栃木県子ども若者・ひきこもり総合相談センター ポラリス★とちぎ
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+ | 申し込み・問い合わせ先:社会福祉課<br> | ||
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+ | 〔広報しもつけ 令和6年11月号〕<br> | ||
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・内閣府「生活状況に関する調査報告書」(2019)引用<br> | ・内閣府「生活状況に関する調査報告書」(2019)引用<br> | ||
'''ひきこもり 皆さんは何を連想しますか'''<br> | '''ひきこもり 皆さんは何を連想しますか'''<br> |
2024年12月6日 (金) 16:34時点における最新版
栃木県子ども若者・ひきこもり総合相談センター ポラリス★とちぎ
種類・内容 | |
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所在地 | 〒 |
運営者・代表 | |
連絡先 |
ひきこもり相談会
県子ども若者・ひきこもり総合相談センター(ポラリスとちぎ)との、ひきこもりや不登校に関する合同無料相談会です。
日時:(要予約・先着順)
・2024.11月19日(火)
・12月17日(火)
午前10時~午後3時
場所:市民活動センターしもぷら
対象者:市在住の方(家族のみの参加も可)
定員:4組(1組60分程度)
申込方法:前日までに電話、メールまたは申込フォームのいずれかからお申し込みください。
なお、メールの方は、件名を「ひきこもり相談会申込」とし、返信メールがない場合はお問い合わせください。
申し込み・問い合わせ先:社会福祉課
【電話】32-7087
【メール】fukushi_marugoto@city.shimotsuke.lg.jp
〔広報しもつけ 令和6年11月号〕
ひきこもり状態にある方のすがた(40~64歳)
・内閣府「生活状況に関する調査報告書」(2019)引用
ひきこもり 皆さんは何を連想しますか
「ひきこもり」と聞くと「嫌なことから逃げて家に閉じこもっている人」「仕事や学校をサボっている人」ということを想像する方もいるかもしれません。
「ひきこもり」とは、さまざまな理由で家から出られなくなり、生きづらさを感じている人たちです。
ひきこもり当事者とその家族は、それぞれ異なる経緯や事情を抱えています。
ひきこもり状態の方は、全国で推計115万人いるとされています。
さくら市に置き換えると、推計400人の方が市内でひきこもりの状態にあると言えます。
ひきこもり状態の解消に重要なのは、まわりの人の理解やサポートです。
まずは「ひきこもり」を知ることからはじめてみませんか。
■INTERVIEW
◆栃木県子ども若者・ひきこもり総合相談センター ポラリス★とちぎセンター長
中野謙作さん
「本人が安心できる場所」をつくるためには早期相談が大切なんです
○ひきこもりの課題
ひきこもることを悪いことだと考えてしまうことです。
家族の皆さんは、本人に「外に出よう」「働きなさい」と声をかける前にぜひご相談ください。
○ひきこもる理由
「家の外に出ると白い目で見られるかも」「部屋の外に出ると家族から何か言われるかも」そうした不安があるから、本人は安全・安心な家や自室にひきこもります。
つまり、本人にとって地域が安全・安心な場所であれば、自ずと家の外に出ていきます。
ひきこもることを悪いことだと考えず、本人に「外に出よう」「働きなさい」と声をかける前に、ぜひご相談ください。
○ひきこもりの解決方法
ひきこもりをすぐに解決することは困難です。
まずは自宅を本人にとって安全・安心な場所にすることが肝要です。
家族の皆さんに相談していただくことで、方法を一緒に考えることができるようになります。
長期にわたり本人を支える家族、とりわけ母親を支援することが、解決への一番の近道です。
○親として何ができるか
長期のひきこもりや8050問題等にある傾向として、家庭内でトラブルが起きるまで行政や専門機関に相談しないことが挙げられます。
社会通念上、ひきこもりであることが悪いことだという考えがあると、家族以外の人に隠してしまうということがあります。
そのことが結果として、ひきこもりであることを長期化させてしまう要因なのです。
ポラリス★とちぎが開所してから、約9年に渡り相談を続けている方がいます。
その間、本人にはほとんど変化はありません。
変化がなくても相談することで、家族は日頃のストレスを発散できますし、本人に変化があった際にすぐ対応できる体制が整えられます。
親御さんが公的機関等とずっと繋がっていることにより、万が一のときに速やかに支援に入ることが可能です。
継続的な相談こそ、ひきこもっている本人を守る一番の方法です。
◆栃木県子ども若者・ひきこもり総合相談センター ポラリス★とちぎ相談員
清野香苗さん
○ポラリス★とちぎ出張相談会
現在は、県内10市町で出張相談会を実施しています。
ひきこもり支援は、1つの事業所のみで行うには限界があります。
支援者同士の連携により家族全体を支援することが重要です。
○悩んでいる方へ
「相談」はとても勇気がいることであり、ハードルが高いと感じる方も多いと思います。
相談に来る際に、「相談したいこと」を明確にする必要はありません。
漠然としていてもいいので、苦しい気持ちや困っていることを聴かせてください。
私から質問することもありますが、答えたくないことには答えなくても大丈夫です。安心してご相談ください。
○相談すれば解決するの?
ご家族からの相談で多いのは、「ひきこもっている本人にどう接すればいいのか分からない」という内容です。
ひきこもりの相談は背景や経緯がさまざまなので、一律の対応方法があるわけではなく、必ずしも相談してすぐに大きな変化が起きるという訳ではありません。
しかし、ご家族だけで抱え込んでしまうよりも誰かと一緒に考えることが、結果として「解決のために必要なこと」を見つけるための近道になります。
継続的に相談していただくことにより、今まで抱えてきたつらい思いや経験を整理し、少しずつ前を向いて、これからのことを考えることができるようになります。
そしてそれは、本人や家族が自信を取り戻していくことに繋がります。
人は常に、誰かや何かに照らして自分自身を確認しています。
1人だけで悩んでしまうと、自分の気持ちや考えがみえなくなってしまうものです。
相談していただくことで、自分の考えや気持ちが整理され、それが一歩前に進むためのきっかけや力になります。
ぜひ、ポラリス★とちぎ出張相談にお越しください。
■ポラリス★とちぎ
あわてない あせらない そして、あきらめない
ひきこもり、ニート、不登校などさまざまな悩みや困難を抱える方と、そのご家族の方などからの相談を受け、ひきこもり支援を行っています。
○次回の相談日
7月8日(金)に相談会を開催します。
参加には申込みが必要です。
問合せ:福祉課【電話】681-1160
〔広報さくら 令和4年7月1日号〕