0801
・西部福祉相談センター
国府町下河原61-2【電話】0533-88-8005
・西部福祉相談センター 音羽出張所
赤坂町狭石1【電話】0533-88-5940
・西部福祉相談センター 御津出張所
御津町広石枋ケ坪88【電話】0533-77-1502
・南部福祉相談センター
山道町2丁目49【電話】0533-89-8820
・南部福祉相談センター 小坂井出張所
小坂井町大堀10【電話】0533-78-4584
・北部福祉相談センター
平尾町親坂36【電話】0533-88-7260
・北部福祉相談センター 代田出張所
諏訪西町2丁目158-1【電話】0533-89-8070
・北部福祉相談センター 金屋出張所
・金屋元町2丁目53-1
【電話】0533-85-6258
〔広報とよかわ 令和5年12月号〕
地域に広がる支援の手~地域共生社会の実現に向けて~(1)
少子高齢化や人口減少が進み生活スタイルが多様化する現代社会において、暮らしの中で人々が抱える問題は複雑化・複合化しています。
こうした状況に対応するため、市では令和5年4月から、介護・障害・子育て・困窮など、世代や分野を問わない包括的な支援を実施しています。
今回の特集では、市が実施している支援について紹介します。
詳しいことは、地域福祉課へお問い合わせください。
【電話】0533-95-0231
◆複雑化する問題を解決するために
核家族化が進み住民同士のつながりが弱まっている現代社会では、生活する上で問題を抱えながらも身近に相談する相手がなく、地域から孤立してしまう人が少なくありません。
また、子育てしながら介護をしたり、障害がありながら生活に困窮していたりするなど、複数の問題を同時に抱えている人も増加しています。
これまでのような介護・障害・子育て・困窮など、世代や分野ごとの支援体制では、複雑化した問題に対応できないケースが増えています。
このような状況を解決するためには、人々が生活する上で抱える問題を世代や分野に関係なく受け止め、さまざまな機関が連携しながら支援を行うことが重要です。
また、住民同士や地域がつながり、生活や相談がしやすいまちづくりが求められます。
そこで、市では、令和5年4月から、世代や分野を問わない包括的な支援を行う重層的支援体制整備事業を開始しました。
この事業では、福祉分野の窓口全体であらゆる相談を受け止める相談支援や相談者が社会とのつながりを絶やさないための参加支援、誰もが交流できる地域の居場所づくりなど、複雑化した問題の解決に向けた支援を行っています。
また、支援が行き届いていない人を把握して継続的にサポートを行う他、関係機関の連携により複雑な問題を解きほぐすことで、適切な支援につなげるなど、さまざまな支援事業を一体的に実施し、生活する上で問題を抱える方たちへ支援が行き届くよう取り組んでいます。
◆地域共生社会に向けて
現代社会において、一人一人が生きがいを持ち、その人らしい生活を送るためには、住民同士や地域がつながり、お互いが支え合う「地域共生社会」の実現が求められています。
市では、5つの事業を軸とした重層的支援体制整備事業を通じて、悩み事や困り事を気軽に相談し、解決できる環境を作ることで、地域共生社会を目指していきます。
■悩み事・困り事はありませんか?
生活する上で、どこに相談したらよいか分からない悩み事・困り事はありませんか?
市では、5つの事業を通じて、相談者が本当に必要としている支援を届けていきます。
一人で悩まず、まずは相談をしてみましょう。
・長年引きこもっていて、お金がない。でも働くのが怖い。
・高齢だけど社会参加をしたい。
・子育てと介護で自分の時間がもてない。
◆1 どんな相談でも受け付けています
◇包括的相談支援事業
介護・障害・子育て・困窮などの世代や分野を問わず、あらゆる相談を受け付けています。
福祉に関する悩み事などがある場合は、市役所(地域福祉課・障害福祉課・介護高齢課・子育て支援課など)、または福祉相談センターにご相談ください。
《西部福祉相談センター 鳥山紫野さん》
福祉相談センターでは、相談先が分からない福祉に関する悩み事や困り事の相談を受け付けています。
普段生活する中で悩み事があっても、「こんなささいなことでも相談してよいのかな」と迷う方もいると思います。
福祉相談センターは、「気軽に立ち寄ることができる地域の相談場所」です。ご本人からだけでなく家族や、「隣の家の方が心配」などといった近所の方からの相談でも大丈夫です。
電話でも受け付けていますので、悩み事や不安などがあれば、一人で抱え込まずに、お気軽にご相談ください。
◇お近くの福祉相談センターに相談してみましょう
《名称、所在地、問合せ先》
・東部福祉相談センター
東新町33-1【電話】0533-85-6110
・東部福祉相談センター 一宮出張所
上長山町本宮下1-1685【電話】0533-93-0801
・西部福祉相談センター
国府町下河原61-2【電話】0533-88-8005
・西部福祉相談センター 音羽出張所
赤坂町狭石1【電話】0533-88-5940
・西部福祉相談センター 御津出張所
御津町広石枋ケ坪88【電話】0533-77-1502
・南部福祉相談センター
山道町2丁目49【電話】0533-89-8820
・南部福祉相談センター 小坂井出張所
小坂井町大堀10【電話】0533-78-4584
・北部福祉相談センター
平尾町親坂36【電話】0533-88-7260
・北部福祉相談センター 代田出張所
諏訪西町2丁目158-1【電話】0533-89-8070
・北部福祉相談センター 金屋出張所
・金屋元町2丁目53-1【電話】0533-85-6258
〔広報とよかわ 令和5年12月号〕
地域に広がる支援の手~地域共生社会の実現に向けて~(2)
◆2 全ての人に必要な支援を届けるために
◇多機関協働事業
相談窓口で受け付けたさまざまな分野が絡む複雑化した問題を、コミュニティソーシャルワーカーが間に入ることで解きほぐし、各支援機関と連携・調整しながら相談者が必要とする支援につなげていきます。
《北部福祉相談センター コミュニティソーシャルワーカー 神谷有美さん》
私たちコミュニティソーシャルワーカーは、支援を必要とする人に対して、地域とのつながりや人間関係など、本人を取り巻く環境を重視した援助を行う専門職です。
今まで、複雑な問題を抱えた人は、どこに相談してよいか分からなかったり、何らかの支援につながっても本当に必要な支援が行き届いていなかったりすることが多くありました。
分野をまたいだ各支援機関との調整は難しい時もありますが、私たちが間に入り、連携を図ることで、問題を抱えている全ての人に必要な支援が届くよう努めていきたいと思います。
◆3 必要な人に支援を
◇アウトリーチ事業
地域の方たちと協力し、必要な支援が行き届いていない方の把握に務めています。
社会とのつながりや支援を拒む方には、訪問・面会を通じて信頼関係を構築し、適切な支援につなげています。
また、その後も支援が適切に実施されているかを確認するなど、継続的にサポートを行います。
◆4 社会とのつながりを
◇参加支援事業
社会とつながりを持てるよう、相談者の要望に合わせて地域で開催されている催しなどへの参加を支援します。
また、希望に合った活動ができているかなどの継続的な見守りも行い、地域住民が社会とのつながりを絶やすことがないよう、社会参加への支援を実施しています。
◆5 誰もが必要とされる地域の居場所を
◇地域づくり事業
地域での孤立を防止するため、高齢者や障害者など、立場や世代を問わず誰もが参加できる居場所づくりや活動の場の発掘を行います。
誰一人取り残さない暮らしやすい地域づくりを進めています。
《社会福祉協議会 地域共生推進員 柿田真宏さん》
地域づくり事業では人と人、人と地域を結び付けることで、互いを知り合い、支え合う地域となるような支援を進めています。
現在は、「車いすでも入れる畑づくりプロジェクト」として、農家や介護事業所などの地域の方たちと共に、車いす利用者が収穫する際のスロープ設置など、何が必要なのかを話し合い、居場所づくりに取り組んでいます。
今後も、皆さんが暮らす地域の中で、こうした結び付きやつながりを多く作り、誰もが役割や意欲を持ち、必要とされる居場所や活動の場が増えていくよう、支援を進めていきたいと思います。
〔広報とよかわ 令和5年12月号〕