Job:裁判所書記官・裁判所事務官
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+ | 事務官はⅠ種(大学卒業者)、Ⅱ種(短大・専門学校卒業者)、Ⅲ種(高校卒業者)に分かれています。<br> | ||
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+ | また事務官Ⅲ種合格者として採用された人のなかから 裁判所速記官 (速記者)への道も開かれています。<br> | ||
書記官になった人からは、実務経験を積む一方で、 司法書士 の資格をとり、独立していく人もいます。<br> | 書記官になった人からは、実務経験を積む一方で、 司法書士 の資格をとり、独立していく人もいます。<br> | ||
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両者あわせて女性は2割程度をしめています。<br> | 両者あわせて女性は2割程度をしめています。<br> | ||
〔参考〕各地の地方裁判所<br> | 〔参考〕各地の地方裁判所<br> | ||
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2017年9月15日 (金) 10:52時点における最新版
裁判所書記官・裁判所事務官
〔2003年原本〕
裁判所書記官のしごとは、各裁判所において、
①事件に関する記録、書類の作成、保管。
②裁判官を補佐して、法令や判例を調査すること。
③口頭弁論調書、公判調書(訴訟手続の経過内容を公証する公文書)の作成、などです。
裁判所事務官の仕事は、裁判所、司法行政部門の一般事務職です。
庶務、経理、人事など司法と司法行政を支える仕事をします。
事務官はⅠ種(大学卒業者)、Ⅱ種(短大・専門学校卒業者)、Ⅲ種(高校卒業者)に分かれています。
いずれも裁判所職員採用試験で公募されています。
事務官Ⅰ種合格者は、最高裁判所、書記官研修所養成部の入所試験に合格し、
所定の期間の研修を修了すると、書記官として任用されることになっています。
研修期間中も正規の職員とされます。
また事務官Ⅲ種合格者として採用された人のなかから 裁判所速記官 (速記者)への道も開かれています。
書記官になった人からは、実務経験を積む一方で、 司法書士 の資格をとり、独立していく人もいます。
〔給〕は事務官の場合〔並〕から〔やや高〕。
書記官は〔やや高〕で、いずれも公務員給与です。
両者あわせて女性は2割程度をしめています。
〔参考〕各地の地方裁判所