甲賀市社会福祉協議会
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+ | '''みんなでつくるみんなの“居場所”''' <br> | ||
+ | 気軽においでよ!<br> | ||
+ | 子どもをまん中においた地域づくりをさらにすすめるため、地域の人々がつながり、気づき、助け合える居場所が必要です。<br> | ||
+ | 今回は、さまざまな立場から“子どもの居場所”をつくるために地域で活動をしていただいている方々からお話を伺いました。<br> | ||
+ | ■あったかごはんを通じて子どもから大人まで“ホクホク”な交流を“子ども食堂”<br> | ||
+ | 市内26カ所登録中<br> | ||
+ | 子ども食堂は、食事だけではなく、さまざまな体験や遊びを通じて、地域で子どもを育て見守る世代間交流の場でもあります。<br> | ||
+ | 子ども食堂は、誰もが安心して過ごせる場所です。お友だちを誘ってぜひご参加ください。<br> | ||
+ | お住まいの地域の子ども食堂の開催日や詳しい情報また、ボランティアに興味のある方は下記まで問合せください。<br> | ||
+ | いっしょに活動しませんか?<br> | ||
+ | 食材や物資の提供大歓迎!!<br> | ||
+ | 問合せ:子ども食堂ネットワークこうか事務局(甲賀市社会福祉協議会地域福祉課)<br> | ||
+ | 【電話】76-3287<br> | ||
+ | 【FAX】63-2021<br> | ||
+ | ■INTERVIEW 01<br> | ||
+ | 毎回楽しみに参加する子どもたちを見るとスタッフ一同嬉しい気持ちになります。<br> | ||
+ | スマイル甲賀大原っ子 井村龍造(いむらりょうぞう)さん<br> | ||
+ | □子ども食堂を始めたきっかけは?<br> | ||
+ | 民生委員児童委員を務めた時、市営住宅やアパートに入居の方の中で、地域の区・自治会に加入されていないひとり親家庭の方が多いことを知りました。<br> | ||
+ | 地域と交流が少ないことで孤立を防ぐためにも地域の子どもの“居場所づくり”の必要性を感じ、平成30年4月に大原自治振興会の仲間と準備を進め、同年11月に子ども食堂「スマイル甲賀大原っ子」の活動を始めました。<br> | ||
+ | □活動を通して良かったことは?<br> | ||
+ | 子どもたちの笑顔に出会えることです。最初は子どもたちの居場所づくりのために始めた活動でしたが、今では保護者も参加し、一緒に食事をすることで、世代を超えて繋がり助け合うことに大切さを再確認することができました。<br> | ||
+ | 令和2年からは活動時間の短縮を余儀なくされたため、食事・遊び・学びの“学び”を特化させて週2回の学習支援「寺子屋」の活動も始めました。<br> | ||
+ | 「勉強が面白くなった」という子どもの声や「勉強する習慣が身につくようになった」という保護者の声を聞いたときは、嬉しかったですね。<br> | ||
+ | 今では、子ども食堂は、学区を越えた“子どもも大人も安心して気軽に集まれる居場所”となっています。<br> | ||
+ | ■INTERVIEW 02<br> | ||
+ | 子ども食堂をきっかけに幅広い世代の顔が見える地域に根差した活動をしていきたいです。<br> | ||
+ | つない手 奥村映子(おくむらえいこ)さん<br> | ||
+ | □子ども食堂を始めたきっかけは?<br> | ||
+ | 数年前より、子どもに関わる仕事をしています。<br> | ||
+ | その経験より、今の子どもが置かれている現状から、子どもの「命」「心」「健康」を守りたいと思ったことがきっかけです。<br> | ||
+ | 2年かけて他の団体さんの活動に参加し、勉強させていただき、今年7月29日に仲間たちとともに子ども食堂「つない手」を始めることができました。<br> | ||
+ | 1回目からたくさんの子どもたちが参加してくれて、とても嬉しかったです。<br> | ||
+ | □今後どのような活動をしていきたいですか?<br> | ||
+ | 子ども食堂なので、「つない手」に行けば、おいしいごはんがおなかいっぱい食べられる、仲良しの友だちや食堂のおばちゃんに会える、いつも楽しみに来られる居場所になれたらと思います。<br> | ||
+ | また、高齢者の方や地域の方にも参加していただき、子どもたちに地域の中で学んでもらえる居場所にできればと思います。<br> | ||
+ | 今ははじめたばかりなので、課題もたくさんありますが、楽しみの方が大きいです。<br> | ||
+ | より多くの人に知っていただき、たくさんの人に参加していただきたいです。<br> | ||
+ | ■みんなの居場所を支えるみんなの協力で“フードバンク”<br> | ||
+ | □「フードバンク」とは?<br> | ||
+ | 家庭や企業などから寄付いただいた食品や生活用品を支援が必要なご家庭(※)や「子ども食堂」、「学んでいコウカ」などに届ける社会福祉活動のことです。<br> | ||
+ | 甲賀市では、“エコで温かい心がつながる居場所”として市内3地域(水口・甲賀・信楽)にフードバンク「e(え)こころステーション」を設けています。<br> | ||
+ | ※利用には市・社協の窓口に相談された方など一定の基準を設けています。<br> | ||
+ | □フードドライブにご協力をお願いします<br> | ||
+ | フードドライブとは、家庭で余っている食品を職場などに持ち寄り、集まったものをまとめて地域の福祉団体やフードバンクなどに寄付する活動です。<br> | ||
+ | フードドライブの取り組みの相談やボランティアに興味がある方は下記まで問合せください。<br> | ||
+ | 問合せ:甲賀市社会福祉協議会生活福祉課<br> | ||
+ | 【電話】62-8085<br> | ||
+ | 【FAX】63-5440<br> | ||
+ | 〔広報こうか 2023年9月1日号〕<br> | ||
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2024年1月16日 (火) 12:56時点における最新版
甲賀市社会福祉協議会
種類・内容 | 社会福祉協議会 |
---|---|
所在地 | 〒528-0005 甲賀市水口町水口5609番地 |
連絡先 | TEL 0748-65-6370 |
みんなでつくるみんなの“居場所”
気軽においでよ!
子どもをまん中においた地域づくりをさらにすすめるため、地域の人々がつながり、気づき、助け合える居場所が必要です。
今回は、さまざまな立場から“子どもの居場所”をつくるために地域で活動をしていただいている方々からお話を伺いました。
■あったかごはんを通じて子どもから大人まで“ホクホク”な交流を“子ども食堂”
市内26カ所登録中
子ども食堂は、食事だけではなく、さまざまな体験や遊びを通じて、地域で子どもを育て見守る世代間交流の場でもあります。
子ども食堂は、誰もが安心して過ごせる場所です。お友だちを誘ってぜひご参加ください。
お住まいの地域の子ども食堂の開催日や詳しい情報また、ボランティアに興味のある方は下記まで問合せください。
いっしょに活動しませんか?
食材や物資の提供大歓迎!!
問合せ:子ども食堂ネットワークこうか事務局(甲賀市社会福祉協議会地域福祉課)
【電話】76-3287
【FAX】63-2021
■INTERVIEW 01
毎回楽しみに参加する子どもたちを見るとスタッフ一同嬉しい気持ちになります。
スマイル甲賀大原っ子 井村龍造(いむらりょうぞう)さん
□子ども食堂を始めたきっかけは?
民生委員児童委員を務めた時、市営住宅やアパートに入居の方の中で、地域の区・自治会に加入されていないひとり親家庭の方が多いことを知りました。
地域と交流が少ないことで孤立を防ぐためにも地域の子どもの“居場所づくり”の必要性を感じ、平成30年4月に大原自治振興会の仲間と準備を進め、同年11月に子ども食堂「スマイル甲賀大原っ子」の活動を始めました。
□活動を通して良かったことは?
子どもたちの笑顔に出会えることです。最初は子どもたちの居場所づくりのために始めた活動でしたが、今では保護者も参加し、一緒に食事をすることで、世代を超えて繋がり助け合うことに大切さを再確認することができました。
令和2年からは活動時間の短縮を余儀なくされたため、食事・遊び・学びの“学び”を特化させて週2回の学習支援「寺子屋」の活動も始めました。
「勉強が面白くなった」という子どもの声や「勉強する習慣が身につくようになった」という保護者の声を聞いたときは、嬉しかったですね。
今では、子ども食堂は、学区を越えた“子どもも大人も安心して気軽に集まれる居場所”となっています。
■INTERVIEW 02
子ども食堂をきっかけに幅広い世代の顔が見える地域に根差した活動をしていきたいです。
つない手 奥村映子(おくむらえいこ)さん
□子ども食堂を始めたきっかけは?
数年前より、子どもに関わる仕事をしています。
その経験より、今の子どもが置かれている現状から、子どもの「命」「心」「健康」を守りたいと思ったことがきっかけです。
2年かけて他の団体さんの活動に参加し、勉強させていただき、今年7月29日に仲間たちとともに子ども食堂「つない手」を始めることができました。
1回目からたくさんの子どもたちが参加してくれて、とても嬉しかったです。
□今後どのような活動をしていきたいですか?
子ども食堂なので、「つない手」に行けば、おいしいごはんがおなかいっぱい食べられる、仲良しの友だちや食堂のおばちゃんに会える、いつも楽しみに来られる居場所になれたらと思います。
また、高齢者の方や地域の方にも参加していただき、子どもたちに地域の中で学んでもらえる居場所にできればと思います。
今ははじめたばかりなので、課題もたくさんありますが、楽しみの方が大きいです。
より多くの人に知っていただき、たくさんの人に参加していただきたいです。
■みんなの居場所を支えるみんなの協力で“フードバンク”
□「フードバンク」とは?
家庭や企業などから寄付いただいた食品や生活用品を支援が必要なご家庭(※)や「子ども食堂」、「学んでいコウカ」などに届ける社会福祉活動のことです。
甲賀市では、“エコで温かい心がつながる居場所”として市内3地域(水口・甲賀・信楽)にフードバンク「e(え)こころステーション」を設けています。
※利用には市・社協の窓口に相談された方など一定の基準を設けています。
□フードドライブにご協力をお願いします
フードドライブとは、家庭で余っている食品を職場などに持ち寄り、集まったものをまとめて地域の福祉団体やフードバンクなどに寄付する活動です。
フードドライブの取り組みの相談やボランティアに興味がある方は下記まで問合せください。
問合せ:甲賀市社会福祉協議会生活福祉課
【電話】62-8085
【FAX】63-5440
〔広報こうか 2023年9月1日号〕