福岡県障がい者権利擁護センター
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'''「虐待かも?」「DV(ドメスティック・バイオレンス)かな?」と思ったら…'''<br> | '''「虐待かも?」「DV(ドメスティック・バイオレンス)かな?」と思ったら…'''<br> | ||
「虐待」や「暴力」は心や体に大きな傷を残し、その命まで奪ってしまうことがあります。<br> | 「虐待」や「暴力」は心や体に大きな傷を残し、その命まで奪ってしまうことがあります。<br> | ||
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〔広報しめ 2022年11月号〕<br> | 〔広報しめ 2022年11月号〕<br> | ||
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2023年3月3日 (金) 23:54時点における最新版
福岡県障がい者権利擁護センター
種類・内容 | |
---|---|
所在地 | 〒 福岡県 |
連絡先 | 【電話】080-8574-7234 【電話】643-3312 |
「虐待かも?」「DV(ドメスティック・バイオレンス)かな?」と思ったら…
「虐待」や「暴力」は心や体に大きな傷を残し、その命まで奪ってしまうことがあります。
虐待もDVも、自分たちだけで解決するのはとても難しい問題です。
相談することで、自分では気付かなかった解決方法が見つかるかもしれません。
1人で悩まず相談ください。
虐待・暴力の種類
【身体的虐待】
暴力的行為で身体に傷やあざ、痛みを与えること
【ネグレクト(介護・育児の放棄・放任)】
衰弱させるような著しい減食、長時間の放置、世話をせずに生活環境や身体、精神状態を悪化させること
【心理的虐待】
脅しや侮辱などの言葉や態度、嫌がらせ、子どもの前での夫婦喧嘩などで精神的に苦痛を与えること
【性的虐待】
わいせつな行為をする、させる、見せること
【経済的虐待】
本人の同意なしに財産や金銭を使用すること、または本人が希望する金銭の使用を理由なく制限すること
障がい者虐待
□体に傷やあざがある
□急におびえたり、怖がったりする
□髪や爪が汚れている
□収入はあるのに生活費やサービス費が支払えない
□年金や賃金を渡されていない
障がい者本人が何をされているのか分からない場合や、しつけや指導といって虐待をしている場合もあります。
障がい者本人や、虐待をしている側の「自覚」を問わずに判断することが大切です。
相談先・問合せ:
・障がい者権利擁護センター(福岡県障がい福祉課障がい福祉サービス指導室)【電話】080-8574-7234【電話】643-3312
・福祉課福祉係【電話】935-1038
高齢者虐待(省略)
DV
□悲鳴や怒鳴り声が頻繁に聞こえる
□人目を避け、口数が少なくなる
□不自然なけがが多い
▽11月12日~11月25日は「女性に対する暴力をなくす運動」期間です
配偶者やパートナーからの暴力、性犯罪、性暴力、ストーカー行為、売買春、人身取引、セクシャルハラスメントなど女性に対する暴力は、女性の人権を著しく侵害するものであり、決して許されるものではありません。
1人で悩まずに、まずは誰かに相談してください。
周囲の人は、専門の相談機関への相談を勧めてください。
相談先・問合せ:
・かすや地区女性ホットライン【電話】401-5353
毎日10時~17時(木曜のみ19時まで)
※祝日・年末年始を除く
・配偶者暴力相談支援センター【電話】939-0511
月曜日~金曜日8時30分~17時15分
※祝日・年末年始を除く
・福岡県配偶者からの暴力相談電話【電話】663-8724
月曜日~金曜日17時~24時
土日祝日9時~24時
※年末年始を除く
・あすばる相談ホットライン【電話】584-1266
毎日9時~17時(祝日以外の金曜日のみ18時~20時30分)
※8月13日~15日・年末年始を除く
・まちの魅力推進課地域づくり係【電話】935-1853
児童虐待《子どもの様子》
□泣き声や親の怒鳴り声がする
□体に傷やあざがある
□夜遅くまで家の外にいる
□衣類や体がいつも汚れている
□表情が険しい、乏しい、活気がない
《保護者の様子》
□周りとの交流が少なく孤立している
□小さな子どもを家に置いて出かけることが多い
□頻繁に子どもを大声で叱る
□子どものけがについて不自然な説明をする
▽11月は「児童虐待防止月間」です
虐待を行ってしまう人自身、懸命に育児をしてきたことによる疲れや、抑えられない衝動などの悩みを抱えている場合があります。
周りの人が声を掛けたり、相談窓口に伝えたりすることで、虐待を受けている子どもと行っている人のどちらも助けることにつながります。
相談先・問合せ:
・子育て支援課子育て支援係【電話】935-1244
・子育て支援課保育係【電話】935-1261
・福岡児童相談所【電話】586-0023
子どもの権利救済委員だより
志免町子どもの権利救済委員 栁優香(六本松中央法律事務所弁護士)
全国の児童相談所による児童虐待相談対応件数は毎年増え続け、令和2年度には20万件を超えました。
子どもの数は減っているのに児童虐待の件数は増え続けており、とても深刻な状況です。
虐待の中で最も多いのが「心理的虐待」で、全体の半数を超えています。
言葉で脅す、尊厳を傷つける言動をとる、子どもの前で夫婦喧嘩をして相手を罵倒するなどの面前DVも虐待に当たります。
コロナ禍も3年目となり閉塞感が続く中、大人もストレスにさらされ、子どもにきつく当たってしまった、夫婦喧嘩が増えてしまったということはないでしょうか。
虐待を受けた子どもは、脳にダメージを受けてしまい、心身の健康や行動、学習意欲などさまざまな面に影響が出ると言われています。
身体的虐待より心理的虐待の方が、その影響が大きいという研究結果も報告されています。
皆さんが辛いと感じた時、自分の心の状態を見直すためにも、ぜひ相談室「スキッズ(SK2S)」(【電話】0120-928-379)にお話しに来てください。
◎子どもの権利救済委員とは…志免町子どもの権利条例に基づき設置された、子どもの権利の侵害に関する相談や救済を行う第三者機関です
〔広報しめ 2022年11月号〕