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− | <td>平成28(2016)年6月9日 読売新聞 大阪朝刊<br>
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− | 平成28(2016)年6月16日 毎日新聞 神戸版<br>
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− | 平成29(2017)年1月31日 朝日新聞 大阪地方版朝刊<tr>
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− | '''子ども食堂、広がり 孤立を避ける役割担う・貧困世帯への対応、悩み /兵庫県'''<br>
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− | 家庭の事情で十分にご飯を食べていない子どもに、低額または無料で食事を振る舞う「子ども食堂」が県内でも広まってきた。<br>
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− | 一人きりで食べる孤食対策への効果は出ているが、本当に支援が必要な子どもに手を差し伸べられていないなど、悩みも多い。<br>
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− | 神戸市兵庫区の「[[ひらのっ子食堂]]」には週3回、小学生が集い、オムライスなどを食べて親を待つ。<br>
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− | 児童養護施設を運営する神戸実業学院が昨春に開いた。<br>
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− | 学院が借り上げた集合住宅を使い、中学生以下は1食100円。<br>
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− | 日々3人ほどが訪れる。<br>
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− | 娘を預ける一人親の父親(62)は「残業しないといけない日があり、本当に助かります」と感謝する。<br>
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− | 子ども食堂は2012年ごろ、東京で始まったとされる。<br>
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− | 厚生労働省の調査で、平均的な所得の半分を下回る家庭の子ども(17歳以下)の割合(貧困率)は1985年は9人に1人だったが、2012年は6人に1人に悪化した。<br>
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− | こうした流れを受け、食堂への関心が高まった。<br>
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− | 県内でも数年前から開設されるようになり、今では少なくとも40カ所に増えたとみられる。<br>
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− | 昨春にできた「[[そのっこ夕やけ食堂]]」(尼崎市瓦宮1丁目)は、地域の団体で作る「園田地区子育て支援連絡会」が軸となり、元喫茶店を借りて毎週金曜に開いている。<br>
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− | 中学生以下は手伝いをすれば無料だ。<br>
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− | この食堂も親の仕事が終わるまでの孤立を避ける場としての役割を主に担う。<br>
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− | 事務局を務める尼崎市社会福祉協議会園田支部の足立博昭さん(52)は、学習支援の場にも発展できればと願う。<br>
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− | 「[[子ども食堂わんは~と加古川]]」(加古川市尾上町)は第1、3金曜に無料で食事を振る舞う。<br>
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− | ゴスペル教室に通う主婦を中心に昨春開き、今では10人以上が集うにぎやかな場になった。<br>
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− | 代表の藤田のりえさん(66)の理想は「地域の憩いの場」だという。<br>
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− | 「子どもだけでなく、誰もが安心して立ち寄れる感じになればいいですね」<br>
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− | 一方、子ども食堂を運営する関係者の多くが、経済的に厳しい世帯への対応に悩む。<br>
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− | 足立さんは「偏見を持たれたくないなどで、表に出ない場合がほとんど。気軽に寄ってもらう策を考えていきたい」。<br>
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− | 神戸実業学院の金子良史理事長(67)は「ネグレクト(育児放棄)などの深刻な事態を拾い上げるまでに至っておらず、課題は多い」と言う。<br>
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− | 〔◆平成29(2017)年1月31日 朝日新聞 大阪地方版朝刊<br>
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| [[Category:子ども食堂・兵庫県|ひらのっこしょくどう]] | | [[Category:子ども食堂・兵庫県|ひらのっこしょくどう]] |