Job:中華惣菜製造
提供: 不登校ウィキ・WikiFutoko | 不登校情報センター
(版間での差分)
(ページの作成: ==中華惣菜製造== 〔2003年原本〕<br> 餃子(ギョーザ)・焼売(シューマイ)、ワンタン、中華麺(めん)などの製造と中華料理店へ...) |
|||
(2人の利用者による、間の3版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
+ | {{topicpath | [[メインページ]] > [[:Category:中学生・高校生のための仕事ガイド|中学生・高校生のための仕事ガイド]] > [[:Category:食品・嗜好品の関連|食品・嗜好品の関連]] > {{PAGENAME}} }} | ||
+ | |||
==中華惣菜製造== | ==中華惣菜製造== | ||
− | + | 〔[[:カテゴリ:中学生・高校生のための仕事ガイド|2003年原本]]〕<br> | |
餃子(ギョーザ)・焼売(シューマイ)、ワンタン、中華麺(めん)などの製造と中華料理店への卸商です。<br> | 餃子(ギョーザ)・焼売(シューマイ)、ワンタン、中華麺(めん)などの製造と中華料理店への卸商です。<br> | ||
− | + | ワンタンの皮巻きが初歩の仕事。皮は仕入れてきて仕込みの済んだ肉を巻きます。<br> | |
− | + | 皮は乾燥していても肉のほうに湿り気があるので巻けばはがれません。<br> | |
− | + | 肉の量は勘ですが、できた形から量のよしあしがわかります。<br> | |
+ | 餃子を巻くのはひだをつくるのが難しく、初めからはできません。<br> | ||
+ | うまくなると1時間に500個くらいできます。<br> | ||
+ | 最近は機械も使われはじめましたが、まだ手巻きのよさにはかないません。<br> | ||
+ | 肉の仕込みは、肉の塊をいくつかに切り、ミンチにし、野菜と調味料を加えて釜で煮ます。<br> | ||
+ | 調味料の材料は塩、砂糖、グルタミン酸ソーダなどで、食べ物の味を決めるものになり最高の秘伝になります。<br> | ||
しかし、野菜は季節によって含まれる水分や味が違うので、仕込みは何度も試食し、調味料や水を加え、熱加減を変えて調整します。 <br> | しかし、野菜は季節によって含まれる水分や味が違うので、仕込みは何度も試食し、調味料や水を加え、熱加減を変えて調整します。 <br> | ||
− | + | 一度に30kgの肉を取り扱う作業で重労働です。夏は暑く、熱気でクーラーはききません。<br> | |
− | + | 何度も着替えをしての作業になります。<br> | |
− | [[Category:食品・嗜好品の関連| | + | 女性がごく少ないのはこの重労働のためです。<br> |
− | + | 〔給〕は〔並〕ですが、研修的な時期は〔低〕のところもあるようです。 <br> | |
− | + | [[Category:食品・嗜好品の関連|017]] | |
− | + | ||
− | + |
2017年9月25日 (月) 21:23時点における最新版
中華惣菜製造
〔2003年原本〕
餃子(ギョーザ)・焼売(シューマイ)、ワンタン、中華麺(めん)などの製造と中華料理店への卸商です。
ワンタンの皮巻きが初歩の仕事。皮は仕入れてきて仕込みの済んだ肉を巻きます。
皮は乾燥していても肉のほうに湿り気があるので巻けばはがれません。
肉の量は勘ですが、できた形から量のよしあしがわかります。
餃子を巻くのはひだをつくるのが難しく、初めからはできません。
うまくなると1時間に500個くらいできます。
最近は機械も使われはじめましたが、まだ手巻きのよさにはかないません。
肉の仕込みは、肉の塊をいくつかに切り、ミンチにし、野菜と調味料を加えて釜で煮ます。
調味料の材料は塩、砂糖、グルタミン酸ソーダなどで、食べ物の味を決めるものになり最高の秘伝になります。
しかし、野菜は季節によって含まれる水分や味が違うので、仕込みは何度も試食し、調味料や水を加え、熱加減を変えて調整します。
一度に30kgの肉を取り扱う作業で重労働です。夏は暑く、熱気でクーラーはききません。
何度も着替えをしての作業になります。
女性がごく少ないのはこの重労働のためです。
〔給〕は〔並〕ですが、研修的な時期は〔低〕のところもあるようです。